Ich habe ein Aktives Hobby.
正しいのはこちらです。Hobby が中性名詞であるため4格(直接目的格・対格)の不定冠詞は ein、形容詞の混合変化は -es 語尾となります。eine は女性名詞であり形容詞は -e 語尾をとります。
形容詞の変化は一覧表をただ眺めるだけではやたら面倒なものに見えますが、なぜそうなるのかをまず考えてみましょう。
ドイツ語には4つの格がありますが、それを一番充分に示すのは定冠詞(と定冠詞類と呼ばれる、同様の変化をする語群)です。
男 der, des, dem, den
女 die, der, der, die
中 das, des, dem, das
複 die, der, den, die
この語尾部分が定冠詞と定冠詞類には、少しの例外があるものの、共通して付き名詞の格を表します。まずはこれを頭に入れてください。名詞そのものの変化も強変化、弱変化、混合変化、不規則変化などいろいろあってそれなりに複雑ですが、現代語ではそれだけで格を表す力は不足しています。
では、定冠詞(類)が付かないときは格をどうやって明示するか、もし形容詞があればそれが定冠詞(類)に代わって格を明示します。形容詞の強変化と上記の定冠詞の語尾を比べるとほぼ同じであることが分かります。格を明示できるほど大きく変化する、明示する力が強いことから強変化と呼ばれます。
定冠詞(類)があれば形容詞は格を示す役割を免除されます。このときは変化が小さい(-e と -en だけ)、それだけでは格を表すことができないということで弱変化と呼ばれます。それだったら全部同じでいいじゃないかと思うのも当然ですがそればかりは仕方ありません。弱変化の基本は「1・4格で -e 2・3格で -en」です。
ところで、上記の一覧を見ると、1格と4格が異なるのは単数の男性だけで、他は全て1格=4格です。実はこれは重要な点で、あらゆる語の変化を通じて、1格と4格が異なるのは単数男性のみで、女性・中性・複数は形容詞も冠詞も代名詞もすべて1格と4格は同形なのです。
そういうわけで、「単数男性の形容詞弱変化は -en」です。
混合変化はその中間的なもので、名詞に付く冠詞類のうち、ein, kein, mein, dein などは「単数男性1格と単数中性1・4格には語尾がありません」。語尾がないのでこの3カ所だけは形容詞が強変化して格を明示します。
ein -er
ein -es, ein -es
これが混合変化で、実体は「単男1、単中1・4は強変化、残りは弱変化」です。
結局のところ、形容詞の変化が3種類もあるのは、学習者としては面倒ですが、実は格を明示する部分は1カ所だけにして楽をしようとするシステムといえます。こういう区別のない古典ラテン語などではどのようなときも形容詞は「強変化」であり、並んだ代名詞(冠詞類に相当)と形容詞が同じ語尾を引っさげていることも珍しくありませんが、分かりやすい反面しつこいとか不細工にも見えます。
お礼
たくさん教えいただきありがたいです。 考えすぎて簡単な文章でもわからなくなってしまったので・・・。 自分なりにまとめて勉強に役立たせていただきますね。 回答ありがとうございました。