- ベストアンサー
過去の国民年金を支払うメリットは?結婚との関係も知りたい
- 10年近く国民年金を支払っていない女性が、過去の国民年金を支払う意味について質問しています。
- 過去の国民年金を支払うことによって、将来的な年金受給額や社会保障制度の利益に影響がある可能性があります。
- また、結婚した場合としなかった場合で、過去の国民年金を支払った場合とそうでない場合との違いも気になっています。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
>…10年さかのぼって国民年金が支払える…何か得があるのでしょうか? nekotora17さんにとっての「得」は、「老齢【基礎】年金」が「満額受給できる」ということですが、今回の「(時限措置の)後納制度」は、どちらかと言うと、「受給資格期間がどうやっても不足してしまう人向け」のものです。 たとえば、「どうせ年金は破綻すると思ったから放っておいた」「なんとなく免除や猶予もせず放っておいた」というような人が一定の年齢になり、「老後が心配になってきた、しかし、もう保険料は納められないので年金が1円も受給できない」「なんとかならないか?」というような「無年金者(予備軍)」になってしまい、その数が無視できないものになってしまったので、「3年間に限り、10年間遡って保険料を納めることができるようにした」ということです。 また、「受給資格期間」は、数年後に「10年」に短縮予定なので、満額受給はできませんが、「10年遡って納めても受給資格がない」人はさらに減ることになります。 『受給資格期間』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=140 ※「老齢【基礎】年金」が受給できない場合は、「上乗せの年金」である「厚生年金」も支給されません。 『国民年金保険料の後納制度』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=6221 『年金制度の改正について(社会保障・税一体改革関連)』 http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/topics/2012/tp0829-01.html >>[1] 年金の受給資格期間を現在の25年から10年に短縮する。 (施行日:平成27年10月1日) ----- ちなみに、「未納期間」が10年ある場合に「老齢【基礎】年金」がどのくらい減額されるかは以下のとおりです。 「国民年金」は加入期間が「20歳~60歳までの40年間」なので、10年の未納期間があると、「40分の10」、つまり、「4分の1」だけ「老齢【基礎】年金」が減額されます。 「年金受給額」は「物価スライド」と言って、一定ではありませんが、平成24年度の支給額「786,500円/年間」が変わらないと【仮定】すると、4分の1の「196,625円/年間」ほど「老齢【基礎】年金」が減額されることになります。 『老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・計算方法』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3222 『物価スライド』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3245 >…結婚した場合としなかった場合との違い… 「年金制度」は、「国民一人ひとり」が「被保険者」となって保障を受けるものなので、原則、「既婚・未婚」は影響しません。 (参考) 今回のご質問とは【無関係】ですが、夫婦であることで受けられる保障もあります。 『年金の受給(遺族年金)』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3228 『加給年金額と振替加算』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3224 (参考URL) 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 『Q.後納制度による保険料を納付した期間に発生した障害についての取扱いはどうなりますか。』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/faq/detail.jsp?id=6249&faq_genre=154 『Q.後納制度により納付した保険料は、確定申告の際に社会保険料控除の対象になりますか。社会保険料控除の対象になるとすれば、地方税にも影響がありますが、その調整はどうなりますか。』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/faq/detail.jsp?id=6255&faq_genre=155 『日本年金機構>全国の相談・手続窓口』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/section/index.jsp ----- 『普通の人が老後のお金をどう考えるか(2/2)』 http://diamond.jp/articles/-/18410?page=2 ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】日本年金機構に確認の上お願い致します
その他の回答 (4)
- csman
- ベストアンサー率22% (81/362)
民間企業に勤務している場合、公的年金の納付方法には、以下の 2つの方式があります。 1.厚生年金+国民年金 2.国民年金 1の場合は、比較的規模の大きな企業が行なっているもので、厚生年金を 納付すれば(労使折半で納付)、自動的に国民年金も納付したことでカウント されます。 2の場合は、小さな規模の企業の場合でして、この場合は各自が納付し、 企業からの納付はありません(主婦、学生もこれに含まれる)。 厚生年金を納付した期間、国民年金を納付した期間の合計が、25年以上に達し ないと、年金受給資格が得られません(将来は10年で受給資格が得られると いわれています)。 受給する際は、厚生年金と国民年金は、それぞれ計算されて受給します。 厚生年金は、昇給とともに納付額が増加しますし、また会社の納付がありますので、 あなたが納付した額の倍が納付したことになります。このため、国民年金よりは ずっと受給額が多くなります。 これに対して、国民年金は、最大納付期間が40年(20~60歳までの期間)で、 その場合の受給額は年間で約80万円です。 月納付額は一定ですので、納付年数に比例して受給額が多くなります。 1年間納付すると、年間2万円受給額が増加する計算となります。 あなたが10年間国民年金を支払っていなかったということは、最大でも30年間 の納付期間となりますので、年間受給額は最大で60万円ということになります。 60~65歳まで勤務して、老齢厚生年金をたとえば年150万円受給しますと、 老齢年金(国民年金)と合わせると年210万円の受給額となります。 これに対して、未払期間の国民年金を納めると、年230万円が支給されることになります。 もし現在の生活に余裕があるのでしたら、納付期間が限定ですので、将来のために 未払分の国民年金を納付しておくとよいでしょう。 結婚して、あなたが現在の職場を辞め、厚生年金や共済年金を納付している旦那さん の扶養家族になると、あなたも国民年金を納付していることでカウントされます。
お礼
回答ありがとうございます。具体的な金額で示してくださり大変参考になりました。
- Oubli
- ベストアンサー率31% (744/2384)
障害者年金というのがありjます。 明日、交通事故にあって障害者になっても障害者年金はもらえないですよ。 そういう覚悟があれば勝手にしてください。
お礼
回答ありがとうございます。覚悟云々の話ではありません。障害年金についても学習していきたいと思います。
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
#1の補足です。 年金の受け取り額は,長生きすればするほど得になります。今支払った分は65歳から74歳まで年金を受け取ることで回収できます。それ以上長生きすればするほど,丸儲けです。 民間の金融機関に貯金するよりも,税金が投入されている分だけ,はるかにお得な貯蓄と考えられます。
- nevel
- ベストアンサー率13% (39/288)
1.25年間以上の期間、年金の支払いをしないと、年金の受け取りが出来ない。 2.年金の受け取り額は、支払額で変わるため、支払い金額が多いほど貰える金額も多くなる。
お礼
回答ありがとうございます。1については承知していました。2についての詳しい内容を知りたいと思い投稿させていただきました。
お礼
回答ありがとうございます。私事以外の情報もいただき、ほかの家族のことも考えることができました。沢山の情報をありがとうございました。これから少しずつ勉強していこうと思います。