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ビタミンC
今ビタミンCのサプリメントを飲んでいます。そこで質問なのですが、私はがばがばと(一日に1.5Lほど)水を飲みます。水溶性ビタミンなのに、水をたくさん飲んで良いものなんでしょうか。あまり吸収されずにおしっことして流れてるんじゃないかと不安です。 しょーもない質問ですが、よろしくお願いします。
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- higegie2
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しょうもない質問とのことですが、とっても重要なことを含んでいます。 ビタミンCはオシッコに出てしまうからいっぱい摂っても無駄である、と思い込まれている方々も多い。本当にそうだろうか? 一所懸命働いて得たお給料は、生活のために使われて私たちの生活を助けてくれる。預金ができないからと云って、取得した給料は使われてしまうから無駄とは言わないであろう。 しかしながら、ビタミンCについては、オシッコから排泄されるからたくさん摂るのは無駄、と決めつける方が多い。しかし、その決め付けはいったいどの量だったらヒトの体に良いのか? 全く触れていないことが多い。 100mg、200mgのビタミンC摂取であるならば、その量の分にも満たないビタミンCの生理活性しか得られないことになる。 そもそも、オシッコで排泄されるという意味は、血漿中に溶け込んだビタミンCが全身に配られて働いた後に尿中排泄されることを意味する。それだけではなくビタミンCは、眼の水晶体、白血球、副腎などの臓器に溜めこまれている。 水晶体にビタミンCが溜めこまれないと「白内障」になり易い。白血球中にビタミンCが不足すると、風邪を曳き易くなり、また、細菌感染もし易くなる。更に、副腎にビタミンCが不足すると心身ともにストレスに対抗できなくなる。 ビタミンCは溜めこまれるだけではなく、体の中で働くから重要なのです。その働きのことを「ビタミンCの生理活性」と云います。 1. 体内での抗酸化作用・・・生身の体は生きているだけで酸化が進み老化が促進されるが、これを防ぐ役割もある。 2. 還元型のビタミンCも酸化型ビタミンCに変化するが、その過程で中間体のビタミンCに一時変化する。・・・そのお蔭で私たちは活性酸素の毒からも守られている。 3. 生理活性物質の生成。・・・消炎物質であるプロスタグンジンE1の生成、インターフェロン生成等々。 4. ビタミンEの働きを助けて、ビタミンCも酸化が進むがナイアシンによってビタミンCが還元される。 5. コラーゲンの生成。・・・鉄やビタミンCが欠乏すると丈夫なコラーゲンが生成されない為に、皮膚、血管、骨、髪の毛、筋肉、腱、等々あらゆる臓器が脆弱になる。終末像は壊血病。 6. 薬物代謝 7. ホルモン、カテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン等)の生成。 8. 鉄の吸収と代謝に関与。 9. カルニチン代謝に関与。・・・ビタミンCの不足で脂肪酸(エネルギー源の一つ)が取り込まれず、慢性疲労・肥満・高脂血症の元となる。 10. コレステロールの異化促進。・・・血中ビタミンC濃度が高くなると、高い総コレステロール値が下がる。 11. 抗ヒスタミン作用。・・・ヒスタミン(痒みや痛みなどの化学伝達物質)を抑えて、アレルギー症状の緩和作用を果たす。 12. 免疫増強作用 13. 抗ウイルス作用 14. その他の作用として、抗腫瘍作用・皮膚疾患改善作用・脳の機能向上・利尿作用・血栓抑制・・etc 水分をしっかり摂って、ビタミンCを働かせてしっかり排泄させましょう。ビタミンCは500mg~10,000mgの間にヒトが必要とする至適量があると、ライナス・ポーリング博士は明言されています。 質問者さんのビタミンC至適量がどれほどかは、排便が軟便もしくは下痢に転じる量の一歩手前がその量であると思います。 酷い便秘の方は、1時間ごとに1,000mgのビタミンCを飲み、10,000~15,000mg/日辺りで軟便か下痢で排便が起きることが多いです。 頑固な便秘でも(習慣性や痙攣性便秘であっても)ビタミンC至適量で安全に改善されます。 ビタミンCについて、ブログでクリニックハイジーアの院長先生が語っておられます。 http://www.clinic-hygeia.jp/blog/c/
- mekuriya
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1.5Lほどなら普通の範疇であって、とりたててどうこういう必要は無い。たくさんでもないし少ないでもない。 脂溶性ビタミンは過剰分が体内の脂肪組織に蓄積されるのに対して水溶性ビタミンは蓄積されない。 脂溶性ビタミンは不足しても体内の蓄積から融通可能なのに対して水溶性ビタミンはそうじゃない。 脂溶性ビタミンは過剰摂取すると好ましくない影響が有り得るのに対して、水溶性ビタミンは過剰分は排出されるだけなので過剰摂取の害はほとんどない。 脂溶性ビタミンは油で調理した方が吸収されやすいのに対して、水溶性ビタミンは水で調理した方が吸収されやすい。 脂溶性ビタミンは煮汁に溶出されにくいのに対して水溶性ビタミンは煮汁に溶出されやすい。 脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンには以上の違いがあります。サプリの中には、多ければ多いほどいいんだろ!といわんばかりにビタミンCを過剰に含んでいるものもありますが、過剰分は排出されるだけなので無駄です。ビタミンCで注意しなければならないことは、体内に留まる時間がたかだか2~3時間に過ぎないということです。たくさん取ることよりもこまめに取ったほうが良いのです。ビタミンCは2~3時間血液に溶けて体内を駆け回ってしまうと効果を失って小水に排出されてしまいます。サプリを過信せず、そういうことも意識していただきたい。
- 貧乏 じじい(@bimbohjijii)
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初めまして。 水をがばがば飲んでおられるのは、喉が渇くからですよね。であれば全く問題ありません、というより、喉が渇けば水を補給しないと脱水状態となり、体に危険な場合もあります。 ビタミンCを効率的に取るには、毎食後服用することです。そうすれば、ビタミンCが食事とともに吸収されるので、必要な量はそれなりに吸収されます。 あと就寝前に服用するのも一つの手です。人間は就寝中に抗利尿ホルモンが分泌され、排尿を抑制します。そのため就寝中は8時間やそこらトイレに行かなくとも平気でいられます。つまり水溶性のビタミンCは体内に長くとどまることが出来ます。(朝一の尿がほかのときと比べ、濃くなっていますがお気づきでしょうか) ただこの方法は、補助的に取られると良いでしょう。基本は毎食後の服用です。