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水晶振動子とロジックICを使った発信回路
- 水晶振動子とロジックICを使った発信回路の勉強について
- HCシリーズのゲインが高いため、水晶発振回路には不向き
- ロジックICを使った場合の発振動作について
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質問者が選んだベストアンサー
HCシリーズで水晶発振回路を作る時にはHCU(アンバッファ)タイプを使用するというのが定番です。 HCUタイプは入出力にバッファが無いので1段のアンプで構成されています。 HCタイプでは入出力に反転バッファが入っているので内部のロジックと加えて3段アンプになっています。 その分、HCタイプの方が高ゲインになっています。 それ以上に問題なのは3段アンプになっている為に位相遅れが大きい事です。 発振器として使用する場合、この位相遅れの為に異常発振が起きやすくなります。 この辺の事情はメーカーのデータシートを見ても分かりません。 実際に測定する必要が有ります。 また、あるメーカーで上手くいっている回路のICを他社の同等品に変えたら駄目になったなどと言う事も良くあります。 ゲインが高いアンプを使った場合にはわずかな帰還でも発振条件を満足してしまう為、水晶振動子以外の周波数で発振する恐れが有ります。 ロジック回路を使った発振回路でも、動作としてはアナログ回路の発振回路と変わりは有りません。
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- bogen555
- ベストアンサー率64% (111/173)
本当に勉強するんだったら、専門家の書いたこうゆう専門書を薦めます。 http://homepage1.nifty.com/sokano/book/index.html 勉強はどうでも良いから安定な発振器を作りたいんだったら、メーカーのサイトに注意書きが一杯あります。 http://www.kyocera.co.jp/prdct/electro/product/timing/xtal_faq.html http://www.kyocera.co.jp/prdct/electro/pdf/add_pdf/hand_j.pdf http://www.kds.info/html/products/technical_guide/circuit_investigation/index.htm
- Gletscher
- ベストアンサー率23% (1525/6504)
Gain=利得 のことですが、それはアナログ回路のことであり、ロジック回路には、Gainというのはありません。 その著者の自己流の表現でしょう。何のことか分かりませんが、インピーダンスが高いことを言っているのかも知れません。 ただ、「バッファの段数」との表記もあるので、出力電流÷入力電流 のことを言っているともとれます。 あまり関係ないと思いますよ。 ロジックICを使った発振回路は安定性が悪いので推奨しません。