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投資を受ける意味
こんにちは。小さな会社を経営して2年になります。 会社と言っても事実上、個人経営の米国法人です。 日本でも法人登記しています。 昨年から知り合いになった人から、投資したいと 申し出がありました。 しかし経理にあまり詳しくない上(青色申告もぎりぎり やれる程度です)、特に相談できるような相手もいない ので、悩んでいます。 心配なのは、会社は法人格はありますが、資本金は $1000だけしかないのに、数百万単位の投資を受けた 場合、会社が自分のものでなくなってしまうのでは ないかと思っています。 小さな会社の場合は、投資をどうとらえるべきなの でしょうか?恐れることはないのでしょうか? 会社が人手に渡る(映画にあるように乗っ取られたり?) くらいであれば投資して欲しくありません。 通常は投資について、どう対処すべきか教えていただけませんか? よろしくお願いいたします。
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こんにちは。 数百万単位の投資を受けた場合・・・ということですので、「数万ドルの第3者割当増資をした場合」ってことですよね。 まずは、第3者割当増資をすることによって、会社が他人のものになるかどうかを、ケースごとに考える必要があります。 とりあえず、分かり易くするために、現在はangbandさんが発行済株式の全てを保有する100%株主で、今回新たに一人の出資者から数万ドルの出資を受ける・・・という前提で考えますと、 1.第3者割当増資時点での会社の資本(資本金+積立金+剰余金)の金額が、第3者割当増資の金額よりも大きい場合。 この場合、第3者割当増資によって発行する株式数は、現在angbandさんが保有する株式数より少なくなる、つまりangbandさんが発行済株式の過半数を所有したままですから、angbandさんが望まないのに、会社が人手に渡るということはありません。 2.第3者割当増資時点での会社の資本(資本金+積立金+剰余金)の金額が、第3者割当増資の金額よりも小さい場合。 この場合、第3者割当増資によって発行する株式数が、現在angbandさんが保有する株式数より多くなる、つまり第3者割当増資による新たな出資者が発行済株式の過半数を所有することになりますから、新たな出資者の意向しだいで、angbandさんが望まないのに会社が人手に渡る・・・という可能性があります。 第3者割当増資をした場合に発行する株式数の決め方は、実際はもう少し複雑なのですが、基本は上記のような考え方でいいかと思います。 ようは、angbandさんが発行済株式の過半数を保有している限り、angbandさんが望まないのに会社が人手に渡る・・・ということはありませんから、上記「2」に該当するような場合は、次のような対処を取る事になります。 1.第3者割当増資の金額を、angbandさんの株式保有が過半数を下回らない範囲で行う。 2.angbandさんの株式保有が過半数を下回らないように、angbandさんも第3者割当増資で出資する。 3.第3者割当増資を実施しない。 以上のような感じですが・・・長文になり申し訳ないです。
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- HitD
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投資を受ける意味をよく考える必要があります。 何も借金しないで運営できていれば、それに越したことはないと私は思います。 投資を受けるということは、見返りが見込めて成り立つものと考えます。 見込めても世の中には予想外のことが起きます。そのとき、契約内容が貴殿の不利に働かないようにすべきだです。それでも、不安であれば投資をわざわざ受ける必要はないと思うのですが・・・
お礼
アドバイス、ありがとうございます。 そうですね。事業に注目されているようで嬉しい気が 少しはあったので迷いましたが、やはりなんらかの 見返りなしにお金を出してくれるわけないですし、 自力で頑張る方向でいきたいと思います。 契約などはもっぱら苦手(なんて言ってられませんが) 難しい用語などに苦戦しっぱなしなので、不利な契約か どうかを判断できる自身がありませんので、やはり 危険な感じがしてきました。 どうもありがとうございました。
お礼
詳しい内容を教えていただいてありがとうございます。 初めて投資についての概要がわかってきた気がします。 現在は私一人が株主であり、社長である状態で 実質個人経営と変わりません。 私も会社に投資する余裕は今はありませんので、 そうなるとやはり投資を受け入れるのは難しいようですね。 株を発行せずに、事業ごとに投資してもらい、売上を 折半するようなモデルを今後検討してみたいと思います。 小さな会社は資金不足ですし、事業の規模を増やすのにも お金が必要ですが、このご時世にお金を出してくれると いうからにはやはり裏があるように疑ってしまいます。 詳細に教えていただいたおかげで別の道を模索していく ことができそうです。ありがとうございました。