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物理 重心の問題
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切り離した二つの図形とそれをくっつけた正方形の重心位置を考えましょう。 正方形ABDFの重心はOですね。 正方形OCDEの重心はODとCEの交点になります。この点をG'としましょう。 二つの図形からなる系の重心の位置ベクトルはそれぞれの図形の重心の位置ベクトルの加重平均になります。 ここでは中心Oからの位置ベクトルで考えると正方形ABDFから正方形OCDEを切り取った残りの部分の面積は正方形OCDEの面積の3倍ですから 0→=(3*OG→ + OG'→)/4 となります。これを解けばよいでしょう。
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- htms42
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この問題で >解き方が分かりません という質問が出るのは不思議です。 長方形の組み合わせの図形であれば2つの長方形に分ければ重心は分かります。 (この問題であればL型の図形は面積1の正方形と面積2の長方形に分けて考えることができます。) 重心の授業で「重心の分かる図形に分割することができる」という問題でつまづく生徒はほとんどいません。難しいのは円から円をくりぬくというような場合です。そこで初めて#1や#2の方法が出てくるのです。 おまけ #2 >ただし、この解法は、余り拡張性が有りませんから、他の類似の問題(円盤の一部を円形にくり抜くなど)には適用できません。拡張性を重んじるなら、ANo.1さんの解法で考えることができるようにした方が良いです。 円盤の一部を円形にくりぬくという場合、この問題の類似のレベルであれば同じようにして解くことができます。 この問題は「正方形から面積が1/4の小さい正方形をコーナーを一致させてくりぬく」といううものです。円の場合で言うと「円から面積が1/4の小さい円を大きい円の円周に接する状態でくりぬく」というものになります。#2にある方法で解くことができます。 正方形の場合は残りの図形は合同な3つの正方形をつないだものになっていますから分かりやすいです。円の場合、くりぬいた残りの図形は小円が3つにはなりませんが面積は小円3つ分です。対称な図形になっていますから円になっていなくても重心の位置が分かります。 #1の方法でないと解くことが出来ない場合というのは、くりぬく小円の位置が大円に内接していない場合、面積が1/4でない場合などです。でも普通、こういうのは出てきませんね。
- Quarks
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この場合は、図形が極めて単純なので、次のようにして求めることもできます。 ただし、この解法は、余り拡張性が有りませんから、他の類似の問題(円盤の一部を円形にくり抜くなど)には適用できません。 拡張性を重んじるなら、ANo.1さんの解法で考えることができるようにした方が良いです。 図のように、与えられた図形は3つの合同な正方形の集団だと考えることができます。 この中のア,イの重心を考えます。 アの重心はG1,イの重心はG2であることは明白です。そして、重心とは、「その1点に、物体のすべての部分の質量が集中している点と見なせる点」ですから、 物体アの代わりに、 G1に、アの質量(たとえばmとします)が有る状態 と置き換えることができます。同様に、物体イの代わりに、 G2に、質量mが有る状態です。 さて、アとイとからなる物体系の重心は? 明らかに、G3です。(G3はまた、与えられた点の名前を使えばO点のことです) 物体アと物体イとからなる物体系は、 G3に2mの質量を置いた状態 と置き換えられます。 今度は、このG3に有る2mと、ウ(その重心はG4で、ウは、G3にmの質量が有る状態と置き換えることができるわけですね)との重心を求めます。 G3からG4に向かって、m:2mに内分する点がそこ(G)です。 これで、すべての物体を考慮しましたから、最後に得られたGが、求める重心です。 求める長さは、O点からA点に向かって、正方形の対角線の1/2の長さの線分を、1:2に内分する点までの長さです。