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歌とホルマントの関係
ホルマントは発音するときに含まれる周波数を指すそうですが 歌うときなど音程を踏まえながら言葉を発するとき (日本語のアクセントは高低で行うので、それでも同様かもしれませんが) ホルマントは変化しないのですか? 1オクターブ違えば周波数は2倍違いますから 2倍の違いがあっても良さそうな気がしますが。
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- mide
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回答No.1
母音の周波数成分は音程を担う基本周波数と,周波数がその2倍,3倍…の高調波から主にできていて,そのスペクトルの中のピークの部分をホルマントといいます。 音程,つまり基本周波数を変えると各高調波の周波数がそれにつれて変わりますがホルマントはそれほど変わりません。というのは,基本周波数を決めるのは声帯の振動数ですがホルマントは口の中の形,母音の場合特に舌の位置であって声帯振動とは別だからです。 音声(テープなど)の再生速度を変えた場合は再生速度の倍率で基本周波数もホルマントも変わりますが,そうすると母音が認識しにくくなります。母音はホルマント周波数の組み合わせにより認識しているので。