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魚料理と肉料理の大きな違い。
よく、たんぱく質は肉じゃなくて魚からとれ!といわれるのですが、カロリーという面で見たらどちらも違いないように感じます。 で、二つの大きな違いは「油」ってことであっているでしょうか? 肉料理で300キロカロリー摂取するのと魚料理で300キロカロリー摂取するのだと油の量が全然ちがう。だから魚はヘルシー!ということですか?
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肉類は血中コレステロール・血中中性脂肪を増やす飽和脂肪酸が多い。だから肉類に含まれる脂質は固体です。 それに対して魚類は血中コレステロール・血中中性脂肪を減らす不飽和脂肪酸が多く、脂質は液体です。 脂質というのは1つのグリセリンに3つの脂肪酸が結合した分子構造で、カロリーというだけなら脂肪酸が何でも同じなのですが、その脂肪酸にはいつくもの種類があり、脂肪酸によって人体での働きが大きく違うんです。細かく言えば、もっと違うけど、おおまかに言えば前述のとおり。 脂肪酸の働き、欠乏症、過剰症 http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_desc/d_fatty_acid_po.html もう1つの問題は、脂質が活性酸素の働きで過酸化脂質になって肌が老化するといったことです。過酸化脂質は人体に大変有害です。こうした活性酸素の害を防ぐにはビタミンEなどの抗酸化作用のある栄養素が必要です。 ビタミンEは油、種実類、魚卵に多く魚類にも多いのですが、肉類には少ない。肉類は抗酸化作用のある栄養素をほとんど含んでいないのが問題なんです。 3つめは肉類には、抗がん作用や抗腫瘍効果のある脂肪酸の一種であるDHA,EPAがほとんど含まれていないことが指摘されます。これらは魚類に多く含まれているのです。 私達はハム、ハンバーグ、ベーコン、ソーセージといった加工食品によって日常的に肉類を摂取していますから、ことさら肉料理など食べる意味は全くない。 飽和脂肪酸は肉類だけでなく加工食品に使われるパーム油、バターにも多いので、これ以上摂取する必要は全くない。 さらにたんぱく質は魚類・肉類だけでなく、穀類・豆類・魚介類・乳製品・木の実類などにも豊富で、すでに現代日本人はたんぱく質過剰摂取になっています。 一にも二にも肉は百害あって一利なし。これほど有害な食材は他にありません。 肉類は現代日本人が不足しがちなカルシウム、鉄分、ビタミンD、ビタミンE、食物繊維、ビタミンCといった栄養素をほとんど含まないか全く含んでいない。 それに対して、魚類は骨ごと食べる魚、つまり煮干し・ししゃもなどに特に多いが、それ以外にも無視できない量のカルシウムを含んでいます。 たんぱく質とカロリーだけで魚類と肉類を比較するのは無意味の極致なんです。
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- 植松 一三(@jf2kgu)
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例えばDHAとかEPAを聞いたことないですか? 魚類は不飽和脂肪酸と言って、血液をサラサラにする効果が有ります カロリーとかではなく、不飽和脂肪酸を取る事によって、血栓などが出来にくくなるのです≪出来ないではないですよ≫