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スガシカオ『Progress』歌詞の解釈について。
みなさんは、スガシカオ『Progress』の歌詞をどのように解釈されますか? NHKのプロフェッショナルのテーマ曲でスガシカオさんの 『Progress』という曲があると思います。 とても好きな曲です。 http://www.kasi-time.com/item-16377.html 二番の歌詞で、以下のような部分があります。 「空にはいつでも まるでぼくらの希望のように こぼれそうなくらい 星が輝いて 届かないその手を伸ばしたんだ ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て かわいそうに・・・なんてつぶやいてる こんな自分 ケリたくなるくらい キライ!」 その中で、 「ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て かわいそうに・・・なんてつぶやいてる」 の部分が何を表しているか、わかりません。 皆さんはどのように解釈されますか? もちろん歌詞なので、自分の好きなように 考えれば良いと思うのですが... つまり、ケリたくなるくらいにキライになる 自分とは、どのような自分だと思われますか? できる限り多くの方々の意見をもらえればと思って 再投稿させていただきました。 よろしくお願いします。
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- hrmskz
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二番の歌詞を検討する時は、一番の歌詞と照らし合わせると良いと思います。 質問者さんの挙げている二番の部分と対応した一番の歌詞は、 1ぼくらは位置について 横一列でスタートをきった つまずいている あいつのことを見て 本当はシメシメと思っていた 2誰かを許せたり 大切な人を守れたり いまだ何一つ サマになっていやしない 相変わらず あの日のダメな ぼく 1「ぼくらは……」では同じスタートを切った「あいつ」を、シメシメと思って「いた」 昔は、他人をそう思っていたということ。 2「誰かを……」では、「いまだに」何一つサマになっていない相変わらずな「ぼく」 今、他人を笑うことのできない、相変わらずな自分。 「昔」と「今」、「他人」と「自分」という構図。 これを二番にも当てはめると、 3空にはいつでも まるでぼくらの希望のように こぼれそうなくらい星が輝いて 届かないその手を伸ばしたんだ 4ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て かわいそうに… なんてつぶやいてる こんな自分 ケリたくなるくらい キライ! 3「空には……」では自分がもつ「希望」が世界(空)にあふれ、届かなくても手を「伸ばした」 昔は、理想に届こうと自分が努力した。 4「ガラスケース……」では他人につくられた(飾られた)悲しみを見て、他人事のようにかわいそうに…とつぶやく。自分がキライ! 今では、人から与えられるように簡単に手に入る悲しみ(or逆の「喜び」)を、他人事のように一人前に感じる。そんな自分が嫌い。 昔は、理想に燃えて、そこにある喜びをつかもうとしていた自分がいたのに、今では体当たりではなくなり、作られたような簡単に手に入る感動と会う毎日になってしまった。その時に他人事のように同情する。そんな嫌な大人になった自分がキライ! ということかなと思います。 私見です。
- mckkitchen
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スガシカオさんは、ご存知の方もいると思いますが、会社員をされていました。 かなりやり手の企画マンだったそうです。 そのときの女性の上司に「スガくん、自分の企画やアイデアをかわいがりすぎてはだめよ」と言われショックを受けたと話していました。 それをProgressの歌詞に当てはめると・・・ 「ガラスケースの中 飾られた悲しみを見て かわいそうに・・・なんてつぶやいている」は、自己満足をしているだけ、かわいそうに・・・で行動が終わってしまっている自分。そう思っているのなら行動に移せばいいのに、と思っているのにそれができない自分。 手を伸ばしたら、目指したいその先があるのにそれをしない自分のことを、キライと言っているのではないでしょうか? そして2番のサビ、「誰も知らない世界へ向かって行く勇気を“ミライ”っていうらしい」につながっていくと思います。 自分の殻や、壁を破るのは大変なこと。それでも「あと一歩だけ、前に 進もう」と背中を押してくれています。 私も大好きなこの曲。ほんと元気をもらえますね。 私なりの解釈ですが、参考になれば嬉しいです。
Progressは日本語だと「進行状況」 動詞だと「進歩する」とか「前進する」っていう意味だけど そんなタイトルがついている事を考えたら この曲のメインテーマはまさに 現状を劇的に変化させて行く事は出来なくても とにかく自分なりに前に進んで行こう! 明日に踏み出して行こう! っていうところにあるのでは? 曲の最初に ぼくらは位置について横一列でスタートを切った という歌詞がありますね。 生まれた時もそうだけど 義務教育を終えるまで または学生生活を終えるまでは だいたい位置的には同じラインに立っていると考えると そこから自立して行く大人としての人生は その場所や状況も様々ですね。 そんな中で 自分は他人に比べてどうなんだろう? 上手くやれてるんだろうかと悩んだり 歳を重ねるごとに 自分が想像してた未来の自分にはほど遠いと 挫折感を抱く事もあるでしょう でも、きっとその葛藤こそが 時分らしさを作って行くんじゃないかなと思います。 ガラスケースの中 飾られた悲しみは もしかしたらテレビに映し出される悲しいニュースかもしれないし ショウウインドウに飾られた 個性の押し売りのようなファッションかもしれない その悲しみをただ可哀想にとしか言いようの無い自分 チカラの無い自分に嫌気がさすのかも知れないし その没個性なファッションから自分は脱したところに位置しているのか という不安を感じる事に情け無さを感じているのかも知れない。 質問の部分については、そんな風に感じられます。 歌詞のその一部分だけじゃなく その前後と全体のテーマを感じながら聞くと また違うものが見えてくるかも知れないし、 また少し時間が経ってから聞き返すと 前は感じなかった事がわかったような気がする事もあると思います。 自分の人生や友達に起った出来事にリンクして その時々で変化して聴こえてくる事があるかもしれません。 どうでしょうか?参考になりましたか?