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軸索と樹状突起について
大学入試問題で解らない問題があります。是非教えてください。 問題文:・・・神経細胞は互いにはなれた細胞の間で長い突起を使って情報を伝える。 問:(問題文の)長い突起 について、もっとも主要な突起を2つ記せ。 解答:軸索(神経突起)、樹状突起 この問題で疑問があります。 樹状突起の中で突出して長いものを軸索だと理解していましたが、この問題文では軸索と樹状突起を同列に扱い設問しているようです。樹状突起が軸索と同程度の長さのニューロンがある、と考えても良いのでしょうか? ニューロンで突起状形態をした部分については軸索と樹状突起の2つしか知りませんでしたが、主要な突起を2つ、ということは他にも突起状のものがあるのでしょうか? そして、あるいは問題文の読み込み方が間違っているのでしょうか? 宜しくお願いいたします。
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- big-lee
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元高校生物教師です。 質問の通り、突起には樹状突起・軸索の2種類しかありません。 高校生物の教科書では、一般的な神経単位として運動神経のモデルが扱われます。細胞体から出る多数の突起「樹状突起」と一本だけの突起「軸索」がわかりやすいからです。 役割はもちろん樹状突起が情報の受容で、軸索が次の神経単位や作動体(筋肉など)への情報の受け渡しですね。軸索の末端はシナプス間隙にアセチルコリンなどの神経伝達物質を放出する仕組みがあり、樹状突起は神経伝達物質の受容体があるため、シナプスで情報の交通整理(一方通行)が行われます。 但しそれぞれの長さ、樹状突起の本数及び突起の出方はまちまちです。教科書や図解を見ると運動神経以外にも様々な形態をした神経単位が載っていると思います。もう一度網膜や感覚神経の図を見直してください。 参考URL(京都大学)には5種類の神経単位の図が掲載されています。ちなみに感覚神経はDのタイプです。
- big-lee
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元高校生物教師です。 質問の通り、突起には樹状突起・軸索の2種類しかありません。 高校生物の教科書では、一般的な神経単位として運動神経のモデルが扱われます。 細胞体から出る多数の突起「樹状突起」と一本だけの突起「軸索」がわかりやすいからです。役割はもちろん「樹状突起」が情報の受容で、軸索が次の神経単位や作動体(筋肉など)への情報の受け渡しですね。軸索の末端はシナプス間隙に神経伝達物質を放出する仕組みがあり、樹状突起は神経伝達物質の受容体があるため、シナプスで情報の交通整理(一方通行)が行われます。 但しそれぞれの長さ、樹状突起の本数及び突起の出方はまちまちです。教科書や図解を見ると運動神経以外にも様々な形態をした神経単位が載っていると思います。もう一度網膜や感覚神経の図を見直してください。 参考URL(京都大学)には5種類の神経単位の図が掲載されています。ちなみに感覚神経はDのタイプです。
- myeyesonly
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こんにちは。 >樹状突起の中で突出して長いものを軸索だと理解して・・・ちょっと違います。 それぞれに役割があり、代替は利きません。 信号の入力が樹状突起、出力が軸索です。 つまり、刺激のシグナルは、ある神経細胞の軸索→次の神経細胞の樹状突起、という方向に流れます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%83%9E%E4%BD%93 http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/Sinkeihp.htm
お礼
回答をつけてくださりありがとうございました。生物は面白い!というのが感想です。
お礼
回答をつけてくださりありがとうございました。ニューロンは神秘的な部分があり面白いですね。もっと勉強します!!