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貸倒損失と貸倒引当金の使い分け
貸倒懸念債権と考えられる売掛金のうち、4割が回収不能と見積もられた。 このケースの問題を解こうとしたところ、貸倒損失を使うと思っていたら、 回答は貸倒引当金を使っていました。 回答 貸倒引当金繰入 XXX 貸倒引当金 XXX そこで質問です。貸倒損失と貸倒引当金は、それぞれどんなときに使うので しょうか? 回収不能と見積もられるなら、 貸倒損失 XXX 売掛金 XXX のように思ったのですが。使い分け方が分かりません。
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質問者が選んだベストアンサー
実務だと決算時点で 貸倒引当金繰入 XXX 貸倒引当金 XXX を立てますね。 将来の貸倒に備えて積み立てるイメージです。 貸倒が確定した時点で (未収のまま3~5年経過とか、破産管財人弁護士から 「御社への配分金は○○円ですよ」って通達が届いた時点) 質問者様のケースだと 「貸倒懸念債権と考えられる売掛金のうち、 4割が回収不能と見積もられた。」 「貸倒懸念債権のうち、~見積もられた」だと貸倒損失を 使いたくなりますが 「見積もられた」→確定ではない→貸倒引当金 という出題者の解釈なのでしょう。
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- f272
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回答No.1
貸倒引当金は,期末において債権が次期以降に回収不能と見積もられたときに計上します。 次期以降で実際に回収不能になったら,そのときには貸倒引当金を取り崩します。貸倒引当金では足りないのであれば貸倒損失も計上します。 貸倒損失は,今期に発生した債権が回収不能になった場合に計上します。
質問者
お礼
おっしゃるように、貸倒引当金の範囲内に収まっていますし、決算整理に関する問題で、今期に発生した債権が回収不能になったという文言はありませんでした。そのように考えるわけですね。
お礼
実務のケースまで書いていただき、ありがとうございました。見積もられた→確定ではない、というあたりがキモですね。