準防火地域での真壁構造

質問

準防火地域に新築しようと思っています。外部に木が出るといけないと聞いています。
柱や梁を木にしたいと思っています。
どうしたらよいでしょうか。
ご存知の方。宜しくお願いいたします。

回答No.2

佐藤 直子（@n-space）

木造2階建ての住宅として回答しますと、
延焼ラインにかかる外壁、軒天は防火構造とし、開口部は防火設備とします。
延焼ラインにかからなければ何も考えずに化粧垂木に化粧野地なんてのもできるわけです。
（1階は境界から3ｍ、2階以上は5ｍ）
ただ、準防火地域に指定されているということは住宅密集地域や都市の街中のことが多いので、
敷地にそんなにゆとりがあることは稀ですよね。

外壁を真壁造とする場合、柱や梁はあらわしにできます。

参考
http://www.mlit.go.jp/pubcom/04/pubcomt15/02.pdf

化粧垂木については、軒と小屋裏を区画する措置（ファイヤーストップ）で、
京都の町家などでは認めています。

参考
http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/cmsfiles/contents/0000068/68133/shiryo3.pdf

お礼

補足でも言いましたが、雑な質問にも拘わらず回答ありがとうございます。

補足

説明不足の質問に回答ありがとうございます。
木造２階建て住宅です。密集とまでは行っていませんが、延焼の恐れにかかっている部分です。真壁構造にすれば、柱以外の壁の部分を防火構造にして柱を現すことができると判断してしまっていいものなのでしょうか。
独立柱でも、梁も、現しで良いということになりそうですが。
大壁でも木の独立柱ができそうな…
すみません。宜しくご助言お願いいたします。

佐藤 直子（@n-space） プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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