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平譲と平城京と、日本語の発音は同じくヘイジョウ
これは単なる偶然でしょうか。何か理由があるのでしょうか。 百済のピョンアンと奈良の都は歴史的関連があるのでしょうか。 奈良県には百済姓の人がいるとか。 平城京では朝鮮語が公用語として使われた、また持統天皇が百済の要請をうけて派兵したとも。 同様に、平井康三郎の平城山は『ならやま』と読まれますが奈良県の奈良と同じ発音ですね。理由は何でしょうか。
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多少、韓国・朝鮮語の心得があるのでそちらからのアプローチを。 「平壌」の現地語読みは「평양(pyeong-yang)」です。 「平城」をハングル読みすると「평성(pyeong-seong)」です。 日本語では「壌」と「城」は同じ「じょう」となりますが、韓国・朝鮮語では「ヤン」と「ソン」となります。 韓国・朝鮮語の漢字の読み方と日本語の漢字の読み方には密接な関連性があり、漢字の読み方の変化を元に、ハングルが発明される前の古代朝鮮語を推理するような学問もあるようです。 私が韓国・朝鮮語を勉強するに当たっては、主に漢字の読み方から入ったということもあり、「日本語での音読みはこうだから、ハングルではこうだろう」あるいは「ハングルではこう読むから日本語の旧かな遣いはこうだろう」と、ある程度推定することができます。 以上のようなことを踏まえて「壌」と「城」を比べてみると、元の読み方が同じであるとはとうてい考えられません。 ハングルの「ㅇ(子音なし)」という字母は、日本語では「ア行」「ヤ行」「ラ行」に変化することが多いですが、その他にはほとんど変化しません。「壌」とか「嬢」などの漢字が日本語では「じょう」となるのは非常に珍しいケースです。 一方「ㅅ(s)」という字母は日本語では主に「サ行」「ザ行」「チャ・チュ・チョの音」に変化します。 さらに、母音部分でも「ㅑ(ya)」と「ㅓ(eo)」は、互換性のない母音で、一方が他方に変化することはまずありません。 ちょっと端折ったところもありますが、以上のようなことから、「“平壌”と“平城”が同じ語源を持つ」とは99%ありえないと思います。 「平城山」が「ならやま」と読まれるのは簡単な理由です。 「奈良の都が“平城京”と呼ばれていたから」です。深い意味はありません。
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- tanuki4u
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인터넷 < イン ト ネッ インターネットのことですが、これをもって、韓国の影響を日本のインターネットが受けているなんて考える人はいない。なぜなら元が英語だと知っているから 漢字は中国語で、東アジア文化圏は中国の影響を強く受けています。 江戸時代の朝鮮通信使は、京都のことを西京と呼んでいます。 中国文化の影響を受けている朝鮮の知識人にとって、東西に首都機能があれば、西を西京、東を東京と呼ぶのは当たり前。そして同じように漢字文化圏にある日本人が、江戸を首都的に名付けようとすれば東京とか東都とか名付けるのは当たり前で、朝鮮の影響ではない。
お礼
『江戸時代の朝鮮通信使は、京都のことを西京と呼んでい』るのは江戸が実質的に日本の首都と認識していたのでしょうか。明快なご回答ありがとう。
- AVENGER
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>平城京では朝鮮語が公用語として使われた、また持統天皇が百済の要請をうけて派兵したとも。 与太話ですね。当時の朝鮮語のことは全くわかっていませんし、平壌を「ぴょんやん」と 発音したかどうかもわかってもいません。 ちなみに百済に住んでいた人種と、現在の朝鮮人とは人種が違います。
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お礼
韓国・朝鮮語からのアプローチは興味深いですね。参考になりました。 「平壌」の現地語読みは「평양(pyeong-yang)」です。 「平城」をハングル読みすると「평성(pyeong-seong)」です。 日本語では「壌」と「城」は同じ「じょう」となりますが、韓国・朝鮮語では「ヤン」と「ソン」となります。 これからすると両者を同一視するのは無理ですね。 「壌」とか「嬢」などの漢字が日本語では「じょう」となるのは非常に珍しいケースです。 何故珍しいケースなのですか?ここが知りたいところです。