青色申告？確定申告？

質問

こんにちわ。昨年６月に法人成り（それまでは個人経営）にいたしました。開業当時税務署にいろいろな届け出を済ませていますが、私の会社は定款上３月決算にしております。そうすると、今年は１５年１月１日～１５年５月末までの収入は確定申告をして、以後の１５年６月１日～１６年３月末までの分は法人としての税の申告をすることになるのでしょうか？もし、そうであるとした場合、青色申告という言葉を良く耳にしますがどのようなものなのでしょうか？また、いつまでに税務署に提出すればよいのでしょうか？税務署には開業時に青色申告の申請をしたと思いますが定かではありません。青色申告の意味をおしえてください。よろしくお願いします。

回答No.1

noname#24736 · ベストアンサー

1.個人について。
15年1月から5月末までは、個人で決算をします（事業所得）。
その上で、法人からの6月以降の給料（役員報酬）が給与所得となりますから、事業所得と併せて16年3月15日までに確定申告をする必要が有ります。

2.法人について。
15年6月から16年3月までの法人としての決算をし、以降、毎年3月末で法人の決算をします。
法人の場合は、決算から２ケ月以内に確定申告と、納税が必要です（法人都道府県民税と法人市町村民税は所得が無くても均等割の納付が必要です）。

法人が青色申告をすると、次のような特典があります。
1.青色申告書を提出した事業年度に生じた欠損金の５年間繰越控除
2.欠損金の繰戻しによる法人税額の還付（現在は中止しています）
3.帳簿書類の調査に基づかない更正の原則禁止
4.更正を行った場合の更正通知書への理由附記
5.推計による更正又は決定の禁止
6.特別償却・各種準備金の積立額の損金算入・各種の法人税額の特別控除・各種所得の特別控除等の制度
10.更正処分に不服があるときに、異議申し立てをしないで、直接審査請求をすることができる

青色申告の申請は、原則として、青色申告によって申告書を提出しようとする事業年度開始の日の前日間でとなっています。

回答No.2

kamehen

基本的に、＃１でkyaezawaさんが書かれている通りと思いますが、最後の部分のみ、補足を。

>青色申告の申請は、原則として、青色申告によって申告書を提出しようとする事業年度開始の日の前日間でとなっています。

上記が原則の取り扱いですが、法人設立の場合の提出期限は、設立の日以後３月を経過した日の前日と当該事業年度終了の日の前日のうちいずれか早い日となります。
ですから、６月設立であれば、それから３ヶ月以内の９月までに「青色申告の承認申請書」を提出していなければ、第１期については、青色ではなく、白色申告となります。
（もし、既に提出したそのいろいろな届け出の中に含まれていれば、上記期限内に提出したものであれば大丈夫ですので、一度確認してみて下さい。）

もし第１期がダメでも、第２期から申請されることをお勧めしますので、その場合は、下記サイトから申請書をダウンロードして期限内に早めに提出されて下さい。

参考URL：

http://www.nta.go.jp/category/yousiki/houjin/annai/1554_14.htm