油圧回路 シリンダの負荷の考え方。
油圧回路について相談です。
口では説明しずらいのですが、成形機の金型に中子用油圧シリンダが上下に二本付いており、上側のシリンダは、キャップ側が上向きロッドが下向きになって、下側のシリンダはロッドが上向き、キャップ側が下向きになっております。
中子を入れる時に上下シリンダのキャップ側に油圧を送り(油圧回路は1系統で同調するような感じです)、中子を入れるのですが、そこで油圧回路で疑問があります。
この中子の入、抜、は小型油圧ユニットで行っているのですが、ユニットにマニホールドがありそこに集積弁がのっけてあるので回路を見てみたら、シリンダの速度制御をメータインで行っておりました。カンバラなどの背圧弁もないです。(他には速度制御バルブなどなし、シリンダにもなし)
仮に中子を入れる時、上側、下側のシリンダキャップ側に油圧を送ると、下側のシリンダは、ロッドが荷重を押し上げるように働くので正の負荷になりますが、上側のシリンダは荷重が下向き方向に働いているので、油圧を送ると自走すると思うのですが。その時のそれぞれのシリンダロッド側の油は合流して背圧などかかっていない状態でタンクに戻っております。(配管、継手などの圧損のみ)
この様な、正の負荷、負の負荷が同時に起こる場合は、メータアウト、カンバラなど背圧をかけるのが普通ではないのですか?
図がないので分かりにくかったらすみません!