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日本酒の評価
最近アメリカでは日本酒の人気が出はじめているとニュースで聞きました。 日本ではボジョレーヌーボー?ワインの新酒で騒いでいて、それなら日本酒の新酒でもっと騒がないのかと疑問に思いました。 新米はありがたがるのに…。 そこで、日本酒が国内外でどう評価されているのか気になりました。 私は酒に弱いのですが味見はしていて、中でも「日本酒は上品だなぁ」と感じます。 しつこい甘さのないストレート果汁のりんごジュース。 そんなイメージです。 (酒に弱い私には冷やした日本酒は危険なので、普段は大好きな粕汁を頂いています^^)
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- ntmtm1
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>三増酒(三倍増醸清酒(さんばいぞうじょうせいしゅ) 三増酒が造られたのは戦後の昭和24年からです。現在は三増酒の製造は認められていません(2006年に禁止)。存在しないものをあたかも出回っているかの如く論じられるのは悲しいものです。 当時は敗戦により経済が疲弊して米は超貴重品でした。それらの事情も考慮せず悪者扱いするの如何でしょう。ウイスイキーの定義はスコッチの定義からすると該当する物から色付けアルコールの類までありました。40年前は殆どがウイスキーモドキが占めていました。現在も酒税法の定義はスコッチからみれば本物と言えるものから色付きアルコールの域のものもあります。だからといってウイスキーモドキが売られているということではありません。法律上可能ということです。 日本酒は三倍増醸清酒だと誤解している人が多いのも問題です。三増酒は全製造量の四分の一しか認められていませんでした。従って当時の市販酒は普通アルコール添加酒(現在の本醸造酒より少しアルコールの使用量が多い)と三増酒のブレンドしたものです。 三増酒単独のものは特殊なものを除き売られたことはありません。政府が認めなかった(行政指導)からです。その当時の酒は米由来のアルコールの方が添加したアルコールより多かったのです。批判の多い三増酒も黙って飲ますと絶賛されます。情報操作された知識(マスコミ、その元は日本酒を攻撃し打撃を与えて我田引水を図った・・がおり、その子飼いの開高某が悪意ある目的で日本酒を貶める火付け役となった)に影響されてしまうのでしょう。業界にとって中国や韓国が日本に付けてくるインネン並みのレベルでしょう。 なお、 ある有名地酒メーカーの地元向け三増酒(現在は製造を認められていないので製法が変わったか廃止されたかもしれない)を混和した(単独ではない)製品は他の有名な地酒の純米酒並みの価格でも店頭に並んだら直ぐ売れ切れでした。私もその地元に旅行したとき小売店頭で2本あったので1本だけ買ったら怪訝な顔をされました。なぜって、皆買い占めるのが普通だからです。 >輸出 輸出されているのは純米酒か本醸造(吟醸)です。海外消費者はアルコール添加はあまり気にしないようで吟醸香は大好きです。日本では人気の甘い酒は敬遠されます。食中酒としては辛口が合うのでしょう。外国では主に日本食レストランで飲まれ、日本食レストランの増加とともに人気は高くなっています。 外国人はワインなど酒類の品質評価の歴史が長く、日本酒に対する悪意ある予断がない分品質を冷静に判断します。その内、外国の評価に日本が従う時代が来るかもしれません。
>あれこれ聞いてうっとおしい素人客と思われているかもしれませんが…。 本当に小さな酒蔵さんから大きな酒蔵さんまで どちらもちゃんとプライドを持って 酒に関わってますから、日本酒に興味を持ってくれる お客さんをありがたい思うことはあっても うっとおしいと思うところはないでしょうね。 >まさか三増酒をすすめないですよね?! それもないでしょう。 個人的には、あちこちの酒蔵にルートを持っている 自分好みの酒屋や居酒屋さんを持つと幅が広がっていいですよ。 そういうところは趣味なのか実益なのかわからないくらい、 採算度外視で商売してたり、一つ聞いたら十くらい あれこれと教えてくれますから。 自分のお勧めはこちらです。 大阪だと http://www.sake-shimada.co.jp/celler/celler_top.html
お礼
回答ありがとうこざいます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 私はたくさんの店に行ったわけではありませんが、一度も不快な思いをしたことがありません。 高いものではなくて「この客の好みは?何に興味があるのか?」ということを考えて勧めて下さったと思います。 安心していたので、知らない言葉を見てショックを受けて、よく知らないで失礼なことを書いてしまいました。 取引先が多い、信頼できる店を利用するのは良い方法ですね。 ただいかんせん、ちょっとだけしか飲めないので、世界を広げ過ぎると、体がついていけないので…。 酒粕の世界なら広がっても大丈夫なのですが^^ 近隣の酒蔵だけではなく、店によっては、こだわりの酒粕を仕入れているみたいですし。
- twilghtcaper
- ベストアンサー率33% (118/350)
新酒にはいまのところ各蔵単位になりますがそれなりに固定客がついてます ただまぁ火入れしないできたての生酒となりますと流通に問題がどうしても生じましてブームにするよりそこは直で楽しむ今のスタイルでいいと思います 生ビールと同じくフィルターで濾していけばコストはある程度かかりますが日本酒本来の純米生原酒のよさは絶対的な魅力がありますので今後は大いに期待できます 世界での評価はワインと同じく醸造酒ということで食事に合う酒の観点でEnology というワイン学にかんする仕事の人や知識人を中心に関心は高まってます 海外ではワインに対してその国でワイン法があるように日本酒にかんしても純米酒であることを義務づける国が多いです ワインにかんして補糖を認めないのと同じ論理です そんなことで少なくともワイン愛好家の間ではある程度日本酒への評価と期待は高まってます 温暖化の影響と高級ワイン志向でワインの度数が上がりましたが同じように日本酒も旧特級規格のような高アルコール度数への回帰現象が見られます いわゆる純米原酒に集約されてきます 純米酒は製法上雑味が出やすくそれで醸造用アルコールを添加して味香の調整をやってるわけですが海の向こうは造りにかんしてワインと同じレベルのものを要求してきますからむしろ海外での評判こそ本物であると言っていいと思います 料理との相性という点で間違いなく蒸留酒より優れてるわけですから今後の展開に注目です ちょっと風味が被る辛口のシェリーよりかは純米原酒のほうがはるかに凌駕してます アルコールの世界は粗悪な原料のあまりいいとは言えない酒でも美味しいと言ってしまえる人が多数居ますので 正しく評価できえないものでもあるんですが日本酒の将来は明るいです 例えば食中酒の習慣があまりない中国です 紹興酒の流通してる地域が狭い分じゅうぶん入り込めます
お礼
新年早々の回答をありがとうございます。 日本酒の海外への展開はこれから、というところなのですね。 それから海外ではワインが基準、比較の対象になるのとのこと。 もし扱い方や味わい方もワインと似ているならば、普及する際の参考にしてもらえそうですね。 (もっとデリケート?) おっしゃるように品質に関して厳しい要求をされるかもしれませんが、その分、正しく日本酒を広めてもらえるかもしれませんね。 ライバルというより乗っかる感じで…。 中国…。 品質管理が出来るのでしょうか…。
- nijjin
- ベストアンサー率27% (4811/17776)
酒屋には新酒コーナーが出来て沢山の日本酒が並んでいます。 TVのMでも地元の醸造所の新酒のCMが流れます。
お礼
新年早々の回答をありがとうございます。 酒蔵は結構あるのですが、私自身酒に強い興味がなかったせいか、日本酒の新酒のCMは知らないのです。 しかしながら、ワインのボジョレーヌーボーは知りたいと思わなくても目や耳に入ってくるので、インパクトが強いのかもしれません。 宣伝費用の元が取れるほど人気があるかしら?? (近所では売れ残っていました。) 話題が少ない時期なので取り上げてもらえるとか…。
- nantamann
- ベストアンサー率30% (342/1138)
12月から日本酒は新酒(搾りたて、生)のシーズンです。純米酒や本醸造酒、吟醸酒いろいろ出ています。私はあまり奨めません。本当にうまいのは熟成酒です。 海外で新酒は品質の変化が激しいので出回っていません。生酒はあります。某メーカーの生酒は人気があるそうです。アメリカ人は生酒独特な匂い(私は大嫌い)を気にしないようです。 海外では大吟醸酒のような繊細なものから純米濃醇辛口熟成酒まで日本国内より幅広い品質のものが出回っています。 >大好きな粕汁を頂いています 健康的ですね。粕は栄養価が高いですよ。塩サケの頭を入れた粕汁は寒い夜には最高です。水菜と油揚げ(少量の豚肉も)の粕煮もおいしい。懐かしいおふくろの味です。なお、大吟醸の粕は料理に向きません。
お礼
新年早々の回答をありがとうございます。 私が新酒が好き!と言いたいのではなく、話題性としてワインと比較しました。 日本酒の味わいが幅広いものであれば、どこのポイントが合うか分かれば、思いもかけない国で受けるかもしれませんね。 値段や輸送、保存管理と、私のような素人には分からない難しさがあるのだと思いますが…。 海外では日本より幅広い種類が出回っているとのことですが、国内で酒を飲む方にとって、あまり選択肢がないのでしょうか? 国内の消費量が減少しているため、売れ筋しか手にはいりにくいとか…。 以前はあまり見なかった大吟醸の酒粕が、最近はスーパーでも見掛けます。 「大吟醸」が売りみたいです。 ねっとりした感じです。 12月に購入したものですが、値段は高いし、たくさん売っていなかったのですが、きつく絞っていない酒粕があって(大吟醸とは書いていなかったです)風味も良くて満足でした^^ 今まで色々購入しみたのですが、一番好みです。 この酒粕なら酒自体もおいしいのではないかしら?と想像してしまいました。 どこのものか覚えていないのが残念です…。 粕は冷蔵できっちりパックして売られていますし、開封直後は生酒に風味が近いのでしょうか?
- hirotodo_001
- ベストアンサー率23% (237/1004)
>日本ではボジョレーヌーボー?ワインの新酒で騒いでいて、それなら日本酒の新酒でもっと騒がないのかと疑問に思いました。 毎年騒いでいます。 「賀茂泉 純米吟醸生原酒 立春朝搾り 720ml」 http://www.piconet.co.jp/hamasaki/item_8780.html 「雨後の月 純米吟醸活性にごり酒【あらしぼり健嗣】720ml 」 http://item.rakuten.co.jp/bishunomikawaya/0202-ugo-jgn-ken-011/ 初物 お祭り好きですので。
お礼
新年早々の回答をありがとうございます。 毎年騒いでいる、という点について。 元々日本酒好きな方は自ら情報を取りにいきますが、大きな声?ではないのか、私のような特に酒好きではない者には聞こえてこず…。 過剰な宣伝はしない、ということでしょうか。 他の方が固定客がいると書かれていますし…。 しかし、初もの好き、という点では納得します。 私自身、近くの酒蔵に新しい酒粕が出る時期、なんとなくウキウキして酒蔵の直売で買いたくなります。 酒粕が好きなので。 (常連客がキロ単位で予約するみたいです。) 少し待てば地域のスーパーやデパートにも今年出来た分が出回るのに^^; 書いていて思ったのですが、ワインは元々ない習慣を根付かようと過剰に宣伝しているのかもしれませんね。 これも初もの好きを狙った商売?? 飲んだことがないので味はしりませんが…。
>日本酒が国内外でどう評価されているのか気になりました。 海外ではまだまだ評価に値するほど浸透していない というのが正確なところでしょう。 ノーベル賞の晩餐会に採用されたように、 日本に造詣が深い人にはそれなりの 評価をされているという程度です。 国内では、戦中の三増酒に代表されるような まがいものが当たり前の日本酒というような時代が 長らく続き、近年になってぼちぼちと改善されつつあるという状況です。 http://homepage1.nifty.com/cupsakemania/sanzou.htm
お礼
新年早々の回答をありがとうございます。 海外での認知度はまだ低いのですね…。 昨年海外のどこかの国で、安いからと粗悪な密造酒?が出回り死者が出ている、というニュースを見ました。 そのレベルのまがいものだと恐ろしいですね。 私は酒を日常飲むのではなく、購入するのは酒蔵の直売がほとんどです。 ろくに飲めないのですが、必ず店の方にあれこれ質問して(皆さん丁寧に答えて下さいます)、そのときどきで購入しているため、種類まで記憶していませんが。 あれこれ聞いてうっとおしい素人客と思われているかもしれませんが…。 とにかくアルコールが欲しい!という者ではないので、初めに粗悪な日本酒に出会っていたら、今回の質問には至っていないかも、と思います。 値段はこだわらない、といってから質問するので、まさか三増酒をすすめないですよね?! 何万もするような商品をすすめられたことはありませんが…。 旅行先では買いませんが、迷ったときは冷蔵庫のもので高いものを買います。 小さい容器が多いですし^^; 店の商品で醸造アルコールという言葉は見ますが、糖類や酸味料まであるのですね。 次からは買う気のない商品まで隅々チェックしてしまいそうです…。
- foodsno1-fk
- ベストアンサー率53% (34/63)
ワインと同じように色々な作り方・種類が有ります。安い物から、合成酒・清酒・きん醸酒・大きん醸酒等で、きん醸酒・大きん醸酒が、純米酒に成ります。清酒・合成酒には酒造りでは出来ない合成アルコール等の人工的な添加物が入っています。 ワイン造りの責任者(ヴィニュロンとかドメーヌとか呼ばれます)に当たるのが、杜氏日本酒造りの責任者です。 この方が、米の種類・精米度合・麹の入れ時・温度・時期等を決め 酒の味を決めます。 また、日本酒にもヌーボの様な物が有り、新酒と言って出回ります。ただしこれにもピンキリが有り全てが美味しいとは言えません。そして一番搾り・雫酒と言われるのも有り果実の(りんご・梨・洋ナシ等)の香りがして絶品です。日本酒協会等に加盟している酒屋さんに頼むと手に入るかもしれません。 海外では、(知り合いがやっているのは、アメリカとフランスとオーストラリアの和食店)まだまだ日本酒のデリケートさについていけない様で持ち込みで日本酒を持ってきて開封後1年以上キープして置くのが、多く黄ばんでわれわれ日本人にはとても飲めない様になっても気にしないで呑んでいるようです。友達もみんな悲しんでいました。 日本酒に興味がお有りの様ですので是非、雫酒を飲んでみてください。日本酒に対するイメージが、変わりますよ。
お礼
新年早々から回答をありがとうございます。 雫酒の情報をありがとうございます! 次に購入するときの候補にさせて頂きます。 躊躇するのが、何せ1回に味見程度しか飲めないので、封を開けて少し飲んだら料理に使ってしまうのが、我ながらもったいなくて…。 アメリカやオーストラリアの方々が封を開けて変色するまで置いておくのはびっくりです。 味にうるさそうなフランスの方まで…。 開封してから変色した日本酒、いったいどんな風味なのでしょう…。 子どものころ、お正月に親戚が集まって飲んだ日本酒の残りが料理に使われていたことを記憶していたので、日本酒は封を開けたら早く飲むものなのだと刷りこまれていました。 (なので、ワインも同じようにしていました。)
お礼
回答ありがとうこざいます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 日本酒には、まだまだ私の知らない歴史もありそうです。 ビールや焼酎は飲まず、日本酒ばかり飲んでいた大酒飲みの祖父は、きっとお世話になっていたと思います。 他の方も書かれていましたが、下地があって、先入観なしに評価されるようになれば、品質を落とさず広まる可能性がありますね。 ところで、私が気に入ったどこかの酒蔵の酒粕は「吟醸」とは書いていなくて、きつく絞っていないせいか風味が良くて、ほんのり甘く感じました。 アルコールを添加するとすれば絞った後と想像しますので、素の純米酒の味、香りなのでしょうか^^ 母方の田舎に酒屋があって、ずっと入ったことがなかったのに、帰省したときになんとなく入ってみたら、地元の酒蔵が経営する店でした。 嬉しくなって、自分ではたくさん飲めないのに買ってしまいました^^ 父方の田舎はおいしい地下水がある地域なのですが、田舎過ぎて人がいなくて、酒蔵はないみたいです。 村の施設でこの水を使ったコーヒーを飲んだのですが、酷くて…。 せっかくの水を、こんな使い方するな!金を取って出すな!と腹が立ちました。 (水は黒字みたいですが。) 日本酒を作って欲しいなぁと想像はするのですが、簡単なことではないことは、素人の私にもちょっとは分かります。 戦争に耐えて日本酒作りの文化や人が続いているのは、すばらしいことですね。 (焼酎は、その地域の風土に合わせて作られるようになったと聞きました。)