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なぜ官僚は米のいいなり
「日本の官僚は米のいいなりだ」という文や記事をよく見かけます。本当にそうなのでしょうか?またそうならば、官僚にはそうすることで、どんなメリットがあるのでしょうか?
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- Streseman
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”言いなり”という評価の適否は主観的な判定になるが、そうは思わない 現実に、日米両国の利害関係で日本国の官僚が主体的選択・意思決定が出来ないだけの話だろう つまり、日米関係から、一方的に不利な政治環境であるからこそ、妥協するしかないだけの話が圧倒的だろう 逆に言えば、弱い立場が妥協するのは当然であって、それを「言いなり」と批判するのは、事実であっても幼稚だろう ”言いなり”だと批判する人間が、不条理な上司の命令なら反駁するのだろうか?という皮肉も言えるわけだが・・・ そもそも、一般人レベルで日米閣僚級協議の仔細の内容は確認しようがないし、官僚レベルの意思決定と政治家レベルの意思決定での違いは当然ある 官僚が全ての実務レベルの協議を統制するにしても、大臣級の突発的な政治妥結(プラザ合意みたいな事例)もありえる。 ”言いなり”だと批判する連中が、意思決定権の主体の有無まで精査しているとは到底思えない もっとも、言いなりだと思っているのは、現実の国力などを総合的勘案する知性がない、もしくは、政治的駆け引きを視野狭窄で論じているだけの話だろう 例えば、A、Bという政治資源のトレードがあるとすれば、客観的にAという政治資源の相対価値が優れているなら、当然Bの変わりにAを選択する取引・交渉は妥当であろう しかし、A,Bに関する価値観の問題で、AよりもBの優位性を感じる人にすれば、”言いなり”だと思えてしまう。現実に、日本国における政治情報では、仔細は中央政府が一括管理している傾向があって情報公開されている部分が多い その情報公開されていない部分にA、Bの価値を十分に査定できる情報がある場合もある つまり、”言いなり”だと批判している人間が無知な場合も相応に多いとも想定されるのである。 しかし、日本の場合は、上記の事例では、”Bを譲り渡すなんぞありえん”という価値観で評論してしまう傾向が強い。 つまり、Aの価値云々では政治意思が展開できないのである。 TPPなどもその類とも言える側面はあるし、日本政治は総じてそういう視野狭窄・情報総量の不足の問題が介在している・・と言えるだろう
- rikukoro2
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>ご回答ありがとうございます。確かに米の米農家は関税無くしたいでしょうね。 えっと・・・日本の農家はTPP反対です 米国もお米に関してはそれほど積極的ではありません どっちかといいますとお米に関して東南アジアが積極的です。 現在の米の関税は778%なんです。 お米価格が暴落すれば、農家は困るので反対です
- kantansi
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戦後のGHQの日本統治以来、官僚とそれに操られた政治家が米国の言いなりであることは事実です。 米国の言いなりに動いて、無駄な労力を使わずに、経済発展を遂げた体験が骨の髄までしみついています。今更自分の頭で考えて、自力で頑張ることなどできなくなっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。「戦後の食糧難の時、アメリカの援助はありがたかった」と70すぎのおじさんから聞いたことがあります。それはさておき、機を見るに敏であろう方々が米に追随のは何か理由があるのではと勘ぐってしまいます。
大筋であってます。だって守ってもらってるんだから、日本はまだ子供で自分で自分を守れないのです。 アメリカ様という親に守ってもらっています。 親の言うことは聞かないと怒られます。 だから いいなりです
お礼
ご回答ありがとうございます。ラジオで聞いたのですが、一時期世界50%だった米のGNPは今18%で対外債務も世界一とか。そんなに頼れる国だと官僚の方々はかんがえているのでしょうか?
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
『違います』 第一本当に『官僚が本当に米国のいいなり』ならとっくに日本はTPP参加してると思いませんか?
お礼
ご回答ありがとうございます。確かに米の米農家は関税無くしたいでしょうね。
お礼
長文のご回答ありがとうございます。 個々の事例では一概に言いなりとは言えないのですね。でも日本が弱い立場なので全体の印象としてはそう映るのでしょうか?弱い立場なのはアメリカが核を持っていることも一因でしょうか? 言いなりになることで官僚自身にメリットがあるのかとも思いましたが、Stresemanさんの文を読んで、そういう人もいるかもしれないし、逆に真剣に世界平和のために働いている人もいるだろうと気付きました。