- ベストアンサー
やっぱり格差はあった方がいいのですか?
世の中に、多少の格差がある方が 「頑張ろう!自分も勝ち組になろう!」と気持ちになり、 生きる気力や労働意欲が沸くから、やっぱり格差はあった方がいいのですか?
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
…日本人は「格差」の意味するところを知らないんだよね。 コレは君だけの話じゃなく、大多数の人が知らないんだよ…困ったことにね。 格が上…つまり「社会的に地位がある人」というのは「責任」というものも負わなければいけないんだよね。 だって、自分がその地位に成り上がってくるために、沢山の犠牲を他の人達に強いてきたわけだから。 その土台があって、自分が居るわけだから、恩返しするのは当然なんだ。 資本主義は競争社会だから、強いもの、選ばれたものが上位に行くのはいいことなんだけど、その「強いもの」が独裁的になってしまったら大変なことになる。 だから、その力を削ぐ意味でも、格上の人は格下の人のいうことを聞かねばいけない責務がある。 そうしないと、それはただの「独裁社会」「エリート社会」に変異していくし、民主主義足り得ない。 日本の国の「とっても悪いところ」は、格下のものが格上のものを糾弾しないことだ。 引きずり下ろそうと画策しないことだよ。 負け組・勝ち組、と考え無しで使ってしまう人がいるけど、そんなものは資本主義にはないんだよ。 勝ちたきゃ勝つようにしないと勝てないんだから、自分が一敗地にまみれたとしても、その次には勝つ、というのが前提になければ意味が無い。 だから「負け組」というものは「無い」んだ。 格差なき社会というのは、資本主義ではない。 だから格差という考え方はあって当然だと思う。 ただし、格上と格下、というものには、ちゃんと役割というものがある。 格下にはチャンスもらう権利が、格上はチャンスを与える責務がある。 そしてそれを見張り、調整するのが国という組織なんだ。 格下が頑張ろうと思うなら、チャンスを与えなければ無理だ。 それを日本人は「個人の責任でしょ?」の一言で済ませてしまう。 「アンタが頑張らないから、駄目なんだよ」と切り捨てる。 それって冷たいよね?…そして時には君のように「頑張れば、格差があれば、這い上がれるはずだ!」と錯覚してしまう人が現れるってこと。 …でもそうじゃないんだよ?…個人の頑張りには限度がある。 先生もそんな風には教えなかったと思うけど、現実はそうなんだ。 日本人全体が、大きな勘違いをしてるんだよ。 そこのところ、資本論の本など見て勉強してみるといいよ。 最近はわかりやすいのがいっぱいあるからね。
その他の回答 (5)
- eroero1919
- ベストアンサー率27% (3007/11113)
「上見て暮らすな下見て暮らせ」という言葉があります。私も人生終わったなと思っていた時期がありましたが、そのときに競馬場なんかにいくと自分と同じように終わってしまった人たちや、あるいはもっとひどい(と思われる)人が大勢いて、うだつが上がらないのは俺一人じゃないと自分を慰められたものです。 あまり健全な話ではないけどね。
お礼
ありがとうございます。
何もしなくても人と人との間にはどうしても 格差ができます。それなのに現代の政府は特に 小泉政権以後は「新自由主義」経済と言って、 より格差が広がるように助長しています。 格差が広がると言うことはお金をもつ人は より豊かになり、持たない人はより貧しくなると いうことです。この先駆けに日本は成果主義と 言って民間会社だけでなく役所や学校にも個人を 競争させるしくみとその「成果」を給与に反映 させるものでした。民間会社の方が社員のやる気を 失わせるということでとりやめる所が増えてきまし た。このしくみは給与を支払う側がその額を全体と して減らすこととごく一部の人だけを餌でつって「 成果」をあげさせる狙いでした。 で、会社や役所・学校の中でも社会全体でも、 みんなが勝ち組になれると幻想をもたせて頑張らせ、 結局はほんの一握りの人だけ得ができて大半の人は 損をするしくみとわかってくるとやる気が失せてし まうものです。昔、米英などもこの方法をとりました が、しばらくするとかえって効率が悪くなり経済力が 落ちたのでやめてしまったことです。 百人中1~2人が褒められて給与が増え、 残りの95人以上がお金を減らされる社会で 貴兄は増やしてもらえる側になれると思い ますか?しかも社会の頂点にいる人は、 100人全員を頑張らせて自分の儲けは確保 しているのですから馬鹿らしくないですか? 僕自身は一昔前のようにみんなが一緒に 頑張り、成果が同じようにうけられる時代が 良いです。
お礼
ありがとうございます。
人間の社会ですから『格差』が出来るのは仕方のない面もあります。 それで「頑張って上に行こう!」という原動力は大きいでしょう。 ただ、今の日本の社会で最も危惧すべきは『貧困の連鎖』と言う問題です。つまり、貧困家庭の子供達は十分な教育も受けられずその貧困が受継がれていると言う現実です。『奨学金』ったって今の『奨学金』なんて『学生ローン』に過ぎません。大学を出て社会に出た途端に何百万という負債を背負うのです。これでは社会人としてのスタートが同じラインではありません。私はこの現実を後輩の学生から訴えられました。「〇〇さん。これで私がこの大学を出て、裕福な家庭の子と同じ社会人生活をスタートできますか?同じ生活を送れますか?」 私は答えに詰まりました。これが現実なんです。 ですから、『格差』はあって構いません。しかし、それが連鎖する社会は不安定で危険な社会だと思います。もっと『給付型奨学金』(これがマトモな奨学金です)を増やすようにいろいろな方にお願いしています。
お礼
ありがとうございます。
- taharagomi
- ベストアンサー率21% (179/840)
経営責任者、現場責任者、一般社員、アルバイト、責任や難度、能力に関わらず、み~んな仲良く月給10万円。 さて、皆さんはどの立ち位置にいたいですか? 私は今経営責任者だけど、そんな世の中になったら、生活保護を選ぶね^ ^
お礼
ありがとうございます。
- goo-run-run-
- ベストアンサー率34% (85/250)
以前、”ワールドビジネスサテライト”というテレビ番組の中で、 格差が大きい方が経済が回る(お金が良く動く)と言っていました。 それがどういう仕組みなのか、私にはわかりませんが(^^;
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。