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井上陽水「氷の世界」の歌詞
「人を傷つけたいな 誰か傷つけたいな だけどできない理由は やっぱりただ自分が怖いだけなんだな そのやさしさを密かに 胸に抱いてる人は いつかノーベル賞でも もらうつもりでガンバっているんじゃないのか」 http://www.kasi-time.com/item-12192.html 歌詞中の「そのやさしさ」とは何でしょうか? 他人を傷つけるのは怖いということでしょうか。 「ノーベル賞でももらうつもりでガンバって」というのは 何もかも犠牲にして一心不乱に勉強していることでしょうが、 「そのやさしさ」とどう関係がありますか? よろしくお願いします。
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「やっぱり(やはり)」がキーワードになると思います。 意味は「以前と同じ状況であるさま」です。 http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E3%82%84%E3%81%AF%E3%82%8A&stype=1&dtype=0 歌詞の中における「以前」とは「自分が怖いだけなんだ」という解釈が為される前、ということになるでしょう。 そのような(正しい)解釈が為される前の、つまり、まちがった解釈であるところのやさしさが、「そのやさしさ」ということになります。 他者を傷つけることができない理由は(自らの)優しさなのだ、と勘違いしているような人は、(たとえばノーベル賞をもらって有名になりたいとか)何か他人から褒められたいがためにがんばったりしているのではないか。 本来、がんばるというのは、そういうことじゃないはずなのに・・・。 大体、こういったことじゃないかと思います。
その他の回答 (6)
陽水の詞は感性だけでつくられたもので、整合性はないと思います。 この詞は「氷の世界」でくくればいいのではないでしょうか。 冷ややかな、感情のない、すべすべした言葉だけの世界 なにかしらむしゃくしゃして爆発したい、他人に干渉して悲鳴を上げさせたい不条理な感情のたかまり それを押さえているのはその爆発の結果が自分にとって不明なので怖くてやれないというだけの情けない理由だ 他人から見ればその風景は「やさしいひとだ」とみられているわけだろう。 意味はないが、当人にとってはその現象の解明でノーベル賞がもらえるかもしれないような大層ななぞなのだ。 がんばるという言葉は陽水が好んでつかったものです。 詞の中の人間はさほどがんばっているわけではありません。 凍りついているだけでしょう。 なんとなく緊張しているようには見えます。 詞の内容は、一言で言えば「シュール」です。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#5です。 一応、つながりという点に関して明確にしておきますと、 本来、がんばるというのは、そういうことじゃないはずなのに、そうしたことでも(やさしさの解釈と同様に)勘違いをしているのではないか、ということです。
- pupPeTeer119
- ベストアンサー率30% (633/2077)
私は歌詞は“詩”なのだと思っています。 作詞者は自分の思いを詩の中に込めている分けですが、その内容は受け取る人によって変わってしかるべきものなのだと、個人的にですが思っています。 従って、歌詞の意味について人に問うことは正直、ナンセンスなことだと思います。 質問者さんが“意味が通らない”、“意味が分からない”、“変だ”、と感じられるのであれば、それは今の質問者さんが現時点でそのように感じる、という、その事だけで十分なのだろうと思います。 結局のところ、“歌詞の解釈に正解は無い”と思うのです。 色々な回答を寄せられると思いますが、そのどれもがその回答を付けた方にとっての正解、という理解で良いのだと思います。 因みに私はその部分については前後に脈絡は無いと考えています。 私にとって、『そのやさしさ』という言葉が出てくる直前の歌詞は“やさしさ”という単語を誘発するものでは無いので、全く繋がらないのです。 従って、直前の歌詞はそれ自体独立しており、次いで出てくる『そのやさしさ』の指すべき“その”の部分はザックリと省略されてしまってるのだろう、ノーベル賞を狙えるほどの優しさなのだから、マザーテレサとか、そういう人達の持つレベルの優しさなんだろうなぁ、などと考えてしまうわけです。 以上、こういう考え方もある、程度にご理解の上、読み流して下さい。
「やっぱりただ自分が怖いだけなんだな」=傷つけない理由は、人を傷つけた後に襲ってくる、自分への劣等感が怖いから。善悪の判断ではなく。 「そのやさしさ」=優しさと取り違えている、劣等感への恐れ、弱さ。 「ノーベル賞でももらうつもりでガンバっている」=とても良いこと、人として正しいこと、立派なことだと取り違えて、一生懸命自分をごまかし続けている。 神様はいなくなった。 単純に信じて、心が頼れるものが無くなった。 個人主義、自己本位、自意識過剰・・・自己。 誰もがみんな、自分の存在価値を、自分に問わなければならなくなってしまった。 その苦しみに耐えられず、自分をごまかしながら生きようとする、ごく普通の人たち。 自由、人格の尊重を追求し続けた結果の悲劇を、この歌は歌っているのだろうと思います。
- yasuto07
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私は違うのかなと、、、、。革命家、、、。何処かを爆破したい人は、その優しさを持って、小市民として暮らす、ということでは。 例えば、原爆を作った人、ノーベル賞の主催者、ダイナマイトを発明したんですよね。 原子力発電所の、許可を出す人。 小市民として、優しい生活でしょう、、、。でも、福島のように、一度事故を起こせば、大惨事、、。 それでも、誰も責任を取らない優しさ、、、。意味わかりますか?。
- てんてん てんまり(@ten-temari)
- ベストアンサー率74% (59/79)
「そのやさしさ」=「人を傷つけられないやさしさ」でしょう。 そして、ノーベル賞には「平和賞」というのがあるのですよ。つまり「ガンバって」いるのは一心不乱に勉強しているという意味ではなく、なにごとも他人を傷つけないで(平和に)済ませようと「ガンバって」いる、という意味でしょう。