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医学部についての質問です

僕の祖父(81歳)は医師なんですが、祖父曰く医学部は昔に比べてレベルが格段と上がっていると言い今の医学部には合格出来ないと言っています。 ということは昭和20年代の医学部は簡単だったんでしょうか

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回答No.2

81歳は(1931年、昭和6年)生まれですね。 結論を言えば簡単です。 つまり彼が大学入る時期は終戦直後ですけど、そもそも若者いないんですよ。皆、戦争に行って死んでるから(笑い事じゃないけど事実です)。 学力があっても生きるのに必死で大学なんぞ行ってられないって人もたくさんいたんですよ。 俳優の高倉健は明治卒、ヤクザの安藤昇は法政中退ですけどほぼ無試験で大学入ったって言ってますね。 そりゃそうでしょう。この時代の若者は高校時代にずっと軍需工場で働いてるわけだから。 ちなみにこれ以前、戦前、戦中も医学部は入りやすかったです。 要するに医学部はそもそも国策、軍医養成所なんですよ。 絶対数が必要なのであってテストをムズかしくするとかハイレベルな医者を輩出するとかそういうことはそもそも考えていない。 作っても作っても戦争で軍医は殺されちゃう可能性があったからガンガン作ったわけですよ。 とは言え、当時の医学部はドイツ語が必修だったはずですし、それなりの学力は求められたでしょうけどね。 和田秀樹(52歳、1960年、昭和35年)生まれの時は既に東大医学部は最難関だったようです。 ただ1970-1993頃は私大文系ブームですから、今ほどの難易度ではなかったと思われます。 1番難関だったのはバブル崩壊後の不景気で文系や私大が冷遇された上に、医学部定員が少なかった1995-2005頃の国立医学部でしょう。 例えば1959年生まれの村上世彰は成績的には理数系だったのにわざわざ浪人して東大法学部に入ってます。価値としては「文系の方がエライ」みたいなのがあったんですね、風潮的に。彼が1980年代以降の生まれなら普通に医学部や工学部に進んでた可能性は高いですよ。 大学が急激に難関化するのは団塊の世代(1946-1954年生まれ)以降です。 大学進学率が急激に上昇し、いわゆる偏差値的なもの、また受験戦争的なものが生まれて来ます。 昔は今とは違いますからね。 例えば、家に一定の資力があったり、学者家計で男子ならそこまで難関大学に行くのは難しくないんですよ。当時は一種の世襲文化ですから、そういう家系を出て農家になるとか、サラリーマン、俳優になるなんてのは夢にも考えてないし、そういうもんだったんです。 森鴎外や正岡子規がそれに当りますね。 逆に女子だったり田舎の農家の次男だったらその時点でもう大学進学ってのは絶望的になるんですね。 お祖父さんは長男だったり、お父さんがそれなりの地位にいた人では?? そういう人にとっては「医学部・・はてそんなに難しかったかなマジで」と思うのは当たり前のことです。

  • ALFa8C
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回答No.1

いいえ、 医学は時代により難関です! リベラル~多様化した現在は英語主流ですが、 かつては独語必須でしたし、 比較は難しいです。