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たまごのLDLコレステロールについて教えてください

たまごには、LDLコレステロールが多く含まれるそうですが、「生卵」を食べた場合と、「卵焼き」にした場合では、LDLコレステロールの値に変化はあるのでしょうか。 たまごが好きなのですが、食べ過ぎはよくないようで、もし焼くことで多少なりともLDLコレステロールを減らせるのであれば、ぜひ詳細を知りたいのです。よろしくお願いします。

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  • higegie2
  • ベストアンサー率62% (169/270)
回答No.4

 タマゴがお好きとか・・・家族性高コレステロール血症と診断を受けていなければ、一番良質なタンパク源ですしたくさん食べてください。  生卵であれ卵焼きであれ、どちらでもお食べになられると良いですね。  ただし、生卵であるならばプロテインインスコアーが100ですから、栄養価が高い。L玉一個で7gほどのタンパク質が含まれている。  加熱すると白味の透明部分が白く濁り、メイラード反応により、プロテインスコアーの劣化が起こります。生卵と比べると、卵焼きではタンパク質(の働き)が半減したと解釈されます。  ですが、卵の白味はビタミンB群中の微量栄養素である『ビオチン』の吸収阻害が起きます。卵焼きでは、ビオチンの吸収阻害は起きません。  タマゴの吸収力を高めるためには、半熟が良いとされています。  血液検査ではコレステロールを調べる検査はしません。つまり、卵を食べたら卵のコレステロールを測れる、と云うことはあり得ないのです。  コレステロールの80%は肝臓で作られて、それだけでは足りないので食事でコレステロールを補わなくてはいけないのですが、それを食べすぎれば肝臓でのコレステロール生産量を下げてそれをほど良い量に調整します。  LDLコレステロールについてですが、食事に含まれるコレステロールの中には、HDLとLDLの区別はありません。脂質としてのコレステロールとして吸収されますが、肝臓で作られる”アポタンパク”と結合して血中に放出されて”リポタンパク・コレステロール”になります。  その時に、βリボタンパクと結合したものを「LDLコレステロールは(Low Density Lipo Protein)低比重リポ蛋白」と云い、αリボタンパクと結合すると「HDLコレステロールは(High Density Lipo Protein)高比重リポ蛋白」となります。血液検査では、このリポ蛋白の種類と量を測り、そのリポ蛋白の違いによりLDLコレステロール、HDLコレステロールの数値を示しているのです。    血液の中を流れる栄養成分・薬剤等はすべて、タンパク質と結合して目的の臓器へと運ばれるものですから、この運搬タンパクを作り難くなった肝硬変の方などは、肝臓でコレステロールを作れなくなるだけではなく、どんなに卵を食べても血中コレステロールは低くなってしまいます。  つまり、個々の体がもつ特性と誤った食事・生活習慣で高LDL・低LDL、高HDL・低HDL等々が決まります。しかし、これらは薬を使わなくても正しい食事と運動、過食を避ける等々で治るものですから、タマゴを食べてはいけない、と云うものではありません。  ただし、タマゴを食べてコレステロールが上昇してしまう病気もあるので、脂質異常症(注:)等を理解する医師に診て貰うことは大切です。血液検査でリポ蛋白分画などを調べて異常を感じれば更に精査するはずです。 注:家族性高コレステロール血症 ・・ 500家族に1家族の割合で存在しますが、この病の方はコレステロールの多い食事を摂り続けると、10代20代の若いうちに心筋梗塞を引き起こします。  LDLコレステロールが糖化あるいは酸化LDLに変わると悪さをする理由など、もっとお知らせしたいのですがとりあえずここまでにさせてください。  タマゴ好きの質問者さんには下のURLを紹介しておきます。 http://www.clinic-hygeia.jp/blog/2006/07/post-57.html ← 女医さんのブログですが、タマゴを食べよう!キャンペーンは読むと面白いですよ。

okokrerere
質問者

お礼

とても詳しく回答いただき、感謝します。 今回、はじめてLDLコレステロールを意識したのですが、それを多く含む食品の一覧などを見て、「たまご」の食べすぎがよくなかったのかと不安になっていました。それ以来食べるのを躊躇していたのですが、回答を読ませていただき、必要以上に不安にならなくてもよさそうだと分かり、安心しました。 もっと解説をいただきたいくらいです。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • rcc123
  • ベストアンサー率30% (288/948)
回答No.6

コレステロールは食物からより、 体内で合成されるほうが、はるかに多いそうです。 そもそも、コレステロールはまだ現代医学でも、 未知の部分がほとんど。 その証拠に昔は総コレステロールという表現がありましたが、 今は悪玉(LDL)、善玉(HDL)と別れています。 この考えも正しいかは?????? 厚生労働省のいうことを100パーセント信じてはいけません。 厚労省は、昔、 野菜は1日350グラム食べましょう。 と言っていましたが。 ウサギじゃないのだから、そんなに食べる必要は、 まったくない。 野菜なんて、1日に一口で充分だと思います。 私は、20年以上卵は1日3~4個平均は食べますが、 特にドックで引っかかりません。 私は、コレステロールは体質で変わると思います。 コレステロールを食べると、 コレステロールが増える。 一見わかりやすいですが、 人間の体はそんなに単純ではないです。

okokrerere
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

  • www-22
  • ベストアンサー率27% (5/18)
回答No.5

コレステロールは変化しません。 ビタミンなど、不安定な物質は熱を加えると少なくなりますが。 焼くと多少は消化が悪くなるから、おしりから便として出るので いいかもしれませんが。 それよりも卵がお好きで沢山食べたいのなら パン粉とかメリケン粉、芋、南京、何でも増量剤を沢山入れたら 増えますよ。 こんにゃくなんかもいいかもしれませんね。 口から入ったコレステロールによる影響は意外と少ないそうです。 コレステロールは食べなくても、 コレステロールは体内で合成されます。 一日一個ぐらいなら気にするほどの事無いですよ。

参考URL:
http://kumamoto.lin.gr.jp/shokuniku/eiyochisiki/cholesterol/cholest_tainai.html
okokrerere
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 あまり心配しないようにします。

回答No.3

たまごのLDLコレステロールに関しては既にNo.1、2で答えられている通りです。そこで念のため、コレステロールに関して補足させていただきます。 質問者様は血中コレステロール値が高くて、医師から玉子を控えるように言われているのでしょうか。もしそうなら、医師の指示に従ってください。もしそうでないなら、もう少しお付き合いください。 健康な人は、たまごを毎日2個や3個食べ続けても血中コレステロール値の上昇しないことが認められています。血中コレステロールの80%は、自分の体内で作られていますので、食物でコレステロールを控えても、コレステロール値は余り変わらないと言うのが定説です。血中コレステロール値を低下させる薬は、体内で作られるコレステロールを抑える仕組みになっています。 LDLコレステロールは「悪玉コレステロール」と言われますが、本当は「悪玉」と言うには語弊があります。LDLは、体に必要なコレステロールを、体中に供給するという重要な役割を背負っています。つまりLDL値は低すぎてもいけない物なのです。(健康診断書類をご覧ください。LDLにも○○~○○と、上限値のみならず、下限値も書かれています) HDLコレステロールが「善玉」と呼ばれるのは、体中の余分なコレステロールを回収する働きがあるからです。回収しすぎてもいけないため、HDLにも上限値があります。 そんな訳で、医師から特に指摘されているのでなければ、LDLに余り目くじらを立てるのも、いかがなものかなと思います。 血中コレステロールを健康的値に(LDL、HDLを良いバランスで)維持させるには、腹八分目の食事、適度な運動、適度な体重を維持することです。

okokrerere
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 コレステロールを多く含む食品一覧を見て、すっかり「たまご」が原因だと思い込んでいました。 運動不足や、食べる量に注意しながら、健康的な生活を心がけようと思います。

  • tatune33
  • ベストアンサー率39% (325/828)
回答No.2

残念ながらどんな状態になっても変化はないですね^^; 卵は本当に様々な食品に含まれていますので、気づかないうちに摂取しています。 パンやお菓子、スイーツ類、惣菜、市販弁当、外食全般、加工食品等、気軽に食べられておいしいものはすべて卵が入っていますよ。 なので卵焼きや目玉焼きなど卵料理を楽しみたければ、上記の食べ物を減らすことをお勧めします。

okokrerere
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 焼けば解決なら、とても嬉しかったのですが、そうもいきませんね。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.1

同じです。変化はありません。生だろうと卵焼きにしようと何も変わりません。卵焼きにすることで、加熱に弱いビタミンB系は若干損なわれますが、コレステロールは安定的な物質なので増えもしないし減りもしないのです。それは卵に限らず、魚類・魚介類・肉類・乳製品にも当てはまります。 確かに食べすぎはよくないです。コレステロールは動物性食材には、どれも多かれ少なかれ含まれているので卵だけを気にしても意味ありませんが、いろんな料理に使われやすい食材なので特に注意する必要があります。 おまけですが、卵焼きにすることで少々鮮度が落ちた卵でも食あたりになりにくいというメリットはあります。

okokrerere
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 焼けばOKなら、簡単でよかったのですが、そうもいかないわけですね。

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