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Difference Engine とは
英『エコノミスト』誌(May 14, 2013)に、Automation for the elderly. Difference Engine: The caring robotと題する、日本の介護ロボットに関する記事が掲載されていますが、タイトルのDifference EngineとThe caring robotの関連性が分かりません。前者は「階差機関」といった訳語が あるようですが、記事の内容との結びつきが不明です。記事本文は長めですので、上記タイトルで検索してお読み頂いた上で、ご教示頂けますならば幸いです。よろしくお願い申し上げます。
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比喩でしょう。 Charles Babbageが作ったDifference Engineが後に目覚しい発展を遂げるコンピューターの先駆となったように、日本人が作っているcaring machineは、今後目覚しい発展を遂げていくであろう介護用機器の先駆となるだろう。 そういう意味合いを込めたタイトルだと思います。
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- jjubilee
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#1さんのおっしゃるとおり比喩だと思いますが、どのような"analogy"かということが分かりにくいですね。機械式計算機ということで、ふと例のパスカルも計算機を作っていたなあと思い出しました。 機械式計算機の歴史を見ると、以下のサイトに見られるように、パスカルやライプニッツやここに出てくるバベッジその他の方々が色々な計算機を公案・制作されています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/機械式計算機#.E3.83.90.E3.83.99.E3.83.83.E3.82.B8.E3.81.AE.E8.A8.88.E7.AE.97.E6.A9.9F バベッジの「階差機関」"Difference Engine"だけをわざわざ、日本の介護ロボット(介護マシーン)の紹介に使われたかというと、もっとも現代のコンピューターに近くかつ物理的な機械であるという点で比喩に使われたのではないかと思います。 他の計算機はほとんどが加算機程度のもので、かなり高レベルの「多項式の数表を作成するよう設計され、対数も三角関数も多項式で近似できる」機能をもった計算機のようです。このあと、これを一歩進めた「解析機関」という計算機も設計したそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/解析機関 この「解析機関」"analytical engine"で初めてプログラム可能になったそうです。このエコノミストの記者がどの程度、機械式計算機のことを知って、比喩として使ったかは分かりません。しかし、バベッジの初期型計算機(コンピューターと呼べるかもしれないもの)の名前が、「階差機関」"Difference Engine"とその後設計された「解析機関」"analytical engine"と呼ばれ、あとの名詞"engine"は、現代では"computer"という語で置き換えられると思います。まえの名詞"difference"と"analytical"は機能を指しているのだと思います。 したがって、ここの比喩は、最初の名詞"difference"と"analytical"はあまり関係なく、隠れた意味、つまり光の速度の「電気・電子」ではなく、人間の速度の「機械」という意味が暗示されており、以下のような図式になろうと思います。 「介護(人間の動き)」+「コンピューター」=「機械式(人間の動き)」+「engine(計算機)」というアナロジーとして使われているのであろうと思います。 だらだらと長くなりましたが、"Have I made myself understood?"の気持ちです。
お礼
関連した情報提供と共に、別の解釈をご教示頂き、とても勉強になりました。心よりお礼申し上げます。
- oignies
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記事をはりつけるくらいしてください。 基本的に辞書なし、一瞬でわかる範囲で、かつ宿題等の 丸投げでないものについて答させていただいています。 そもそも、タイトルについていえば、記事全体をよんだうえ で、なるほど、とわかるひとにはわかる程度のことも多く 英語学習者であれば、タイトルが最初からわからないか らといって、そのことにこだわるのはあやまりです。
お礼
質問の出典提示の仕方や質問の方法のお叱りを受けまして大変恐縮しております。今後質問の際には、十分に注意して、ご教示を願うように心がけますので、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。記事のタイトルの読み方やご注意を頂戴し有難うございました。
- d-y
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ちょっと訂正。 (誤)caring machine → (正)caring robot (誤)介護用機器 →(正)介護用ロボット でした。
お礼
早速、ご丁寧なご教示を頂き、誠に有難うございました。改めて、原文を読み直してみますと、ご指摘の通りと合点がいきました。大助かりです。重ねて、心よりお礼申し上げます。