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マクロ経済:経常収支の正誤判断質問
日本が価格が伸縮的な経済で小国であるとしたとき、外国が日本からの輸入制限を強化した場合でも、日本の経常収支の黒字の額は影響を受けない。 正誤とその解釈をお願いします。
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- moto_koukousei
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A国からの輸入を他国が制限する=A国の輸出が減少する A国では従来価格での販売高産出高が減少する (A国は価格が伸縮的である) A国では価格メカニズムが機能して、均衡に向かって価格が柔軟に動く A国での価格は上昇する (A国は経済小国である)[為替レートの変動は考慮しない] A国の価格が上昇しても、国際価格は影響を受けない A国からの輸入制限強化とは別に、価格競争力面でもA国の輸出は減少する (A国の国内需要は変わらない) A国の輸入は変わらない [A国の輸出が減少するのと同規模の輸入の減少が生じない]なら、貿易収支は変わります。他に特に考慮すべき動きがないなら、経常収支も変わります。 価格が伸縮的であるのではなくて、販売量が減らないように、販売額産出額を維持するために政策的に価格を引き下げるという方法が一般的であったとしても、A国からの輸入制限を強化する(A国は輸出が減る)のであれば、他の条件に特別のことがなければ、起きることは同じではないでしょうか。
成長率よりも信頼率のほうが影響を及ぼします。 たとえば、急成長の中国元を買いますか? 成長率は著しいけど、背景的に信頼度が低く、国際通貨としてはなりたちません。 円、ドルは成長が冷えこんでいても、持ち直す信頼度があるので 結果、取り戻せます。 ユーロはギリシャの財政破綻、イタリアの壊滅的状況から、価値が下がっています。 お金の流れは、いかに外貨収入を得るか(外国投資家の先見性に依存します。) 大きな国であろうが、小さな国であろうが、投資家たちが どこに何を見出すかで経済が成り立っています。 日本的には輸出する側、輸入する側で利益がかなり変動しています。 しかし、円レートが保障されているから諸外国も輸出入をしています。 極端なはなし、北朝鮮と輸出入の関係を求めますか? 国の信頼性は大きな影響を及ぼしていると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 意味はだいたい分かりましたが、もうちょっと詳しい説明がほしいんです。(なぜ日本の経常収支黒字に影響がないの?)