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神様はなぜ悪魔をおつくりになったのでしょうか?
前に教えてgooで、悪魔はもとは天使だったということを教えていただきました。 全知全能の神様は、なぜ、天使を悪魔にして、悪魔をおつくりになったのでしょうか? 私はキリスト教のことをよく知らないからかもしれませんが、とても不思議な気持ちがします。 お教えいただけましたらうれしいです。 よろしくお願いいたします。
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悪魔がもともと天使だったというのは、ごくごく限られた宗教でのことです。 大抵の悪魔というのは、土地の支配者が変わるとき、それまで崇められていた神を悪魔と断じて貶め、新しい神、つまり現在の支配者を正当化するための手段でした。 例えば、バアルといえばキリスト経典では有名な悪魔ですが、もともとはエジプトのカナン周辺からギリシアにかけて信仰を集めていた高位の神で、セト神などと同一視されるような存在だったのです。 神が悪魔を作ったのではなく、現在の神がそれまでの神を侵略して貶めた、というのが正解です。 光に影があるように、すべての物事には表と裏があります。 神と悪魔も表裏一体、片方だけを正として論じても無意味です。
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- lv4u
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>>全知全能の神様は、なぜ、天使を悪魔にして、悪魔をおつくりになったのでしょうか? 神が、最初から悪魔として作った存在はありませんよ。 神は、創造物に自由意志を与え、さらに「あなたたちは、私のように偉大なものになりなさい!成長しなさい、繁栄しなさい!」って命令を与えたのですけど、その命令を「大王様のようになって、世界を支配するぞ!多数の人々を支配するぞ!」という方向で元天使長のルシフェルは受け取ったんです。 で、それを忠実に実行して、知識と知恵を駆使して敵を倒し、世界を支配した。 でも、その過程で多数の人々を残酷に殺した結果、死後、天使の世界に帰れなくなってしまった。 「おれは、神の命令するとおりに頑張った!そして成果をあげた。なのに、なぜこんな仕打ちを受けないといけないんだ!」ってことで、神を、天使たちを怨んだんですね。逆恨みともいえるかもしれません。 そして、地獄の世界を作り上げて、彼は悪魔のトップに位置するようになったということです。 幸福の科学が秋に公開したアニメ映画「神秘の法」のラスト近くで、「神の泣きっ面がみたいのだよ」という悪魔のセリフがありましたけど、まさに悪魔の願いはこれなんです。「神よりも自分のほうが頭がいい、偉いんだ!」ってことを思い知らせることです。 もちろん、彼の手下の小悪魔たちは、もっと違う願いをもっていたりしますけどね。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 神様は創造物に自由意思を与えたのですね。 元天使長のルシフェルという方は、神様の言われたことを取り違えてしまったのでしょうか。 お教えいただき本当に助かりました。 心から感謝いたします。
- kappakunz
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めちゃくちゃ簡単に説明すると 神様は人間の姿を悪魔と天使にたとえたのです。 人の心には善悪が必ずあるということ そして、人の形にも善悪があっていい人も悪い人もいる ということを表しているのではないでしょうか? 間違っていたらすみません(>*<)
お礼
ご回答、ありがとうございます。 確かに、悪魔のような人とか、天使のような人とか言います。 人の心のなかも良いところもあれば悪いところがあると思います。 ご説明いただき、ありがとうございました。 心から感謝いたします。
- osakajapan2001
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悪魔や魔王などと言う概念は何もキリスト教独自の考え方ではありません 仏教やヒンズー教や他の宗教にも多くみられる現象です 貴方の言う悪魔の存在は所謂相対的絶対伸の概念が想像した考え方です 絶対的絶対神の概念では神の存在しか認められませんので 人・悪魔・天使 等と言う概念は元々存在しません しかしながら その存在自体が客観性を有しない為に 本来 在るものか 将又 無いものか の判断自体が不可能ですので 実証された事や検証された事はありません 私は無神論者ですので はっきりと申し上げますが 神も悪魔も 人間が作った概念でしかありません たったそれだけの事です <(_ _)>
お礼
ご回答、ありがとうございます。 私には、少し難しいですが、ご丁寧な語説明、本当に恐縮いたします。 心から感謝いたしております。
- BODYCHANGE
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無神論者です。 多分望んでない回答になるかもしれないから、その時はごめんなさい、スルーしてね。 神も悪魔も人間の想像の賜物。何かにすがりたい、頼りたいという思いが神を作り出したのではないでしょうか?そしてまたそれは、人間の心の善と悪を投影したものであると考えます。 神と悪魔、これで善と悪のバランスがとれているのではないでしょうか? さて、神が全知全能ならなぜ人間のような欠陥品をお作りになったのでしょうか?ミスだったとしたら「全知全能」というのはウソになります。「高坊も筆の誤り」はあくまで人間に対する諺でありますから神には当てはまりません。神とはそれを遥かに越えた存在なのですから。 ならば、何か意味があって?? これだけたくさんの宗教を作らせてあらゆる神を崇めさせて、殺し合いを演じさせている真意は…? そう考えると神も悪魔も人間が作り出したものであり、あらゆる事に不安になる人間の道しるべとして人間自体が灯した明かりのような気がします…。
お礼
ご丁寧な語説明、ほんとうにありがとうございます。 とても説得力があります。 人間の心の善と悪、禅が神で悪が悪魔、確かにこれで善と悪のバランスがとれていると思います。 私は、言われるように、神様がいらっしゃたとしたら、なぜ、戦争や大災害が起こるのかが分からないのです。 私も不安になると神様に祈ったりします。 だけど、やはり人間が作ったものなのでしょうか。 ご回答、本当に助かりました。 心から感謝いたします。
お礼
ご丁寧なご説明、ありがとうございます。 支配する人が変わると、いままでのその土地の人が崇めていた神が悪魔になってしまうということ知りませんでした。 「光に影があるように、すべての物事には表と裏があります」と「神と悪魔も表裏一体、片方だけ論じても無意味」というお言葉、なるほど、うなずいてしまいました。 ご回答、いただき本当にありがとうございました。 心から感謝いたします。