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非金属元素(ハロゲン化水素)についての質問です。

非金属元素(ハロゲン化水素)についての質問です。 フッ化水素HF分子内ではフッ素原子がきわめて陰性が強いので,電離度が小さくなり,酸性が弱い。 そうなのですが… Q.なぜ陰性が強くなれば電離度が小さくなるのでしょうか? Q.HF分子間には強い静電気的な引力(クーロン力??)が働くのはなぜでしょうか? どなたか教えてください。 よろしくお願いいたします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

二番目の方から。 御茶を濁す分けではありませんが、やはり電気陰性度の差が非常に大きいことが理由でしょう。 つまり共有結合していてさえ電子はフッ素側に片寄っていることになります。 すると大きな電気双極子が出来、それが凝集力を高めている事になります。 wiki、↓によれば純フッ化水素は結晶中で直線クラスターとして存在することになります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Hydrogen_fluoride で、一番目の質問ですが、二つのファクターが存在します。一番目は電離度を下げ、二番目は電離度を上げます。 1.H^+とF^-に分かれる前の共有結合状態が非常に安定である。これには上記の電荷の片寄りにより電気双極子の末端同士が強く引きつけ合っている状態であるということでしょう。 また、H^+とF^-に分かれた直後、互いにサイズが小さいため大きな電場が出来、水が介在してくる前に元へ戻ってしまうとも考えられます。 2.一旦H^+とF^-に分かれるとH3O^+とF^-…H2Oを中心とした水分子のクラスターがH^+とF^-を遠ざける効果が大きく電離度は大きくなっても良さそうです。 結果として1.の効果が2.の効果を凌駕することになっている事になります。

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