N=N(t)とおく。
速さdN/dtは、物質量N(t)に比例するから、
dN/dt=aN aは比例定数(a≠0)
∫dN/N=∫adt
logN=at+C=loge^C・e^atより、
|N|=e^C・e^at
±e^C=Cとおくと、N(t)=N=Ce^at
N(0)=Ce^0=N0より、C=N0
よって、N(t)=N0e^at ……(1)
ラジウム226Raの半減期を1600年とするから、
1600年後、最初の量N0の半分になるから、N(1600)=N0/2,
(1)より、N(1600)=N0e^1600a
よって、N0/2=N0e^1600a より、1/2=e^1600at ……(2)
両辺の対数をとると、
log(1/2)=loge^1600a より、-log2=1600a
よって、a=-log2/1600
(1)に代入して、N=N(t)=N0e^(-log2/1600)t ……(3) は答え
(3)より、100年後の物質量は、
N(100)=N0e^(-log2/1600)・100=N0e^(-log2/16)=N0・(e^(-log2))^(1/16)
(2)より、1/2=e^(1600・(-log2/1600))=e^(-log2) だから、
N(100)=N0・(1/2)^(1/16)=(1/2)^(1/16)N0
最初の量はN(0)=N0だから、100年間で消滅した量は、N(0)-N(100)より、
{N(0)-N(100)}/N0
=[N0-{(1/2)^(1/16)N0}]/N0
=1-{(1/2)^(1/16)}
=0.0423……より、
よって、4.2%消滅する。
最後は電卓で計算しました。確認してみてください。