質問コーナーで1時間後くらいがよいと書いたものです。
ウォーキングなどの運動はいつやっても基礎代謝を上げる効果があり有効であると思います。最も肝心なことは他の方が書いておられるように継続することです。
しかし、1時間後くらいということには科学的な根拠があります。平均的に食後30分くらいから血糖値が上がり始め大体1時間後くらいで最高になります。血糖値が上がると膵臓からインシュリンがでますが、これにより細胞における糖の利用が促進され血糖値が下がります。さらにインシュリンは筋肉や脂肪細胞へのグルコース(ブドウ糖)の取り込みや肝臓での脂肪合成を促進します。このタイミングで運動をすることにより、糖の利用が促進されインシュリン量を減らすことができます。その結果、脂肪の合成や蓄積が抑制されます。ですので、この時間帯に運動することが最も効果的であると言うことです(他の時間に行うのが効果がないという意味ではありません)。
また、この時間帯に運動することで血糖値の平均値を下げることができ、糖化タンパク質の生成を押さえることができます。糖化タンパク質は分解されるときに活性酸素を多量に生成するのでこれにより動脈硬化が促進したり、老化が早まります。ですので単にダイエットに良いと言うことだけではなく、健康維持にも極めて有効です。
江戸時代に書かれた海原益軒の「養生訓」にも食後の運動が極めて有効であることが書かれていますが、これは現代医学でも支持されることなのです。
お礼
回答ありがとうございます☆無理せず、自分が出来るときに続けることをがんばります!!