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スポットCMについて
スポットCM契約は、所定の視聴率が消化されるまでクライアントのCMが流されるらしいですが、例えば解散総選挙に係るスポットCMは、投票期間までに約定合計視聴率が消化されないリスクがあると思うのです。この場合は投票日までに消化する旨を定めた契約を行うのでしょうか。 またスポットCMが流れる時間の選定は、コンピューターに無作為に行わせるのでしょうか。
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【お礼欄の質問について】 タイムCMとは番組の中で放送されるCMの意味でしょうか?そうでしたら、必ずしも番組の中で放送されるからタイムCMとは限りません。番組の中でもスポットCMが放送されます。局側としては全部をタイムセールス(=提供売り)したいのですが、タイムで完売するケースは希です。売れ残ったCM枠はスポットでも売る訳ですが、その番組の提供スポンサーを意識したスポットを放送しないといけませんので気が抜けません(例えば、提供がトヨタほかの番組内に同業の日産のスポットCMを流すとか、車の提供スポンサーの番組内にアルコール飲料のスポットCMを放送するなどはNGです) 番組は契約を取ってから制作を始めるのでしょうか・・・ クライアントの意向に添った番組を制作する場合(例えば、少なくなりましたが1社提供番組の「日立 世界ふしぎ発見」など)と、局主体の企画で番組を制作する場合があります。ただし、売れてナンボの世界ですから、視聴ターゲット、放送時間帯、他社の番組など視聴率を中心にした分析を行い企画・制作します。もちろん、クライアントを意識したものとなります。 最近は他の業界と同様に分業化・細分化が進み、プロダクションからの持ち込み番組や他局(他国)からの購入番組が増えてきました。韓流ブームで韓国の番組が多いのは、番組制作費(購入費)が安いことも背景にあります。 いかにして番組制作に関わる費用を低減化し視聴率を稼げるかが、局の収支に大きく影響します。
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- diyhobbu
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スポットCM契約では放送前に様々の条件を取り決めます。例えばタイムランク毎のCM本数とか、視聴ターゲットをどこにするかとか・・・、その中でもGRPと言いますが視聴率を○○%は重要な要素となります。これは、例えば10%の視聴率の枠で3回放送すればGRP=10×3=30%となります。で、問題の視聴率ですがリアルタイムでの視聴率を使うのではなく、通常、契約時の最新視聴率(放送された過去の視聴率)を使って計算します。ですから、ご指摘のように特番などで実際の視聴率が大きく異なることがありますが、追及しない業界のルールになっています。
お礼
回答ありがとうございます。スポットCM契約でも、まったくクライアントの意向が反映されない分けではないということですね。もう一点お聞きしたいのですが、特にタイムCMの場合、番組は契約を取ってから制作を始めるのでしょうか、その際には番組ごとに制作費と広告収入を対応付けるのでしょうか。それとも番組は継続的に制作し、その中でクライアントと相談し、CMを流す番組を取り決めるのでしょうか。要は製造業でいう見込み生産なのか受注生産なのかです。
お礼
回答ありがとうございます。非常に参考になりました。