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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:プロジェクト評価のためのフリー・キャッシュフロー)

プロジェクト評価のためのフリー・キャッシュフローとは?

このQ&Aのポイント
  • フリー・キャッシュフロー(FCF)は、あるプロジェクトの事業性評価に使用される指標です。
  • FCFは税引前営業利益、減価償却費、設備投資額、増加運転資本から求められます。
  • FCFの計算において、税引前営業利益を使用する理由や、税引前営業利益×実効税率で法人税を計算する理由については複数の理論が存在します。

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回答No.1

おっしゃってるFCFはいわゆるFCFF(Free Cash Flow to the Firm)と呼ばれるもので債権者および株主に帰属するFree Cash Flowなので税引前営業利益をベースに計算します。これとは別にFCFE(Free Cash Flow to the Equity)という概念もありますが、こちらは株主のみに帰属するFree Cash Flowです。 なのでなぜ税引前からスタートするのかといえば定義がそうなっているからということになると思います。 (1)については、無金利というよりは、金利を控除したら債権者部分に帰属する価値が算定できなくなってしまうのであえて控除しないということだと思います。プロジェクト自体のファイナンシングはデットとエクイティ両方のソースを含んでいますので。 (2)についても上と同様です。債権者の期待利回りと株主の期待利回りを織り込むためにWACCを使います。つまり、債権者と株主の期待回りを本業のキャッシュフローが上回って初めてプロジェクトNPVが正になり、プロジェクト投資意思決定にGoが出ることになります。 2.おっしゃるとおりずれますが2カ月程度ですので、翌期末のキャッシュフローにいれるとなると10カ月ずれる計算になってしまいます。NPV算定上はより歪みが大きくなる可能性が高いと思います。

yg-noriko
質問者

お礼

ご丁寧な回答、ありがとうございました。フリーCFFのフリーの意味は、投資家(株主+債権者)に対し自由に使えるという意味なので、これらの人たちに分配される支払利息や配当等を当然含んでいなければならないということですね。だから、それを含んだCFを、銀行金利と株主期待利回りの両方を加味したWACCで割り引き、その結果で事業の採算性を評価すると考えれば、すっきりします。今後も、よろしくご指導下さい。

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