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「ひとむかし」はなぜ「前」と一緒に使うのでしょうか

 日本語を勉強中の中国人です。「ひとむかし」はなぜ「前」と一緒に使うのでしょうか。「ひとむかし」にはすでに「前」の意味が含まれているような気がします。一緒に使うと、意味が重なって重複しているように感じております。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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  • cxe28284
  • ベストアンサー率21% (932/4336)
回答No.9

一昔前という言い方は日本語の言い回し「言葉の使い方」です。 一昔~もう昔だと感じられる程度の過去ふつう10年前をいう。 これにも前がついているじゃないかと思われるでしょうが、 一昔を説明し強調していると思えばいいのではないかと思います。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございました。これは理解しやすいですね。

その他の回答 (8)

  • 1582
  • ベストアンサー率10% (292/2662)
回答No.8

同じ意味を重ねた言葉はいっぱいあるけど

awayuki_cn
質問者

お礼

 それはそうですけどね。ありがとうございました。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.7

「むかしまえ」でしたら確かにおかしいと思います。 これは「ひとむかし」である程度の期間を表わしているからではないでしょうか。 つまり「ひと昔・前」=「十年ぐらい前」と読めばおかしくはないわけです。「1・昔前」ではないわけです。 「ひとむかし」の「ひと」は、わざとあやふやにする言葉だと思いますが、(他の人が言っている「韜晦」) この場合は「ちょっと」「軽く」のような意味です。 「昔っていうけど、それって最低どれぐらいの事いうのかな?」という誰もが持つ疑問を言葉にして、一応こんなもんが平均的かなと定義したのが「十年ひと昔」で、誰もが納得できる数字だから言われ続けているのだと私は思います。 「ひと」を使っている例 ひところ、ひとねむり、ひとしきり、ひと仕事、ひと息入れる、ひと足先に、ひと汗流す、ひと荒れ たとえば「ひとそろい」=one set という言い方がありますが、この場合も「ひとそろい揃う」というふうに重ねます。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に回答していただきありがとうございました。とても参考になりました。

  • pluto1991
  • ベストアンサー率30% (2015/6674)
回答No.6

共起表現。 (中国語では共起成分?) といいます。 「しとしと降る」といえば「雨」。 雪ではありません。それが共起。 「ひとむかし」 といえば「前」。 未来ではありません。 ひとむかし という前置詞が  前(以前の意味) に係っていると考えれば理解出来ます。 「どれぐらいの以前なのか」を比喩で表現しているのですね、  「時代が一つ前、というほど以前のこと」

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。「共起」は初めて知りました。大変参考になりました。

  • bgm38489
  • ベストアンサー率29% (633/2168)
回答No.5

「ひとむかし」は、それだけでは昔のことを表わしませんね。普通、「十年ひとむかし」といい、十年単位をひとむかしとしますが、「ひとむかし」は、過去に向かって十年ということを表しているだけです。 現在から、過去に向かって進行方向がセットされた。進行距離も、十年とセットされた。これに前がついて、初めて過去に向かって十年前、となるのです。 「ひとむかし」だけで用いるのは、「十年ひとむかし」ぐらいか見当たりませんね。 (もちろん、「ひとむかし」は個人的な感覚によるもので、十年とは限りません。) 1.私が音楽に夢中だったのは、ひとむかし前の事だ。 2.私が音楽に夢中だったのは、ひとむかしの事だ。 これは1が正しい。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。とても参考になりました。

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.4

この場合の「一昔」は「一昔ほど」といった程度副詞の連体詞的用法ともいえる韜晦話法の一つです。 「ひとむかし」といえば、物すべて移り変わった「大昔」に対して、話者の目当とする事項の変化だけを遡った形で、その限りでの隔たり具合を仄めかして、わざと漠然と時代精度や変化内容を相手が受け入れやすいようにその「前」の度合いを曖昧にすし、わざと韜晦させた言い回しです。 その古くは66年、33年、21年前を言ったものですが、その後17年、12年、ついには「拾年一昔」などと、その遡るべき「前」の年数をワザと曖昧にして、例えば「一昔前とは事情が違う」といえば、聞き手側は「前」の度合いが明快ではないため、ついつい「マア、それはそうだけど…」とひとまず相槌を打たざるを得ないように、当り障りのない会話の流れを意識しているのであり、それはまた見方によってはズルいやり方でもあります。 これを、普通の程度副詞で「ずっと前」とか「かなり前」「少し前」などと言おうものなら、ただちに聞き手側から「ずっと」って「いつぐらいのことだ」とか「いくらなんでも少し前ってことはないだろう」など反論が返りますが、「一昔(ほど)前」といえば、お互いに自分に都合の良い歳月を想定して何となく折り合いが付くという、極めて日本的な(?)程度形容表現です。

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただきありがとうございます。大変参考になりました。

回答No.3

  あまり難しく考えないほうがいいですね ひと昔前 で一つの慣用句です、理屈は要りません

awayuki_cn
質問者

お礼

 そうですね。ご回答ありがとうございました。

  • j-mayol
  • ベストアンサー率44% (240/540)
回答No.2

まずは質問文についてですが、 一緒に使うと、意味が重なって重複しているように感じております。 「重なって」と「重複しているように」が重複表現ですのでどちらか一方にするのが正しいでしょう。 本来「一昔」には昔という過去や前といった意味を持つ語が含まれています。ところが、おそらく、一昔という言葉を使用するときには期間や長さのほうの意味に重点が置かれ、だんだん、過去や前といった意味が薄れて行ったのかもしれません。そのため、重複表現とも思える一昔前という表現になっていったのではないでしょうか?

awayuki_cn
質問者

お礼

 ご親切に教えていただきありがとうございます。とても参考になりました。質問文の添削にも感謝いたします。

  • marbleshit
  • ベストアンサー率49% (5033/10253)
回答No.1

ぴったりと英語のa long time agoに相当します。 『ひとむかし』ではa long timeの意味しか出ません。 http://eow.alc.co.jp/search?q=A+long+time+ago 日本語の文章は完璧過ぎます。

awayuki_cn
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。がんばります。