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国家公務員

1)国税専門官(大卒)と税理士ではどっちの方が、難易度は高いですか?

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回答No.1

まず違いは、 国税専門官は統一の試験があります。 これに対し、税理士は税理士試験のほか、大学院(修士)修了による科目免除、公認会計士や弁護士が無試験で税理士登録できる制度、国税専門官や税務署職員OBが(事実上)無試験で資格取得できる制度等があって、税理士になる方法が色々あります。全科目税理士試験を突破して税理士になる人は実は少数派です。 試験科目については、国税専門官試験と税理士試験はあまり重複しないので単純な比較は難しいと思います。 税理士試験の会計科目(簿記論・財務諸表論)は国税専門官試験に同様のものがありますが、国税専門官試験には民法・商法、経済学、経営学等の科目があることを考慮すると、強いていうなら税理士試験よりも公認会計士試験の方が試験対策として学習するジャンル・基礎的素養として要求される知識の類似性があるのではないかと思います。 国税専門官の試験科目は参考URLを参照して下さい。 国税専門官試験は、これまで、年齢・金銭面の事情で公認会計士試験の受験勉強を続けるのが難しくなった方が次善の策として受験する傾向がありました。あくまで私見ですが、試験の比較だけでいえば国税専門官の方が税理士試験よりもやや易しいように思います。 しかし、上記のように一定年数国税専門官として勤務すれば、税理士の資格が取得可能なこと(税理士の多数派は、国税専門官や税務署職員のOBの方々です)、入試や学位認定が比較的易しい大学院で税法・会計学を専攻し最低限の科目だけ税理士試験を突破する等の方法があります。 そのため、資格取得までの期間・コストを度外視できるのであれば、「税理士の資格取得」(試験合格ではない)の方が、国税専門官試験よりもむしろ易しいように思います。

参考URL:
http://www.nta.go.jp/soshiki/saiyo/saiyo02/shiken/test_02.htm

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