• ベストアンサー

「今後」と「向後」の違いを教えて下さい。

辞書で調べたところ、「今後」も「向後」も同じ意味でした。 しかし、どのように使い分けるのか知りたいです。 特に、法律に関係する文書での、「今後」と「向後」の使い分けについて教えて頂けたらありがたいです。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

あくまでも自分の場合の使い分けで回答すれば 今後・・・・特別の当事者の作為なしの状況進捗の場合 向後・・・・何らかの作為によって事象変化が存在しえる将来の場合 ちなみに、小生の恩師は明白な使用分岐していた 例えば、 既に施行している法に対しては、「今後」であるが 将来施行されるだろう法について「向後」と表現している つまり、「今後」は、現在進行形であるが、「向後」は未来進行形?というニアンスである あくまでも小生の周辺の利用であって、一般化されているとは言えないのであしからず

noname#177154
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 具体的なご説明で、とても分かり易いです。 私の見たその念書は、確かに 「特別の当事者の作為なしの状況進捗の場合」の内容について「今後」と表現されており、 「何らかの作為によって事象変化が存在しえる将来の場合」の内容について「向後」となっていました。 あまりにも的中していて驚いております。 また、bismarks0507様の恩師様の使用分岐にも納得です。 大変勉強になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 寡聞にして、法律の条文に「今後」も「向後」も使われているケースは記憶にありません。  命令書や念書のようなものに「向後」が使われることがありますが、用例を考えると、その文章は「文語調」です。  「乙は、向後かようなる事を一切するべからず」的な。  小学生に向かって先生が「向後、こんなことをしちゃダメですよ」とか言っていたら笑えます。  文語調の文章というのは、若干「重み」があるように感じるのは私だけでしょうか。  私だけでないとしたら、多少、念書や契約書などで重みを付けたくて、文語調の言い回しをしている場合には「向後」。  そうでない、ふつうの場合は「今後」、という使い分けで十分だと思います。  

noname#177154
質問者

お礼

私の説明不足にもかかわらず、分かり易く丁寧な回答をして下さり、本当にありがとうございます。 念書や契約書など法律が関与する文書には、文語調で重みを付けるのはとても大事ですよね。 大変良い勉強をさせて頂きました。ありがとうございました。

noname#177154
質問者

補足

回答ありがとうございます。 私が見たのは法律の条文ではなく、念書でした。説明不足で申し訳ありません。 それには、「今後」と「向後」が同時に使われていたので、不思議に思っていました。 複数ある項目のうち、ある項目は 「私は今後、~しません。」 別の項目は 「私は向後、~致しません。」 となっており、同じような内容の文章なのに何が違うのか分かりませんでした。 (文章の内容を詳しく書くと、個人情報に繋がる恐れがあるので伏せました。) 二つの文章をよく読むと、「今後」の文末は「しません」、「向後」の文末は「致しません」となっているので、fujic-1990様のおっしゃる通り、文語調にして重みを付けているのかもしれません。