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HFはなぜガラスを溶かすのか
フッ化水素HFの水溶液は、水素結合のためpHはたいして低くありませんよね。 それに、その還元力もあまり高いようには思えません。 (Fは陰性がかなり高いから、FよりもF-でいる方がエネルギーが低そうだから) では、どうしてそんなあまりパッとしないHFが、 ガラスを溶かしたり、皮膚を強力に侵したりすることが出来るのですか?
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noname#212058
回答No.3
フッ素イオンがガラスを溶かしたり、皮膚を侵したりするのは 『水素イオン濃度指数』や『還元力』とはあまり関係がありません。 フッ素イオンそのものがとても強い求核性 (電子密度が低い 原子(主に炭素・ケイ素)への反応性)を持つためです。 この強い求核性によりガラスを攻撃し、酸素を叩き出して 結合してしまいます。 SiO2 + 6HF → H2SiF6 + 2H2O なお、フッ化水素は気体であってもガラスと反応します。 そういう意味でも、水素イオン濃度とは関係が薄いです。
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- mkot
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回答No.2
フッ化水素水は、あらゆる金属と反応します。 だから、製品容器は、ポリエチレン製のようです。 ガラスの成分は、シリカ、二酸化ケイ素ですが、この物質、他の薬品では、溶けません。 冷凍機、その他の冷却系の汚れでは、カルシュームなどのスケールは、普通の酸でキレイになるのですが、 シリカは、頑固でフッ化水素水でないと落ちません。かなり、強力な薬品のようで、空気に触れると 白煙がでます。 皮膚の奥深くまで、溶かすので、あつかいには、それなりの防御が必要です。 実際に使う場合、白い結晶状のフッ化アンモニウムの方が扱いが良いです。
- indoken2
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回答No.1
HFはガラスの主要成分であるケイ酸(SiO2)と強く結合して、ガラスを腐食させます。