- ベストアンサー
聖書以外の資料
聖書は複数の資料を編集して 成立していると考えると 取捨選択された他の資料があるはずです。 聖書にもたとえば、 民数記 21:14 それで、「主の戦いの書」にこう言われている。「スパのワヘブとアルノンの谷川とともに、 21:15 谷川の支流は、アルの定住地に達し、モアブの領土をささえている。」 このように他の資料からの引用があります。 こういった聖書以外の聖書に関係する同時代の資料はどれくらい 発見されているのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
黙示録はヨハネの他にも色々あったはずなので検索してみました。 以下のサイトの「原始キリスト教の世界」という項目が参考になるかと http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/index.html
その他の回答 (4)
- NemurinekoNya
- ベストアンサー率50% (540/1073)
旧約聖書の成立過程、四資料説とかあって、結構、面倒くさいんだわ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%9B%B8%E4%BB%AE%E8%AA%AC http://ja.wikipedia.org/wiki/3%E6%AE%B5%E9%9A%8E%E6%AD%A3%E5%85%B8%E5%8C%96%E8%AA%AC 聞くところによると、キリストの十字架以後のヤムニア会議(BC90年くらい)まで、旧約聖書の話は作られ続けられたとする説もあるそうだし、どこが旧約聖書なのだろうか(笑い)。 出エジプト記のモーセが川に流されたって話も、俗にいうアッカドの《サルゴン伝説》のパクリね。日本の桃太郎もそうだったりして。シルクロードを通って、日本にまで《サルゴン伝説》が届いた。 なっ、わけねぇか(笑い)。
お礼
桃太郎とか世界中に似た話があることについては また別に考えたいと思います。 一つの話があちこちに伝わったのか それとも地域や時代が違っても人間の発想が同じなのか とかいろいろ。
- NemurinekoNya
- ベストアンサー率50% (540/1073)
こんばんはです。 同時代といえるかどうかは怪しいですけれど、 旧約聖書、特に、創世記はそれに先行するバビロニアの神話を抜きに語ることはできませんね。 たとえば、ギルガメシュ叙事詩の大洪水に関する記述。 こう言って、彼はずっと昔、神々が地上におこされた大洪水の話をして聞かせました。知恵のある神エアが、どんなふうに風をかき鳴らして洪水を警告してくれたかを。。。。 七日目に、箱舟は世界の果のある山に乗り上げました。老人はもう水がひいたかどうかを知ろうと、まどから一羽の鳩を放ってみました。鳩はすぐに戻ってきました。とまって休む場所がなかったからです。今度はツバメを放ってみましたが、これもすぐに船に帰ってきました。最後はカラスを放ってやりました。カラスは戻ってきませんでした。 (世界最古の物語 H・ガスター 矢島文夫訳) 旧約聖書に記されている《ノアの洪水》の記述と何たる酷似。ギルガメシュ叙事詩からパクッとしか考えられない!! 人間が永遠の命を失ったのも、蛇のせいで、ギルガメシュ叙事詩と創世記では一致している。 ギルガメシュ叙事詩よりさらに遡る《エンメルカルとアラッタ市の領主》には、「昔、今は争っているけれど、人々は同じ言葉を話していた」といったような記述があり、バベルの塔の建設を阻止しようと神が人々の言葉を乱したというような記述との関係性も取り沙汰されています。 文献学的には、旧約聖書がバビロニアなどの神話からパクったと考える方が自然でしょうね。 旧約のダニエル書やヨハネ黙示録の《復活》や《最後の審判》、さらにメシア思想は、ペルシアのゾロアスターの影響でしょう。アヴァスターバビロン捕囚からユダヤ人を解放したのは、ペルシアの王さまだし。。。。 たとえば、Wikipediaのゾロアスター善と悪の対立を参照して。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%95%99 聖書、色々な先行思想や文献の影響を受けてんじゃないの。 そう考える方が自然だよね。
お礼
回答ありがとうございます。 そうなんですよね。 ギルガメシュ叙事詩とか ゾロアスター教とか。 ジッグラト 私は旧約聖書の文献学に疎いから なんともいいようがないのですが、 旧約聖書の各文書が成立した年代と 並び順は違うみたいなんですよ。 もちろん創世記の中にある要素のいくつかは それだけ古いんでしょうけど。 具体的なことがそれ以上わからなくて。 なんでもアブラハムは実在しなかったとか。 ダビデ王朝のときに各部族をまとめるために作られた 人物だとかなんだとか。 モーセも実在したかどうか怪しい。 そうなってくると…。 ペルシャの王様キュロス2世 ユダヤ人からメシアと呼ばれた人。 エズラとネヘミヤのあたりで ユダヤ教は成立したらしい。 だからそれ以前の話がどうなっているのやら。 ヨシヤ王の時代に申命記が見つかって 宗教の改革をやったみたいですね。 イスラエルの宗教も一神教がある一方で 多神教にもなっていたりしたようです。 あとはキリスト教徒との関係で言えばヤムニア会議とか。 ヤムニア会議 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%A0%E3%83%8B%E3%82%A2%E4%BC%9A%E8%AD%B0
- zebura23
- ベストアンサー率30% (252/820)
旧約聖書の大半は 最古と言われる、 発見されたシュメール文書の円筒印章から引用されており、 それらがつなぎ合わされたり、削除され、書き加えられたりして 改竄につぐ改竄で編纂されたものです。 現代にシュメール語を読み解ける人がいなかった中で、 唯一ゼカリア・シッチンという考古学者がシュメール文書を解読しました。 彼は古代の文明が、 太陽系の12番目にあたるニビル星から来た宇宙人の影響を色濃く受けており、 シュメール文書と言われるものが 彼らのことを記したものであると述べています。 旧約聖書に出てくる物語がどのように編纂されたかについて、 また神が一人称ではなく「われわれ」となっていることなどを探ると、 非常に興味深いことがわかります。 興味がおありなら、「ゼカリア・シッチン」の書物をお読みください。 「神々・創造主の正体 アヌンナキという宇宙人」 「地球の主 エンキの失われた聖書」 「神々の起源と宇宙人」 「12番惑星ニビルからやって来た宇宙人」などがあります。 出版社は徳間書店です。
お礼
回答ありがとうございます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BC%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3 宇宙人ですか。 神よりは説得力を感じる人が多いのかもしれませんが…
- kaorukei
- ベストアンサー率22% (2/9)
「同年代」というのがかなり難問ですね。 聖書が扱っている期間は、創世から西暦1世紀前後ですから、同年代といってもかなり幅があります。 旧約聖書の方はあまり詳しくありませんが、新約聖書でしたらかなりの数があると思いますよ。 確か、イエス・キリストについて扱った本がこの世で一番多いそうです。(ヒトラーが2番目らしい) また、ローマ時代にがっつり掛かっている書などは、ローマの歴史家が補完している部分がかなりあり、それらも参考資料として扱うことが出来るのではないでしょうか? 旧約聖書ですと、伝承として残っているものもかなりあるようです。 私が知っているのは、ノアの箱舟の逸話が世界中に残っているのだとか。 あとは、バビロニアとアッシリアの王様の話は考古学的発見が行われているのだとか。 とにかく数として表わせない量だと思いますよ。
お礼
回答ありがとうございます。 数え切れないほどなんですね。 最近、聖書の権威はさておき 聖書だけを調べるのに無理を感じるので このような質問をしてみました。 聖書の成立には当然、 編集した人の意志や思惑があるので そういった偏りが他の資料から わかればいいのにと思っています。
お礼
回答ありがとうございます。 黙示録ですね。 紹介してくださったサイト参考にいたします。 >新約聖書の中では、まずマルコによる福音書13章およびその並行記事が黙示文学の系列に属する。 いきなり興味深いです。