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『引き当て金』の設定の価値
たとえ『貸し倒れ引き当て金』と『貸し倒れ損失』とのいずれが計上されましても、 『回収不能債権の金額』を示すだけで、 それ等の間には役割の違いが無いのではないか、 と私には思われますが、それ等の勘定科目の峻別の目的は何なのでしょうか? 入門者からの質問ですから、御手柔らかに御願い申し上げます。 http://okwave.jp/qa/q7653772.html http://okwave.jp/qa/q7658482.html
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根本的に存在意義が違います 平成元年度の末(決算期)に未回収の売掛金1,000 があったとし、それがそのまま「回収不能」の見通し が高いとします。でもまだ「回収不能」と決まってはいません、 がほっとくと「本当は今期の費用として計上する」はずの この貸倒が次期に持ち越されてしなうことになります。 そこで 借) 貸倒引当金繰入 1,000 / 貸)貸倒引当金 1,000 [費用勘定] [評価勘定] として、一応今期内の見越し費用として計上します。 で、これが二年度などにはいり実際に「回収不能」と決まった場合 貸倒引当金 1,000 / 売掛金 1,000 とするわけです。費用としてはすでに前期末分として計上されているので 問題ありません 平成5年度4月に発生した売掛金500が同年度内に回収不能が決定 した場合は 貸倒損失 500 / 売掛金500 と直接処理してしまってかまいません。 要は「その期間内の費用・収益」が正しく計上されているか」 の問題です。「売掛金」だろうと「(回収済みの)現金」だろうと それは資産の種類増減の話なのであまりもんだいではありません
補足
有り難う御座います。 繰り越しを踏まえた評価勘定なのですね。