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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:0.1mol/L濃度の炭酸ナトリウム水溶液を作る)

0.1mol/L濃度の炭酸ナトリウム水溶液の作り方

このQ&Aのポイント
  • 質問者は0.1mol/Lの濃度の炭酸ナトリウム水溶液を作りたいが、正しい方法がわからない。
  • 選択肢の中で正しい方法は「28.6gのNa2CO3・10H2Oを水に溶かして1Lとする」であり、これを選んだものの構成について自信が持てない。
  • 炭酸ナトリウムのモル濃度が1mol/11molとなり、目標の0.1mol/Lとは異なるため、質問者は考え方について疑問を持っている。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cbm51901
  • ベストアンサー率67% (2671/3943)
回答No.1

まず、水溶液の【濃度】というものを確認しておく必要があります。 水溶液の【濃度】 mol/L = (溶質が溶解されている)溶液1L当たりに含まれる溶質のmol数 ◆選択肢 (1) の場合: Na2CO3となっていますから、これは「炭酸ナトリウム無水和物」です。 炭酸ナトリウム無水和水Na2CO3の分子量は106 なので、10.6g は 0.1mol です。 さて、0.1mol の溶質を、水1Lに溶かすとどうなるか? 溶質が中に溶けることによって、水(溶液)の体積は1Lよりも若干増えるでしょう。 よって、水溶液の濃度は 0.1mol/L とはなりません。 ◆選択肢 (4) の場合: Na2CO3・10H2Oとなっているので、これは「炭酸ナトリウム十水和物」です。 分子量は 106 + (18.0 X 10) = 286 0.1molは28.6gです。 10.6g は 0.1mol には到底満たないので、いくらこれを水に溶かして1Lとしても、0.1mo/Lの濃度は期待できません。 ◆選択肢 (5) の場合: 「炭酸ナトリウム十水和物」です。 分子量は286、 28.6g が 0.1mol にあたります。 選択肢 (1) のケースと同様、0.1mol の溶質をいくら水1Lに溶かしても、溶質が溶けることによって溶液(水1L)の体積が変わってしまうので、0.1mol/Lの濃度は期待できません。 ◆選択肢 (3) の場合: 「炭酸ナトリウム十水和物」です。 分子量は286、 28.6g が 0.1mol にあたります。 「971.4ml の水に溶かす」とあります。つまり溶質 28.6g が溶けることで、溶液である水の体積が28.6ml 増えて、1000ml (1L) 丁度の水溶液になる、という過程の上に成り立っています。しかし、溶質(炭酸ナトリウム十水和物)に含まれている水の量は 18g (18ml) 相当ですので、この過程は成り立ちません。 ◆選択肢 (2) の場合: 「炭酸ナトリウム十水和物」です。 分子量は286、 28.6g が 0.1mol にあたります。 炭酸ナトリウム十水和物は、水に溶けると、Na2CO3と、10H2Oに分離します。そして分離した10H2Oは溶液である水と同化します(溶質から溶液の側に「寝返ります」)。 Na2CO3・10H2O x 0.1mol → Na2CO3 x 0.1mol + H20 x 1mol この結果、溶液としての水の体積が「増えて」しまうのですが、設問では、「 ~を水に溶かして1Lとする。」となっています。つまり、十水和物の”寝返り分”は予め考慮済みで、水溶液の体積が最終的に 1リットルに ”落ち着く” ようにするのです。例えば、800mL の水に28.6gのNa2CO3・10H2Oを溶解させた後、1000mLになるまで徐々に水をつぎ足していき、0.1 mol/Lの水溶液1Lをつくるわけです。 正答は (2) になります。

nicknick1225
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます よく問題をみて考えればわかる問題でした(読解力の無さを反省しました) →回答内容をヒントに考え方の面でもすっきり出来ました(どうにかして炭酸ナトリウム0.1molを入れて、水溶液1Lにするという当たり前の設問を、変に複雑に考えてしまい、困惑していました)

その他の回答 (1)

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.2

濃度は小学校の割合の計算と同じです。 濃度とは、溶質/溶液ですが、化学では様々な濃度が、その利用目的に合わせて用いられます。  モル濃度は、1L中の溶質のmol数で示す濃度で、液体の測定方法で最も容易な容積で、目的物質の物質量を計測できるため、よく用いられる方法です。  この問題のポイントは二つあります。 1) 溶質はNa2CO3であること。 2) 測定する物質は無水物と水和物(1水和物・10水和物)の3通りがあること   蒸す異物は吸湿して一水和物へ、10水和物は風解して一水和物になる。   最も安定なのは一水和物  1水和物は設問にないので無視  ※水和物は水溶液となったときは水和物ではない。  まず、簡単な計算をしておきます。 0.1molの炭酸ナトリウムは、 無水物換算:106g 10水和物換算:286g となります。よって 無水物10.6gを水溶液にし水溶液の全量を1Lにする 10水和物換算:28.6gを水溶液にし水溶液の全量を1Lにする の何れかになります。  (1).10.6gのNa2CO3を1L水に溶かす。  (2).28.6gのNa2CO3・10H2Oを水に溶かして1Lとする。 正解!!  (3).28.6gのNa2CO3・10H2Oを971.4mlの水に溶かす。  (4).10.6gのNa2CO3・10H2Oを水に溶かして1Lとする。  (5).28.6gのNa2CO3・10H2Oを1Lの水に溶かす。 念のため(より理解するため)他について  (1).10.6gのNa2CO3を1L水に溶かす。      溶媒の量なので違う、多分1Lを越えてしまう。  (3).28.6gのNa2CO3・10H2Oを971.4mlの水に溶かす。      1000gの水溶液だけど密度が1以上のはずなので体積は1L以下  (4).10.6gのNa2CO3・10H2Oを水に溶かして1Lとする。      10水和物だと28.6g必要  (5).28.6gのNa2CO3・10H2Oを1Lの水に溶かす。      溶液の体積なので水溶液の体積はこれより大きくなる。  水和物に含まれる水は、溶液の一部になってしまうので、炭酸ナトリウムの物質量には無関係。求めるのは炭酸ナトリウムの物質量、設問が「炭酸ナトリウム10水和物の濃度」ならよいが、ありえない。  炭酸ナトリウム10水和物に含まれる炭酸ナトリウムのモル数だけを考えること。

nicknick1225
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます よく問題をみて考えればわかる問題でした(読解力の無さを反省しました) →回答内容をヒントに考え方の面でもすっきり出来ました(どうにかして炭酸ナトリウム0.1molを入れて、水溶液1Lにするという当たり前の設問を、変に複雑に考えてしまい、困惑していました)

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