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桜宮高校の生徒達は洗脳されている オウム信者と同じ
私は、これまで心理学、催眠術、コーチングを学んできました。 その立場からの質問です。 私は最初、この事件は体罰を苦にした生徒の自殺事件だと思っていましたが、新しい事実が判明するたびに、これは単純な一高校内の事件ではないと感じるようになり、桜宮での生徒の記者会見やこれまでの生徒達の言動や行動を見て、これは明らかに生徒達は洗脳されていると確信を持ちました。 そして、生徒達が主張している事は、生徒達が自分の頭で考えた事ではなく、教師や親などから教え込まれ、信じこまされた事をただ言っているだけです。 ちなみに洗脳とは、一般的に暴力暴言などを用いて相手に恐怖心と肉体的、精神的苦痛を与え、情動を激しく揺さぶり相手の自我、思想、価値観などを完全に破壊したところに暗示を吹き込み、新たな人格を形成するものです。(他の方法もありますが) それから、洗脳する場合には相手を変性意識状態という特殊な意識状態にしなくてはならないのですが、これはストレッチや過呼吸などでもなります。 桜宮高校の場合は部活での激しい運動と教師からの体罰で、生徒達は常に洗脳されやすい状態だったと言えます。 オウム真理教の場合は、ヨガと特殊な呼吸法、水に潜って息を止める修行などで変性意識状態を作り出し、信者を洗脳しやすい状態にしていました。 桜宮高校とオウム真理教のサティアンは両方とも部外者が安易には立ち入れない閉鎖的な空間で、洗脳をしやすい環境でもありました。 桜宮高校とオウム真理教では最終的な目的は全然違いますが、やってた事はほとんど同じです。 洗脳されていると言っても個人差がありますが、中にはかなり深刻なレベルの生徒もいると思います。 私個人の意見ですが、はっきり言ってこれはもう尾木ママやヤンキー先生の手におえる問題ではないような気がします。 教育の専門家よりも、心の専門家を桜宮高校へ派遣し、大至急、生徒の心のケアをするべきだと思います。 そうしないと第二第三の自殺事件が起こる可能性があります。 ぜひともスポーツ、体罰、教育という観点からよりも、心、洗脳という観点からこの問題に関心を持っている事情通の皆さんの意見が聞きたいです。 よろしくお願いいたします。
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桜宮高校だけではないでしょうね。スポーツだけに限っても、中高生段階では優秀な競技成績を出しているのに、引退してしまう選手が少なからずいます。 たとえば、女子駅伝を見ていて、これはまずいと思うことがあります。中高生女子選手なのに、非常に痩せている選手が少なくありません。BMIや体脂肪率(女性は17%以下だと統計的にはっきり障害が出てくる)が適正を割り込んでいるように見えます。 バレエ(ダンスのほう)で、やはり女子中高生に過酷な減量を課す指導者がいたりします。酷いのになると、レッスンの日に体重を図って100gでも増えていると、泣きだすまで叱責している例がある。コップ半分以下の水を飲んでも駄目なわけです。 少年野球投手が無理な投球で肘や肩などに回復不能なダメージを負い、引退することは以前はよく報じられ、『とりあえず』変化球が禁止になったりしました。直球でも起り得ることは徹底されていないし、そうしたことを防げる筋トレは普及しない。それどころか筋トレをさせないコーチが、まだいるようです(筋トレするとスピードが落ちるという迷信をまだ信じているらしい)。 思春期を終えるまでは、一つのことを思い込みやすいし、逆に一つの事だけに打ち込めるのが、そういう時期の特徴であり、特権でもあります。恋愛に命を懸けたロミオとジュリエットはそういう年齢の設定です(心理学未発達の時代にシェークスピアはよく見ていた)。 そこを悪用しているのが、スポーツ指導者でしょうね。悪質な指導者に限らず、無知な指導者もそうです。善意のつもりな人も多いでしょう。そういう指導者は自らの苦労話が多いです。「練習中にトイレに行ったら真黒な尿が出て、医者に腎臓を壊しかけているから休めと言われたが、さらに猛特訓に励んだ」とかですね。そうして、「だから、お前らも倒れるまでやれ、倒れたら起き上がってやれ」などと暴論を打ちます。 中高生くらいまでだと、そうなんだと思い込んでしまう。実績のある大人が自信満々いうわけですから。くどいくいらい繰り返すし、いろんな類似の逸話を集めて来て、得々としゃべる。冷静に「それはおかしい」と判断できる中高生はほとんどいないはずです。そうして、成長期であり第二次性徴期にやってはならない無理をやってしまう。 スポーツに限ったことではないだろうと思います。学業的な難関校を受験する中高生もそうです。「この学校に受からないといけない。受からないと将来が無い」とかたくなに思い込んでしまう。 もちろん中高生にとっての1年は、そこまでの人生の1/15とか1/18もあります。40歳なら1/40でしかない1年とは重みが違います。1年待てと言うのも辛い。少し遠回りしようと言うのも辛い。しかし、残っている人生は我々大人よりずっと長いわけですから、そこを考えないといけませんね。 その後も、就職で苦しんだりします。いわゆる就活疲れで抑うつ状態になり、自ら命を絶つ人もいることは、報道されている通りです。そこにもまた、思い込みの悪用があるように思います。 そうかと思うと、「ゆとり世代」だということでバカにする、自称非ゆとりがいたりする。ゆとり世代が駄目なんてのは、自称非ゆとりが作り出した幻想です。年少者より優れていると思い込みたいが、そういう証拠も見当たらないので、とりあえず作り上げた悪質なファンタジーです。でも、当のゆとり世代たちは、実は自分たちが日本最優秀の世代だということを知らずに、自分たちは駄目なんだと思い込んでしまいます。 子どもたちを救うのは緊急として必要です。確かにマインドコントロールに陥らされている。その呪縛を解く必要があります。それは桜宮高校だけに限らないし、今後も続きます。 しかし、本当に治療が必要なのは、我々大人世代でしょうね。こういうまずい事態を良かれと思いながら作ったのは、我々大人の世代ですから。
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お礼
回答者が言われている事は、ずばり問題の本質をついていると思います。 オウム真理教は確信犯で、信者を洗脳し、麻原の言うことを何でも聞く奴隷にしました。 桜宮高校の場合は、教師達には生徒を洗脳しようという意思はなかったと思うのですが、結果的には洗脳しており、教師の言うことを何でも聞く、精神的な奴隷にしてしまったのだと思います。 桜宮高校の報道を見ていると、生徒達、受験生達の視野の狭さが非常に気になりました。 受験が中止されると、まるでもう人生が終わりみたいな事を平気で言ったりします。 人生には、物事が予定通りに行かないという事はいくらでもあります。 例え、物事がうまく行かなくても、橋下市長が言ったように、『生きているだけで丸儲け』で、スポーツがダメだったとしても、スポーツ外の道へといくらでも進む事が出来ます。 回答者さんが指摘されている通り、大人に責任があり、大人が変わらない限り、子供に人生を教える事など出来ないと思います。 ありがとうございました。
補足
>>回答者が言われている事は、ずばり問題の本質をついてい ると思います。 すいません。回答者にさんが抜けて、呼び捨てのようになってしまいました。