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東京医大進学か二浪か
息子のことで相談させてください。 去年現役で京大工に進学しましたが、進学後3カ月で医学部再受験を決意し、京大は休学しました。 結果は国立医(京大、岐阜)不合格、希望の私立(慶応/慈恵、ともに二次不合格)で、合格をいただけたのは東京医のみでした(全寮制の私立は受験対象から外れています)。 本人は研究医への可能性も残したい、また総合大学である国立希望で二浪を希望しています。おそらく京大ももう1年休学は難しいと思うので、京大を退学しての背水の陣となります。 親としては、あまりにリスクが高いので東京医への進学を希望しています(特待生枠をいただきました)。本人が高校時代とはうってかわりこの1年間勉強に打ち込んできたのを見てきただけに、このエネルギーが続くのか、のびしろがあるのかというのも不安要素です。また、学校のランクにこだわるより(私立でも慶応/慈恵は行く気持ちはあるようなので)、1日でも早く医師になる第1歩をスタートしたほうがいいのではと思います。 両親とも医師ではないので、上述したようなことしか息子にアドバイスできません。医師/医学部生のかたからのアドバイスいただけるとうれしいです。可能であれば東京医進学にはどのような利点(卒後の進路の可能性等)/不利な点があるのかも教えていただけると助かります。 どうぞよろしくお願いいたします・
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- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
研究は大学院からやればいいんで、医師免許が欲しいならさっさと医学部を出てしまえ、あるいは京都大学を出てしまえ、という10番さんのお話は非常に現実的です。 医学の研究がしたいなら、東京医科歯科大でも東大医科学研でもあるでしょう。勿論京大にも阪大にもあるんでしょう。 東京医科歯科で「修士課程の学生」を(たぶん主に)理工農薬系から募集しているのを見たことがあります。勿論医学部卒だって問題ないはずです。(何課程なのかという話はあるにせよ) 研究に軸足があるなら京大を捨てるようなことはあり得ないのですよ。 医師免許に気持ちが傾いているのですから医師免許を取れば良いです。いつ取るかは知りませんけど。 後のことは後で考えれば良い。 例えば山中研ですが、 http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/research/ikeya_master.html 教員の略歴を見てください。 全部は見てませんが、医学部卒:他学部卒は1:1か2:1くらいのようです。 他学部卒でも実際に研究できているわけですから、医学部卒ならなおのことです。 勿論、京都の医学部に最初から居て、その流れで研究室に入れれば、楽なのかもしれませんが。 基本的に、研究しないうちは、どこの大学の研究設備が良くても、学生には何の関係もありません。 例えば東京理科大が、巷間言われるように本当に学生を鍛え上げる良い大学であれば、東京理科大出で十分なんです。 東大の大学院で研究すれば良い。 まさか彼が理科大生にオツムで負けるとは思えない。 実際は違うんで、だから大学名も重要、というか、大学名で暗示される当人の学力が大事なのですが、しかし彼の場合はそれも全く問題ない。 医師免許を取るんでも研究するんでも、さっさと前に進めば良い。何のためのもう一浪なのか。 こういう話なら別です。 医者の世界に学閥ってのがあるんですね、じゃぁ良い大学に行くべきですよね、とか、その医大はどうも悪い評判があって、なら。 あるのかどうかは私は知りませんよ。 普通に医者をやるなら関係ない。研究するんでも関係ない、大学院でどこへでも行けば良いんで。 結局、医者だったり有力大学だったりに、何らかの保険のような魅力を感じているに過ぎません。 そういう人種が、研究の道を進むことはまずあり得ません。絶対に医者の方が良い。現に京都を出て行こうとしている。 医者になれば良い。気が変わったらその時はその時で考えれば良い。山中さんだってそうでしょ。 あるいは、ライト兄弟は自分で飛行機作って自分で操縦してましたよね。 今、パイロットが機体の研究開発をするでしょうか。 中嶋悟や片山右京や鈴木亜久里が、F1ドライバーをしつつ、ドライバーとして車の開発に関わるということはありますが、さて彼らが実際にエンジンやシャーシを作るんでしょうかね。 物事が発展していき、組織が拡大高度化し、すべきことが専門的に分化していくと、どうやったって分業体制になるでしょう。 その中で、今、医者というのはどういう立場なのか。 車の開発をするのに、旧帝国自動車学校に今入る必要があるのか。私立東京自動車学校で十分ではないのか。 旧帝国自動車学校自動車開発研究所へは、それはそれでまた別に入れば良いのでは。 あるいは、(癌を治したい、家を建てたい)、に対して、(内科医外科医として直接個々の患者の癌を治す、建築現場で働く)ということも、(研究者として癌の治療方法を研究する、家の建築設計に携わる)、ということもあるはずです。 建築現場で働くことで家の建築設計に携わることは殆ど不可能かもしれませんが、内科医外科医のコースを歩んで、「後に」研究者に「方向転換」することは容易なはずですし、そもそもシステムがそうなっているはずです。 お金だけあればね。 そもそも、東大京大の医学部からそこの研究室で研究したとして、その研究を方向転換しよう(研究から研究へ)と思わない保証はどこにも無いのです。 ところで、本当に医者や医学の研究がしたいのでしょうか? 何となく保険が効きそうだから、だったら、たぶん逆ですよ。工学部の方が選択肢が幅広そう。 医者にだけはなれませんがね。 実は医者になりたいとは思ってない、何となく選択肢が多そうだから、なら京都へ。 医者にはなりたい、その後どうするかは決めてない、なら医大へ。 二浪は、それでもやりたければどうぞ、というだけのこと。 http://www.juntendo.ac.jp/med/exam/kenkyuiwaku.html 何で奨学金出してるんでしょうね。 まぁこれなら多少の研究能力は身に付くでしょうね。 http://www.chnmsj.jp/kenkyuui_torikumi14.html 人材不足だって。そりゃそうでしょう。 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=%E7%A0%94%E7%A9%B6+%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8C%BB%E5%AD%A6%E9%83%A8+%E8%87%A8%E5%BA%8A+%E9%80%B2%E8%B7%AF&source=web&cd=10&cad=rja&ved=0CHMQFjAJ&url=http%3A%2F%2Fwww.mext.go.jp%2Fb_menu%2Fshingi%2Fchousa%2Fkoutou%2F043%2Fsiryo%2F__icsFiles%2Fafieldfile%2F2011%2F04%2F05%2F1303702_1.pdf&ei=e4tSUdWUJ4PxkQWZoIDABg&usg=AFQjCNEoxQVdrdmSuylBjNR3zRUiNdLjpw もう笑うしか無い。ここまで酷いとは思わなかった。 それでももう一浪するなら、それはそれで目的が明確になることでしょう。
- koriusu3288
- ベストアンサー率73% (73/99)
2浪人して現在旧帝医学部に通う子供を持つ親です。 結論から言えば、親の涙でお子さんが将来を決めてしまうことのないようにだけしてほしい、と思います。 金銭面で問題ないなら、息子さんがチャレンジしたいというなら、もう1年、させてあげてほしいと思います。 息子さんの意志が固いなら、あと必要なのは親の覚悟だけです。 それを見守り、支える覚悟と度量を持ってください…と申し上げたいです(欲を言えば悲壮感漂わせず、模試などの成績に一喜一憂せず、努めて明るく支えてあげて下さい) おそらく自分でやるだけやったと思えたら、結果はどうあれ、受け止め、前に進んでいけるでしょう。 昔の教え子ですが、東京外大で必修科目をたしか2年落とした結果、自主退学しているので、京大の基準がわかりませんが、一番いいのは在籍しながら受験出来るといいのですが…。 一般論でいえば、No.6の方の言うとうり、大学は医者になるための通過点であり、合格さえすれば、医師免許を取り、今は研修病院を選べるのですから、医局に縛られることなく本人の努力次第でどんな道に進むことも不可能ではないでしょう。 本人が納得しての進学なら東医でもいいと思います。 が、ここでどこに誰かわからない人間の「一般論」の文章をお子さんが読んだとしても説得できるとは思えません。 「臨床なら…研究なら…」に関してのご意見も多いですが、今、入学前の二十歳前後の人間が判断するのは酷でしょう。 可能なら、入学後、実際臨床や研究に携わっている先生方に直接接する中で自分の興味、適性を見極め、将来を決めて行けるのが望ましいです。 であれば、より可能性のある方へ…と息子さんが思うのはあながち間違っているとは思えません。 「幼稚園を名前で選ばないように大学も名前で選ばないように」は異を唱えたいと思います。 中高の受験しかり、最終学歴になる大学のこだわるのはけしておかしくはなく、だからこそ皆塾に通ったり浪人しているのではないでしょうか。 東医の利点、不利な点というのは、在校生卒業生が回答してくれるといいと思いますがここでそれは期待できないかもしれませんね。 学歴がすべてではありませんが「大学名」「名前」で選ぶというより中身の「環境」「仲間」という言葉が適切かもしれません。 選べるのであれば普通の大学受検でもそうなのですから、より良い環境、仲間というのは大事なことだと思います。 例を挙げると長くなるので省略しますが、特に学生のレベル、質という点においては、想像以上に差があると思うので、可能なら、ある程度の私立に進学したほうがいいと私は思います。 我が家の話です。 けして楽観視してはいませんでしたが、厳しい戦いだといは思いましたが、現役で受かってもおかしくはないと本人も周りも思っていました。 1浪目は本人の希望で宅浪でした。 予備校の説明会にも行ったのですが、さして目新しいこともないのではないか、と判断したのではと思います。 引退するまで中高通して、朝練のために5時起きしていたような子供なので「自分を律して規則正しい生活がが送れるなら」で許可しましたが、けして遊んでいたわけではないですが、部活に明け暮れ、ほとんど家にいないような忙しい生活だったので、その反動からかのんびりとした生活になっていきました。 本人の希望で、そこまでは行きたい大学のみ出願、受験していました。 2浪目。 予備校に行くと言いました。 が、本人の意志で自分が必要と思った教科のみ受けていたようです。 パック料金でしたが、受けてもしょうがないと思った教科は適当にパスしていたようです。 国立は志望校を変えました。 ここまで私は一切口出しせず、でしたが「これ以上浪人するよりは私立の医学部でも受かったら行きなさい」首都圏在住なので、自宅から通える学費の安い順数校ですが、私立受験を手厚くするようそこだけは提案しました。 「ここも受けないとダメ?」と本人から2校ほどダメだしがあり、「受けた方がいい」と言っておいたのですが、願書を書くぎりぎりになって「やはりここは受けない。ここに行くならもう1浪する」と1校は拒否しました。 親としては「は?!」そんな贅沢言ってる場合か?!でしたが、抑えとしては模試などから判断して実力相応校、抑え校としてはまぁ大丈夫かなと判断したので、本人の納得する私立を数校受験しました。 親として、なぜ2浪を許したか、ですが私はある程度国立、特に私立はレベルを下げれば合格をするだろうと思っていたので、あとは本人がどこで自分の気持ちと折り合いをつけるか、諦められるかなので、そこを本人自身が納得するまで待った、時間がかかったということです。 読んでいくつか思ったことがあります。 1、そもそも現役時は医学部志望だったのか?なぜ京大工なのか、レベルを下げての国立医学部を受験しなかったのか?私立受験したのか? 京大医学部、京大にこだわったのでしょうか? であれば2浪とおっしゃいますが実際は今年初めて医学部受験したということでしょうか? であればもう1回チャレンジしてもいいのではないでしょうか。 土俵に上がれる力があっても、当日の勝負に負けることがあり、それも実力のうちとはいえ、人数の少なさから1問のミスで合格圏内からこぼれるのでしょう、偏差値では測れない厳しさがあります。 2、模試や判定が書かれていないのでわかりませんが、なぜ今年私立は慶応、慈恵、東医なのでしょうか? 1年時の寮で、順天、昭和が外れていると思いますが、日医は受けていないのですか? そもそも国立がだめだったとき、東医はどうされるつもりだったのでしょうか? 私立においては学力、学費、日程、地理などでそれぞれのご家庭によって様々とは思いますが、これ以上浪人する気がないなら、国立のレベルを下げたり、私立を手厚く押さえるなり、多少守りの部分が必要になってくるでしょう。 東医が嫌なら、その下はもっと行きたくないでしょうから、今年外した数校を検討してみるべきではないでしょうか。 3、慈恵について。 繰り上がり状況については年によって違うとは思うのですが、正規約150人、それ以上の繰り上がりの人数を毎年出していたよう記憶しています。 合計すると一次合格者の人数に等しいくらいの人数で、繰り上がらない人の方が余程少ないという数だったと記憶しています。 ですので、私は慈恵は1次受かったら、ほぼ合格と読んでいい…という認識でいました。 慶応は定員の少なさからして千葉蹴って慶応を選んだ人もいるので、別格に厳しいとは思うのですが、慈恵に関しては2次の面接で問題なかったのであれば、本当に僅差の不合格だったと推測します。 4、のびしろ云々ですが、センターや模試の判定ががどれほどだったか書かれていませんが、こればかりはやってみないとわかりません。 また、国立はセンターと個別の配点、過去問と本人の相性等もあります。 総合大学…というような希望もあるようですが、2浪するのであれば、この先の成績によっては、もっと広い視野に立って考え、検討する余地ありかもしれません。 それも私立とのバランスでしょう。 私立が、バランスよくチャレンジ校、実力相応校、抑え校があり、その中の実力相応や抑えの中に進学してもいい大学が含まれるのであれば、国立は多少厳しくても勝負する価値はあると私は思います。 東京にお住まいがありながら、京大、岐阜というのも私には理解しかねるのですが、いずれにせよ、息子さんには「3浪はしない」という前提のもと、受験校に関してはある程度の妥協、幅を持たせて、柔軟に対応できるように考えておくこと、それを最初に話し合っておくことををお勧めします。 エネルギーが持つか…は心機一転もかねて、単科でもいいので予備校をお勧めしておきます。 が、予備校もそうですが、大事なのは本人が納得して行動することでしょう。 万が一、2浪した結果がいま一つであったとしても、それは自分の人生、自分で決めた、あの時点ではベター、ベストな選択をした、やるだけのことはやったと思ったら、きっと納得して受け入れて前に進んでいくはずです。 その結果も親としては「やっぱりあの時…」など言わず、ドーンと受け止めて欲しいと思います。 慶応、慈恵の1次受かったくらいです、基礎学力はあるので大丈夫ですよ、お子さんを信じてあげててはいかがでしょうか。 まさか2浪するとは思わなかった、我が家のお気楽な子供ですが、2浪も「いろんな人がいるしこの年になると全然問題ない」とかで、運動部に所属していることもありますが、人間関係にも恵まれているようで、楽しそうな学生生活を送っています。 入学前から臨床、外科系希望ですが、やはりいろんな刺激をもらうようで「〇〇もいいかな…と思ったりもする」などと言っています。 厳しい科目も時にあるようですが「勉強のコツはつかんだ」とかで、その苦労話もまた前向きに楽しそうです。 此処は息子さんにとって大きな分岐点ではありますが、納得してなら東医進学もよし、本人のゆるぎない意志、それを見守る親の覚悟があれば、2浪も意味がある…と私は思います。
お礼
お子様の事例も含めて、アドバイス感謝いたします。まさに親の覚悟と度量の問題なんですね。親の涙で子供が将来を決めることのないようというお言葉に涙しました。 息子は私立の中高一貫校に通っていました。小さな反抗期はありましたが、とりたてて生活が乱れることもなく、部活/友人関係等も楽しそうでしたので、ある意味我が家は放任でした。進学校ではありますが、あまり成績はよくなかったようなので、現役のときは受験ぎりぎりまでどこを受験するのか話さず、12月になって私が「どこか受けなさいよ」とあわてて大学案内を買ってきたくらいです(浪人が2/3を占める学校なので浪人前提なのかと思っていました)。ただいつころからかはわかりませんが、本人は京大を受けると決めていたようです。理由は問題との相性がいいからだそうで、運よく合格したため、このような展開になるとは予想もしていませでした。 そのため、現役時は受験したのは京大工のみです(理系だけど特にどこを希望というのはなかった)。私が昔から医学部進学を希望していた&練習となる私立工学部を受ける気がない&友人の多くが受けたことから、慶応医のみ受験しましたが、一次不合格でした。 なぜ医学部に気持が変わったかはここでは割愛させていただきますが、親がきいて納得できる理由はあります。本人が自分に足りないことはわかっているとのことで、予備校には行きませんでした。希望は京大医で(たぶん京大が好きなのだと思います。岐阜は二次配点の高さでの選択です)、お恥ずかしい話、私立をきちんと考えておらず、慶応/慈恵/順天に出せばなんとかなるのではと甘い考えでした。直前に順天が全寮制であることを知り、その時点では日医には願書が間に合いませんでした。これは私がもう少し受験計画をサポートすればよかったと後悔しています。 慈恵に関しては筆記ができなかったようで、一次に通った時点で本人は非常に驚いていました。なので純粋に筆記試験の出来だったのではないかと推測します。逆に慶応に関しては本人は手ごたえがあったようで、二次不合格は非常にショックだったようです。 本人も二浪してダメだったら、ふっきる(どこでも受かったところに進学する)と申しています。それなら、なぜ今年ではだめなのかは親の論理なのでしょうね。 こどものためになると思えば心を鬼にすべきなのか、すべてを許容する覚悟を決めるべきなのか、私の問題ですね。息子の気持ちは決まっているので。 まだ少しだけ時間があります。今ベストと思える選択ができればと思います。ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。
- nightcell01
- ベストアンサー率43% (471/1074)
まず前提としてですが、私大だから研究できない、と言うことはないです。また国立を出ても臨床医になる人の方がずっと多いわけですし。 ただ1年間の勉強で東京医科大学合格と言うのは十分な結果、 伸びしろがあると思います。 (僕は”医学部専門ではない”塾講師経験者です) 「京大工学部合格者なら医学部とはある程度基礎学力の重なりはある」と世間一般では思われてますが、実際は面接も2次も含め医学部は特殊です。 自身の周囲等合格者を見て感じるのは、医学部は東大京大受験より時間がかかると言う事です。 難関だと言ってもいい。 ただいわゆる「テクニカル」な部分があるのでそこをクリア出来るなら逆に有利にもなる。 つまり中高一貫に行って中学や高1から鉄緑会などに通う都市部の子にとって医学部はそんなに難しくないってわけです。 今は合格者がそういう子ばかりなので各大学は地元枠、推薦枠を一定数確保してますけれど、「ある程度専門的に学べる子ほど得だ」と言う環境は医学部受験ではあります。 東大京大は地方でも研究が進んでますし、特化した問題集や情報がたくさんある。地方でも大きな不利になるわけではないのが特徴です。 「医学部専門予備校」があり、未だに一定のニーズがあるのはこの為です。 予備校の「東大京大コース」が早計をカバーする事があっても医学部をカバーするわけじゃないわけです。 独学でももちろん受かりますが定員が各大学100名程度なので、どうしても専門的受験になります。 どっちか言うと私立中学受験に近いですね。 (事実、東大京大に比べても医学部の私立・国立校出身者比率はとても高いですし) 1年取り組んだと言う事なので、2年目ならある程度安定的に実力を出せると思います。 慶応・国立医と東京医科大学ではやっぱり差はあるので本人ももうちょっとやりたいと思いますし、医学部の場合は就職や進学で仮に3-5浪であっても不利になるわけではありません。 そう考えるとあと1年ぐらいはやらしてあげてもいいんじゃないかと思います。 京大の昨今の事情は知りませんが、休学の延長は可能だと思いますよ。 色々なリスクがありますし中退は薦めません(私大を受けるぐらいなのでお金がないわけではないでしょう)。仮に卒業に5,6年かかるとしても人生が終わるわけじゃありません。でも中退してしまうと精神的負担が大きくなってしまうと思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。本人がいい加減な気持ちで再チャレンジを希望しているわけではないことがわかるだけに、リスクを避けたい気持ちとチャレンジさせてあげたい気持ちの綱引きです。本人も完全燃焼できかなかった気持ちはあるようです。何度かの話し合いの過程で、大人のロジックと10代の気持ちは違うのだとやっと気付きました。二浪してダメだったときのことを考えるなんて過保護だとこどもに言われています。その通りなのかもしれませんね。
- meteo226
- ベストアンサー率43% (75/173)
基本的にNO9の方がおっしゃられている事が的を得ていると思います。 そもそも、息子さんはなぜ工学部に進学されたのか。 そしてなぜ、医学部を再受験したのか。息子さんの将来的な意図がまったくみえてきません。 と言うか、学力に見合った、成熟した意図がある事を疑いざるを得ません。 私が親の立場だとしたら、現役で京大工学部へ進学した時点で、 「息子は勉強を重視したことで、中学・高校時代に周囲の人間とうまく関係を作ったり、 ほかの人の意見を聞き入れて、きちんと将来を見据えられる能力をあまり成長させなかったかもしれない」と心配します。 18、19の年齢なら世界旅行や、大学生として遊んだり、ボランティアなどいろいろなことに関心を持ってよいはずです。 しかし、再受験を考えつくあたり、 「勉強」という自分がもっとも得意な領域の外に出る力を失ってしまっていることが危惧されます。 たとえ臨床医または研究医になっても、対人関係能力を形成することができず、 周囲から嫌われたり、孤独な人生を送らざるを得なかったら、残念なことです。 質問者様は、私立大学医学部の学費を出してあげたり、 再受験を認めてあげたりすることで息子さんを応援しているのでしょうが、 私からは若者としての視野を広げることを支援することを通して、息子さんを支援されてはいかがですか。 具体的には、工学部を卒業し、それから医療系の研究がしたいなら医科学修士へ、 臨床医になりたいなら医学部の学士編入を勧める、といった形です。 医師免許は年齢が遅くても取得することに、あまりデメリットがありません。 進路があやふやなまま浪人したり進学した場合、勉強によって失われる若い時間のほうを心配しましょう。
お礼
アドバイスありがとうございます。たまに頑固なところはありますが、人間形成については特に危惧はしておりません。興味をもつこと、時期も人様々と思います。学士編入も検討しましたが、本人の希望で早いうちにギアチェンジに挑戦しました。ただ、おっしゃられるように、あやふやなまま時間を浪費することが一番の懸念です。同じ勉強に貴重な時間を費やす価値があるかは疑問と思います。その点も二浪に賛成できなり理由です。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
私は京都出身で大学は東京、息子は京大理学部化学専攻から大学院薬学研究科創薬科学専攻修士修了を経て、現在製薬会社の研究職として勤務しています。 で、不思議なのは「京都大学が再受験のために休学を認めたた」という点です。京大に限らず「再受験のために休学を認める」大学など聞いたことがありません。そこから質問自体がおかしいというか、そもそも親子の断絶を感じます。息子さんは嘘をついていませんか・・・。 ☆ 次に「研究医への可能性を残したい」ということですが・・これも意味不明です。まず医学部に入学して医師国家試験合格その後2年間の研修期間を修了・・・それから臨床の現場に行くか医学部大学院に進みますがこの大学院は4年制です。さらに修業年限が異なるいくつかの専攻があり、医師免許がなくても進学可能です。従って「医師免許を持たない医学博士」というのもたくさんいらっしゃいます 京大の例です http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2010/tp100224.html なので臨床医(いわゆる医師)になりたいのか、それとも「基礎」のほうに進みたいのかそれがよくわかりません。二人ほど医師の知人がいますが、一人は研修医修了後すぐに九大の大学院に進んで博士号を取得しその後臨床医となりました。もう一人はすぐに外科医として働き始め現在は某病院の外科部長です。博士号は持っていません。 すでにたくさんの方が回答を寄せられていますので重複は避けますが、 ・さっさと医学部に進んでまずは医師免許を取得して研修医期間を修了し臨床の現場に立つ ・研究したいのなら臨床の現場で何年かを過ごして何かテーマを見つけその上で大学院に再入学する(東大でも東京医科歯科大でもたぶんどこでも可能です) ・臨床に興味がない(医師になる気がないのなら)、そのまま京大に進み学部で医療に関係のある専攻を選択肢、その後医学部の大学院に進む この三択しかありません。大学のレベルがどうとか、学閥がどうとか、医学部に学ぶ前から何を言ってるんだというのが正直な感想です。
お礼
臨床にすすみたいのが、基礎にすすみたいのか、医学を勉強する過程で決めたいそうです。三択ありがとうございます。医学系の進路に詳しくないので、どういう道があるのか非常にすっきり理解できました。ありがとうございました。
- 1st_flush
- ベストアンサー率34% (16/47)
私立と国立では学費が全然違うが、それは別にして、 臨床医:どこでも同じ。大学以外の研修指定病院で研修を行うことが多い。 研究医:東大でも京大でも大学院を受験すれば良いだけ。 東京医大でも大学院で研究はしているはずだが。 http://www.tokyo-med.ac.jp/faculty/graduate/doctor/outline.html >国立医(京大、岐阜)不合格、希望の私立(慶応/慈恵、ともに二次不合格) この結果ではもう一年浪人したとしても、地方の国立医学部でも合格できる保証は無い。 受験勉強を3年もやるのは時間の無駄では?
お礼
アドバイスありがとうございます。親は社会にでて、(例外を除き)学歴が役にたつことはほとんどないことをわかっていますが、おそらくそのへんの価値観が違うようです。おっしやるとおり来年希望にうかる保障は何もない、引き換えのリスクは大きすぎるとどうしても天秤にかけてしまうのですが、なかなかその点が平行線のままです。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
研究者に成りたいなら、受験勉強など早めに辞めたほうがよろしいかと。 なにか物凄い学閥幻想が跋扈しているような気がするので、おまけです。 山中先生の例が出ているが、山中先生は神戸大学出身。 そして、日本での研究生活は大阪市立大学から始まって、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E4%B8%AD%E4%BC%B8%E5%BC%A5 海外に行ったあと、ノーベル賞につながる研究は、奈良先端科学技術大学院大学で始まっています。 研究員の採用があったので、研究のアイデアをプレゼンして採用されたということになっています。 2003年に奈良先端で教授職になっているので、40そこそこで教授。これは、どこの大学であっても物凄い早さです。 本人は飄々としてますが、40で国公立大の教授は研究者としてトテツモナク優秀であり、出身大学だとか、どこで研究していたかとかは関係ない。 学閥の総本山のように言われる東大医学部の部長は現在宮園浩平さんですが http://beta-lab.umin.ac.jp/members/miyazono.html 純粋培養されたわけでなく、色んな所に出向いて研究した結果、めぐり合わせで医学部長になっているようだ。 キャリアの途中でのがん研究所が東大の巣窟かというと http://www.nm-gcoe.med.tohoku.ac.jp/person/noda/index.html 東北大出身で、博士号をとったあとは、京大やらMITやらそしてがん研究所の部長になってから東北大の教授をしつつ、所長になっている。 ※ つまり、がん研究所というのも東大閥がなんて関係ない。 http://www.igakubu.com/archives/57_syusshin/index.html ○○大の□□講座は慶応だとか、東大だとか白い巨塔の世界では楽しそうに書かれていますが、上の円グラフを素直に見るなら、「新設大学では他大学出身者が多い」ってことで、実際に各医局の歴代教授を見るとそうなっています。 医師会の会長というと私の世代では武見太郎が有名ですが、 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8C%BB%E5%B8%AB%E4%BC%9A 武見太郎以降、東大出身の会長はいない、なぜか? 「開業医の団体である医師会で東大出身者はマイナーだから」 大学別で言えば開業医の数が多い大学の出身者が各県の医師会の会長になりやすく、各県の医師会の会長数が多ければその大学の出身の(全国の)医師会の会長になる確率が上がる。というそれだけのこと。 武見太郎の伝説というのは、 日本の医療制度や保険制度が整備された時の、一方の団体が医師会であり 国民皆保険制度が作られたのは 1961年 また、各県に医科大学を設けようとしたのが1970年代 武見太郎が医師会会長だったのが 1957年から1982年であったので、開業医の団体である医師会が自己の職業安定のために大きく発言を剃る必要と機会があった時代を武見太郎がリードしたということでしかありません。 http://www.jrmp.jp/koho/2012/2012jidai.pdf これを見ると 東大や慶応とか旧帝大の医学部ほど、自校比率が低いようです。
- ikuzecia
- ベストアンサー率26% (364/1363)
まあ、回答者の中にはブラックジャックなどの漫画の読み過ぎの ような人もいるようで。 医師会なんて特別権限なんかないよ。 医師会は地域医療に貢献することを主眼としており 京都府なら会長は京大出身かもしれないけど 鳥取県なら会長は鳥取大学出身でしょう。 日医になると派閥もあるでしょうが日常的に 研究や臨床に携わっている人にとっては興味もないし。 有名大学出身のほうが医者としてエリートだから、その後も医者として成功できるんじゃないかと 幻想を抱いて有名大学を選ぶかたもいると思います。 大学の教授は、東京大学理科3類出身や京大医学部出身がちょっとだけ多いです。 でも、たった6年間しか大学に在籍しないのに、医者としての人生が左右されるとは全く思えません。 それよりも、真面目に6年間勉強してればだれでもマッチングできる京都大学付属病院で働き (まともなコミュニケーション能力があれば就職はだれでもできます。)、 そこで医療を学び、入局し、京大大学院でいかにインパクトファクターのある博士論文をかけるかのほうが大事です。 もっといえば、大学の名前よりも、医局の知名度、あるいは、教授の実力で研修先を選んだほうがいい。 だから、出身大学の名前で医者としてのキャリアなんて形成されないんですよ。 大学を名前で選ぶのは意味ないです。 大学は医者になるための通過地点。幼稚園を名前で選ばないように、大学も名前で選ばないようにしましょう。 医学入試においては定員も少なく、ハイレベルな争いになりますので 出題のされ方によっても運、不運がついて回ります。 お金が許すなら東京医科大学で良いのでは。
お礼
非常に具体的なアドバイス、ありがとうございます。おっしゃるように、今年医学部受験を経験して、その厳しさ、運/不運も実感しました。医学部以外も同じでしょうが、定員が少ないだけに運/不運に左右される衝撃の大きさが、二浪を気持ちよく了承できない大きな原因です。 アドバイスいただいたことを息子に話してみます。
- ysmap
- ベストアンサー率55% (351/627)
京大を休学しないで卒業してから医学部の大学院に進学されてはいかがでしょうか?特待生枠は全額授業料免除なのでしょうか?国立に比べてかなりの授業料と生活費、交際費がかかると思いますが気にしないで大丈夫なら入学されるのも良いと思います。教授の推薦があれば希望する大学の医局や大学院には入れると思います。
お礼
アドバイスありがとうございます。おそらく卒業してから医学部大学院の場合、臨床医にはなれないかと思います。また、卒業後の再受験はより狭き門かと思います。 特待生枠は6年間免除ではありませんが少なくない金額が免状になり、6年間学費も慈恵等と変わらなくなります。地方の私立に行ったほうが、授業料の絶対額は少ないですが、東京に自宅がありますので、下宿等の総コストを考えると、それほど厳しくないのも東京医に進学してほしい理由の一つです。東京医で頑張って希望の大学院というのも話してみたのですが、選択肢はかなりあるのか、実際のところがよくわかりません。。。。
- eco2004
- ベストアンサー率72% (13/18)
先ずは、合格おめでとうございます。 ここまで頑張られたのでしたら、本人の意見を尊重されたらいかがでしょうか? 金融など一部の業種を除くと出身大学によって不利になることは少ないですが、医師の場合には、とても不利になります。 日本の医師を会員としている日本医師会があり、強い権限を持っています。 息子さんが前期で京大を受験されたり、慶応なら行くと言っているのはこの辺のことをご存知なのかも知れませんが、日本医師会は派閥の世界ですから、研究やここでの出世は不利になります。 また研究費は大学によって少なからず差があります。 以下の大学が研究費が多いようになると思います。 東京大 大阪大 東北大 九州大 京都大 慶応大 東京医科大 北大 岡山大 長崎大 息子さんが前期で京大を受験されたり、慶応なら行くと言っているのはこの辺のことをご存知なのかも知れません。 このエネルギーが続くのかとのことですが、人間目標があれば頑張れます。今回の場合燃え尽き症候群になることは無いのではないでしょうか? 伸びシロはお話しないと分りませんが、現役京大であれば、困難ではありますが、浪人して合格できる可能性はあると思います。この辺は、これまで行っていたであろう予備校などと相談するのが一番ではないでしょうか? 不利な点は、来年合格するとは限らない、費用がかかるくらいですかね。 と申しながらも、今後の改革によって古い体質は変ってくることも考えられます。 医師になるにはおっしゃるように長い道のりが必要です。幸い特待生枠での合格ですし、ご両親のご負担も軽減されます。 ここでの1年は将来不利にはなりませんが、医師になりたいということであれば、一刻でも早くスタートしたほうがいいかと思います。 これが最大の利点と思います。 心臓バイパス手術の名医の天野篤先生は、日大出身です。 現場の第一線や、救急救命など息子さんの医師像がこの方のようなであれば、東京医でしょう。 一方、IPS細胞の山中教授のような医師像(医師も経験しその後研究職)であれば、京都大、大阪大、東京大、東京医科歯科大、九州大、東北大などを目指すべきでしょう。 また、浪人する場合ですが、前期で京大を受験したのでしたら、来年、信州大学など偏差値的に下位の大学を前期で受験するということも考慮されたらいかがでしょうか? ただし、研究費は京大のようにありませんので研究医への可能性やかりに研究医となっても研究費の制限があります。
お礼
アドバイスありがとうございます。本人は「大学に入ったら今まで以上に勉強したい。そのためにはいい環境に入りたい」と申しております。研究費の多寡を知っているかどうかまではわかりませんが、eco様のいうとおり、上位国立なら環境に恵まれている、多くの可能性があるということを知っているのだと思います。 話しあいの途中で私が涙ぐんだりしたものですがから、本人は「二浪ならもう面倒はみないというなら東京医にいくから」と申しております。それはあくまで本人の意思でなく、母親に泣かれるのならという後ろ向きの言葉と思います。今まで比較的寡黙であまり自分の主張をするタイプではありませんでした。今回初めて強く希望しているのに、はたして親の希望で進学先を押しつけていいのかというのが私の悩みです。 本人はまだ研究医か臨床医かは決めていない=入学後に決めたいようです。おそらく数日でそれを決めるのも無理かと思います。 この9カ月は宅浪でしたので予備校等に相談したことはないのですが、それも考えてみようと思います。 ありがとうございました。
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お礼
様々な参考資料ありがとうございます。現状がかいまみれたような気がします。どちらにすすむにせよ、とても参考になりました。