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昔の体罰は激しいのに、なぜ子供は自殺しなかった?

戦前から戦後のある時期までは、家庭では親父に殴られ、学校では先生や先輩から殴られ、学級では友達とケンカをしてなんて当たり前だったと思います。 それなのに子供が体罰、暴力、ケンカを苦に自殺をしたなんて話、聞いたこともありません。 昔の子供は非常に打たれ強かったという感じがします。 今の子供は学校でも家庭でも地域社会でも、他人から殴られるような経験がなく、言葉の暴力にも弱く、ちょっとした事ですぐに思い悩むような気がします。 私は今の子供にタフさのようなものを一切感じません。 昔の子供と今の子供の何が違うのでしょうか? それから、この問題は領土問題や経済問題にも繋がっていく気もします。 今の子供が大人になって、中国人と国防、経済分野で対等にやりあえるんでしょうか? 事情通のみなさん、どうなんでしょうか?

みんなの回答

回答No.9

昔の子供は打たれ強かったのは確かで、兄弟喧嘩や近所の子たちとの喧嘩で揉まれていたことも事実です。しかし限度を越えると年上のガキ大将のような者がストップをかけ、それほど大問題にはたりませんでした。 >戦前から戦後のある時期までは~子供が体罰、暴力、ケンカを苦に自殺をした話、聞いたこともありません というのは個人的な体験ではないでしょうか?子供は現在よりもっと自殺していました。これはNo.5さんの統計の通りです。 私の隣町にも番長グループの暴力に耐えかねて自殺した中学生がいました。私は新聞が好きでよく読んでいたのですが、たまに子供の自殺も載っていました。部活の先輩や先生のシゴキや暴力が原因の自殺もありました。 しかし新聞の扱いは、子供の自殺などは現在よりはるかに小さくベタ記事でした。だから質問者さんの記憶にないのでしょう。図書館で新聞の縮刷版を検索してみれば、昔の子供の自殺も決して少なくない事が確認できます。 いじめもありましたが弱い者いじめはそれほど多くはなく、現在のように反抗できない子に対しての長期にわたるイジメは少なかったようです。前述のガキ大将や番長役の者が「これ以上続けるとまずい」と判断して止めさせていました。 先生も弱い者いじめがずっと続いた場合には、体罰で止めさせていました。親も特に異議を唱えなかった感じです。 このあたりの雰囲気は当時はやっていた漫画、例えば「ハリスの旋風」「男一匹ガキ大将」「夕やけ番長」などの漫画などをご覧になれば推測できると思います。

回答No.8

警察統計などを見る限り、昔の方が子供の自殺者数は多い、と出ています。 勿論、あくまでも「自殺者」であって、その理由などは明らかではありませんが、ここから昔の子供の方がうたれ強かった、などという結論を導き出すことは出来ません。 また、過去の方が子供を大事にしていないのは明らかで、子供を殺した、ということで逮捕される親の数は年代を遡れば遡るほど増える、というはっきりとした変化があります。 逆に凶悪犯罪を起こした子供、というのも1960年代をピークにし、その後は減少傾向を続けていました。 つまり、昔というのは自殺者も多ければ、子供を殺す親も、犯罪に走る子供も、全て多かった、ということになります。 その上で、なぜ質問者さんのように感じるのか、というと、極めて数少ない経験を一般化してしまっているからです。 上に、犯罪者も、自殺者も多かった、と書いた訳ですが、それでも当時だって、そのような事件に発展するようなケースはレアケースでしかありません(現在は、それ以上のレアケースになった、というだけ) 多くの人は犯罪とは無縁ですし、近くに自殺者もいないで過ごしてきました。それが、過去のこと、として一般化され、「昔はそんなことはなかった」という結論が出ます。 一方、現在の子供についても、犯罪を起こしたり、自殺をしたりする人はごく少数です。しかし、その数少ない事件を詳細にメディアは報じます。 すると、現在のごくごくレアなケースを、まるで一般的なことのように感じてしまいます。 結果、美化された過去と誇張された現在と言う極めて歪な比較をして、「今のは~」という偏見が作られる、というわけです。

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.7

こんにちは。 昭和20年代生まれの者ですが、当時は兄弟が多い家庭(私は5人姉弟の4番目)が珍しくなかったので、幼い頃から兄弟・姉妹同士で揉まれて育ちましたし、隣近所の子供達とは年齢を越えて遊んでましたから、年長者から揉まれることも多々ありましたので、小学生になる頃には体罰に対して免疫が出来てました。 また、親の躾も厳しくて、私が幼稚園の年中組だった時に年長者組のガキ大将に石を打つけられて泣いて帰って来たら、母親から「男が泣くとはダラシナイ!悔しかったら泣かしてきなさい!」叱咤されたぐらいで幼い頃から根性が据わるような躾を受けてました。 だから、私が子供時代に泣いた記憶があるのは幼稚園児のこの時以来で、その後は泣いたことがないぐらい我慢強くなりました。 勿論、当時も泣き虫はいましたが、大抵は独りっ子や兄弟の少ない家庭の子供で「親が過保護に育てた」印象が子供にも伝わりました。 従って、現代の子供達は少子化で兄弟喧嘩や近所の子供達に揉まれてないことや親が子供を過保護に育てるから体罰に対する免疫が出来ないで成長してしまうから、年頃になった時に殴られるような体罰やイジメぐらいで大きな精神的ダメージを受けてしまうのだと思います。 また、幼い頃から喧嘩慣れしてないことで「手加減を知らない」から、イジメも陰湿になり暴力的な体罰も限度を超えてしまってる傾向を感じます。 このように育ってしまったから、若い教師が執拗に生徒に体罰を与えるのも「手加減を知らない大人」が多くなってしまったからと思います。

Guan-Yu
質問者

補足

私が問うているのは体罰や他人からの暴力による自殺です。 統計数字だけでは自殺の背景まではわかりません。 下のサイトのデータによると子供の自殺の理由も様々です。 成績が落ちたとか、両親の不仲で自殺などもあり、子供の自殺の特徴としては原因不明もかなりあります。 http://kodomo.s58.xrea.com/jisatu.htm

noname#176816
noname#176816
回答No.6

悪い事して殴られるのなら納得が行くが、部活動の一環で殴られるというのにはまったく道理が無い。しかも、事象が単独じゃなく、継続して何度も何発もでしょ。精神的にも追い込みかけているようだし。相当なストレスだったでしょうね。さっぱりした体罰ではないな。

回答No.5

なぜ子供は自殺しなかった?・・・というのは間違いで、昔も子供は今よりも自殺しています。自殺者数でも人口10万人に対する自殺率でも1950~1960年の方がはるかに高いです。 1665年以降でも85~95年が少ないものの、あとは大差ありません。 ★子供の自殺者数・人口10万人に対する自殺率 http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20120709 年度 5-19歳合計 5-19歳自殺率 5-19歳人口 1950 1312    4.90     26790250 1955 2826    9.69     29175928 1960 2280    7.72     29530711 1965 852    3.06     27884587 1970 757    3.04     24897682 1975 857    3.43     24992396 1980 654    2.41     27082572 1985 538    1.96     27382100 1990 428    1.65     25900277 1995 489    2.18     22409742 2000 547    2.75     19925096 2005 556    3.02     18413828 2008 566    3.19     17745000 2009 512    2.92     17542000 2010 514    2.94     17462882 他の回答者様がおっしゃっているように、「昔 → 自殺しても情報がそんなに伝わることはなかった」「昔は情報網が無かったし、いろいろ隠蔽されてた」のです。だから質問者様が「子供が体罰、暴力、ケンカを苦に自殺をしたなんて話、聞いたこと」がないのです。

noname#194996
noname#194996
回答No.4

>昔の子供と今の子供の何が違うのでしょうか? はっきりと違っているところは、大人の社会のことについて、TVや漫画などでいいところも悪いところも皆知ってしまっていて、彼らなりに理解しているというところでしょうか。知ってしまったことでいいこともおおいのかもしれませんが、大人の汚いところを理解できるまでに事実そのものを知ることで子供の心が混乱して反抗てきになったり虚無的になることはあるでしょう。 知らなかったら「めくらへびに怯じず」というように少なくとも心の強さというものが維持されるように思います。子供っぽい無知というものが教師とか世間とか大人とかいうものにたいする畏敬にむすびついて素直になる、強くなるという面はあるでしょう。単純な機械はタフであり壊れ難いのです。 難しい問題であり、だからどうしろという提案は平凡な一私人である私にはありませんが(涙;)。 >それから、この問題は領土問題や経済問題にも繋がっていく気もします。 ここまで引っ張って心配することもないと私は思いますが。

  • E-1077
  • ベストアンサー率25% (3258/12620)
回答No.3

 信頼関係があった・・・・と思いたいんですが、  現代は「逃げ道」がないように思います。  スポーツで高校入学し、その後の人生もスポーツで生きようとしている場合は、部活で挫折すると、全人生が崩れるように思ってしまうんではないかしら?  そうじゃないんですがね。  もっとも「体罰ありき」は絶対にないと思います。これは昔だってそうだったはず。絶対手をあげない体育教師だっていましたからね。    昔は「先生」は「聖職」であって、絶対的存在だったというのもあると思います。  怒られるのは(はたかれたりするのは)自分が悪いんだと納得できた背景もあるかも。  そういう意味で、生徒も打たれ弱くなったことも事実ですが、教師も「我慢」が出来ない人が増えているようにも思います。  昔は自殺は「悪」だと思う事もあって、隠されていたって言う意見も頷けます。

  • jk4
  • ベストアンサー率20% (5/25)
回答No.2

no.1の方の意見に賛成です。 昔は情報網が無かったし、いろいろ隠蔽されてた。 正当な理由を言って相手にわかってもらう力が必要で 理不尽な体罰に黙って耐える事はむしろ良くない事ではないでしょうか?

  • tar5500
  • ベストアンサー率22% (852/3865)
回答No.1

昔 → 自殺しても情報がそんなに伝わることはなかった 今 → 自殺したら即全国で取り上げられる それ見てさらに自殺する人間も出てくる

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