- ベストアンサー
与謝蕪村の 「秋風の吹きのこしてや鶏頭花」について
与謝蕪村の「秋風の 吹きのこしてや 鶏頭花」という句の訳を教えていただきたいのですが、 どなたかわかりませんでしょうか? だいたい予想はつくのですが、はっきりとした答えがほしくて質問いたしました。 鶏頭の絵を描いたのですが、その絵に句をそえたいのですが、 意味をはっきりと把握したかったのですが、調べてもなかなかわからなくて困っています。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
自己流の解釈ですが… 秋風が吹き、辺りの景色が秋さびた中で、鶏頭の花が色鮮やかに咲いている。まるで、秋風がそこだけを吹き残していったのかと思われるほどに。
その他の回答 (1)
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2
「秋風の吹きのこしてや鶏頭花」 「五月雨のふり残してや光堂」 ご覧のとおり、芭蕉の名句のオマージュとも見られるます。 芭蕉の方は、「降り残し」に「経(ふ)り残し」の意味が懸っているので「五月雨<の>」と「の」が生きてくるのですが、蕪村のこの句の場合は「の…て<や>」とすんなり切字に進むので、芭蕉の反照と感嘆の趣に比べて、大風の後で目の当たりにした現実確認の驚嘆がやや勝ってくる印象です。
質問者
お礼
隠れた意味の説明をいただきありがとうございます。 勉強になりました。
お礼
シンプルに答えていただき、ありがとうございました。 思っていたのと、少し違っていたので質問してよかったと思っています。助かりました。