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眼病で3Dに見える原理理由とは?
- 眼病により、片目の網膜が歪んでいるため、平面が3Dに見えます。
- 症状の原因は、眼のレンズ奥の網膜黄斑部に水が溜まることで、さらにレンズ化している可能性があります。
- 両目で見ると、写真やテレビ映像が3Dになり、リアルな感覚を得られます。一年経過後、症状は軽減しているが、片目の歪みは残っています。
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時間差による疑似3Dというのは実は以前作られたことがあるのです。 例えば右から左に進んでいる物は今の映像の少し前のシーンは、バックは変わっていなくて動いている物だけが少し右寄りにある、視差で言えば左目で見ているのに近いわけです。 情報の遅れの3Dでは片目に確かサングラスをかけて見えにくくするというような手段を取っていたと記憶しています。→プルフリッヒ方式、減光遅延方式、濃度差メガネ式 http://eiga.com/extra/oguchi/10/2/ http://misdirection.oops.jp/2009/11/post_772.html 方眼の件ですが、貴方の場合おそらく方眼が片目ではうまい具合に規則を持って歪んで捉えられていて、それを視差と認識してしまっているということではないでしょうか。 片眼の中心部分と周辺部分の歪みが違うので、より歪みの大きい中心部分だけが凹んでいるように見えたのでしょう。 方眼は人間にとって錯視を起こしやすい図像です。 今回は違うと思いますが、方眼のような物を立体視してみると立体になる現象も知られています。これは実際にはズレた画・つまり隣の方眼の線を重ねてしまって微妙な位置の違いを立体と捉えてしまうケースです。正確に等間隔に引いたつもりでも紙の変形などで微妙にズレている物を眼と脳は視差として捉えてしまうのです。それだけ眼と脳の性能が精巧だということでしょう。 「脳と眼が慣れて補正している」→そういうことだと思います。 上下がひっくり返るように作ったメガネをかけていても一・二週間でそれに慣れてしまって普通に動けるようになるそうです。→ストラットンの実験 http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/29/index-29.html
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- Postizos
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近眼鏡は凹レンズです。
お礼
ああそうでした、間違えました。 凹凸すら混乱してて、、。 御紹介の{Misdirection}からのリンク;原理(7) 分光視差方式、によると 「片方の目、または、両目にプリズムを使用する事で分光視差、、」 「他の立体表示方式と異なり、カラー印刷物、カラー映像など、通常の二次元画像に高度差が発生し、立体視する事ができる、大きな特徴、。」 「三波長表示のCRT,LCDなどは、RGBの三色に分離されて見難くなる場合があり、、この場合、片方の目にプリズムを使用する事で、プリズムの無い(分光されない)側の視情報にて,補正改善されます。」 どうもこれに近いようです。 何とか疑問が解けたようです。 再度に渡る御親切、感謝します。ありがとう御座いました。
- Postizos
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追加ですが。 普通の近眼のメガネも度が強くなると像は小さくなって糸巻き状に歪曲して見えています。 しかし脳はすぐに補正を始めて、しばらくするとその曲がった像を真っすぐであると認識するようになります。 ですので強いメガネをかけてすぐとか外してすぐは何かふらふらとめまいのような物を起こします。
お礼
ありがとう御座います。 強度近眼鏡~像は小さく」もレンズは凸なのかしら?
- sunflower-san
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確実なことは言えませんが、ご参考までに。 例えば、度の強い眼鏡を通してものを見ると歪んで見えますよね。人間の目もレンズを使って網膜に映し出した映像を処理して認識しています。従ってある意味もともと歪んだ像をまっすぐに補正するという処理をしています。しかし、突然レンズが変われば、同じ補正をしても歪んで見えることになります。もちろんいままでとは見え方が違うことで違和感を感じ徐々に順応してしだいに気にならなくなりますが。質問者さんの場合も水がたまることで、実質的に『レンズが変形』のではないでしょうか。目に水がたまった場合、単純に凹レンズ凸レンズという形になる訳ではなく、目本来のレンズと水面の張り方でいびつな曲面になります。立体的に見えるというのはおそらくそれが原因だと思います。
お礼
ありがとう御座います。 そうなんです、<目本来のレンズと水面の張り方でいびつな曲面>なんだと思います。 しかしそれで何故「方眼紙が真ん中に凹状に潰れて面積小さく」なるのか、眼科医は説明してくれません。 又、片目だけがそれだと何故3D立体になるのか? もう少し研究してみます。
- Postizos
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立体視は両眼の視差による感覚なのですが、本来視差のある二つの画像が無いと3D画像や映像は作れないのです。 しかし何か感覚的な異常で同じ画像を視差のある画像のように感じてしまっているのでしょうね。 元々の立体視そのものが眼と脳による感覚的な現象であるだけに現状での解明はむずかしいと思います。立体感の場合眼は脳の働きの一部を担っていると言っても良いらしいです。 ちなみに潜望鏡のような物で両眼の位置を離してやると立体感は強くなりますが、それで平面の写真を見ても何となくよく見えるような気がするだけで立体感は変わりません。 仮説ですけれども、両眼から来る情報にきわめてわずかに時間差のような物(残像のような現象)があって少しズレた映像を見ている可能性はあるのでは。 動く物の場合右目と左目でちょっと前の場所と今の場所を見ているわけですから視差に近い効果が生まれる可能性はあります。 また人間は平面の写真からも経験によって立体感を感じることが出来ます。まあ錯視の一種なのですけれども。そういう認知科学的な現象の可能性が高いと思います。
お礼
ご回答、感謝致します。 「時間差のような物(残像のような現象)」。私、脳軟化した頭で必死に考えても良くは解らなかったのですが、 「動く物の場合、、」でハタと思い当たりました。だいぶ以前のCMか某ニュースステーションのオープニングVでしたか。 琳派の屏風絵中の、梅の木とか人物を切り取って、金箔背景の前を移動させるだけの、大和絵ゆえのスーパーフラットな対象だけが‘動く物’。これは擬似立体でしたね。まだ健康な頃でしたので不思議でした。 カメラがパンして対象の側面に回り込むようなCG処理は使ってなかったはずです。仰っしゃられる「時間差、、」とは、あれの事ですかね? まだ健康な頃でしたので不思議でした。 動画ではない(左右同じ画像の)平面写真では、私の症状は明らかに左右の曲率が違うので、視差があるのは間違いないです。重要なヒント頂きました、だいぶ理解できたようです。
補足
<本来視差のある二つの画像が無いと3D画像や映像は作れない。> これは良く分かります。同じ対象で視差有り画像2つ並べて、左右並行視か交錯寄り目視、あるいは青赤で少しズレた写真を色メガネで、。よくプレイボーイ誌のヌード写真を必死に見ましたね(笑)。 しかし私のように左右の曲率が違うと簡単に3Dになるのだとしたなら、片目だけ凹レンズ?つければ、と考えてしまいます。曲率の塩梅が微妙なのかも知れないけど。 3D機器よりも手っ取り早いですよね。御一緒に製品開発しましょうか? 売れるかも、でも多分眼を痛めるので苦情出るでしょうね。 片目の歪みだけで、何故3Dを生む視差と同等の効果が有るのかは依然として解りません。 もう少しこちらの質問、開いて置きます。
お礼
片眼鏡、あったんですね。御紹介の映画Comの3Dテレビの長い歴史(2)プルフリッヒ方式で、症状を思い出しましたので補足します。 先ず、白壁を見てた時に視野の中心部が黄色く濁って、黄疸かと心配したのでした。試すと効き目(右)だけで、全体的に少し濁って、。あとは中心部の曲率が一番潰れ、視野全体に滑らかな双曲線で広がる感じでした、今は中心部だけです。 網膜症・黄斑変性症の名の通り、眼底写真撮ると眼の奥、網膜中心より一寸ずれた所に黄斑部がありここが、色彩を感覚する器官です。正常時はその黄色は感覚されないが、水溜りレンズ効果か?映像に加わってしまう、という事でしょう。 「片目に10~20%ほどのグレーのフィルター、もう片目は素通し(もしくは薄い黄)というメガネを使用して横運動している映像を見る、」との説明に合致しそうです。しかし2つめのリンク;ミスディレクション内の原理(4) 減光遅延フィルタ方式}では横移動画像に限る」とありますので私の場合の、全方向移動画や一枚の平面写真の3D化は、やはり色や減光方式の原理と違う理由もありそうです。それで続き見てたら、原理(7) 分光視差方式(プリズム利用)、が関係ありそうです、研究してみます。 御親切に感謝致します。