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石油業界の特性
ERPの運用保守SEとして、某大手石油会社さんのプロジェクトに参加することになりました。特に販売と購買調達・在庫管理を担当します。この業務分野で石油業界の特性を知りたいのですが、良い書籍や、HPがありましたら教えて頂きたくお願いします。
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石油商品の大きな特性は、一部の缶入り製品を除けば、油、つまり液体ということです。 電気製品のように商品名が書いてある箱に入っているのでなく、商品(または原料)毎にタンクがあり、その中に入っている量で在庫管理をする事になります。 また、商品にラベルが貼っていないということで、 1つの商品が2つも3つも商品名をもつ場合があります。あるタンクに入っている物が、昨日はA、今日はB、明日はCという名前で出荷する事もあるというわけです。 また、DとEで販売する場合もあれば、DとEを混合しFで売る、という事もあります。 つまり、商品を原料として別の商品を製造する、ということです。そういうわけで製品と原料の境界が非常にあいまいです。 これは生産に関わる話ですが、石油製品はカクテルにたとえられます。 いろいろな原料を、いろいろな比率で混合し、製品を作るわけです。 たとえば、一般に売られているガソリンも、数種類の中間原料があり、その時点での在庫、季節にあわせて最適な比率でブレンドしています。 まとまりのない話ですみません。 石油製品の最大の特徴は、タンクで在庫管理をする、ということでしょうか。
お礼
非常に分かりやすい説明を頂きありがとうございます。感謝しております。 ついでにお伺いしますが、いわゆる石油元売会社とサービスステーションなどの販売会社間の商慣習では、何か特徴的な事象をご存じないでしょうか?