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投資信託での老後資産形成の有効性と注意点
- 投資信託は老後資産形成に有効な手段であり、長期保有・ドルコスト平均法を活用することでリスクを抑えることができます。
- セゾンバンガードなどの投資信託は分散投資が可能であり、自動積み立てもできるため、手間なく取り組むことができます。
- しかし、老後資産として考える場合、現金が必要な時に利益が上がっていない可能性もあるため、慎重に検討する必要があります。最終的な現金化のタイミングについては注意が必要です。
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No.1です。 > こういう万が一という事態は、回避出来ないリスクだとして割り切るしかないのでしょうか? はい。 『100%回避することはできないリスク』と言うべきでしょう。 リスクを許容し、できる限りのリスクヘッジをし、 それでも100年だか80年だかに一度の大恐慌が起きてしまい、 しかも前兆もなにもなくいきなり来たら、そのときはお手上げですよね。 そのリスクがないのがGOLDだ、という人もいます。 そう思うなら、投資信託の分散投資に加えて、GOLDも持っておけば良いのだと思います。 私は、少なくとも自分が生きている間に、気付く間もなく投資信託が紙切れになる事態など起きはしない、「ゼロとは言えない」のはゼロに等しい、 と考えた上で、 普通預金、定期預金、分散・積立の投資信託の陣容で、信じて老後まで続けていこうと思っています。
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- human21
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投資信託による老後資産の形成は、有効ではないと 思われます。 その理由は、投資信託を購入している人の90%以上が 損をしているからです。 この数字は日本経済新聞に掲載されていたものです。 また、ここからは私の投資経験からのアドバイスという 形になりますが、リーマンショック後の世界経済は 激変してしまいました。 株式や株関連の投資信託などに、長期で保有すれば 利益が出るという時代ではなくなっています。 ユーロの崩壊だけでなく、ドル、円も危ない時代です。 ユーロ崩壊だけで世界中の株式市場は暴落すると 予想しています。 いろいろ勉強されているようですが、ゴールドについての 勉強もされると良いと思います。 社会が乱れれば乱れるほど、ゴールドが輝きを増す事は 歴史が証明していますから。
- NPAsSbBi
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投資信託の現金化の時期は、ズバリ「ここと決めたとき」が大原則です。 65歳からの生活費に充てる目的で長期保有していたものは、 65歳になった時点で、利益が出ていようがいまいが、引き揚げます。 65歳になったとき、今は下がっている時期なので、もうちょっと上がるまで保有し続けよう、 というのは、きりのない、駄目な運用の典型です。 引き揚げる際に、できるだけ損をしないように、ドルコスト平均法で積み上げ、 投資先を分散して長期運用するわけなので、 積み立てたお金が必要になったとき、できるだけ儲けて終わりたい、と躊躇していては、 何のための積立だったのか分からなくなってしまいます。 ですので、予定の時期が来たら、迷わずに引き揚げるのが、積立投信の基本です。 お金は、使うために貯めるのですからね。 私はマンション住まいで、会社を定年退職する頃には、管理費と修繕積立金合計で 月額4万円が必要になりますので、 4つのインデックス投信(国内外株式・国内外債券)を保有し、 毎月それぞれに1万円ずつ積み立てています。 これを20年続ければ、最低元本を保持してさえいれば、 以後最低20年間は月額4万円を支払っていけますので、 コツコツと続けていこうと思っています。 私は、各ファンドに50万円ずつ投資で投信デビューしましたが、 それがたまたまリーマンショックでどん底の時だったようで、 余裕のプラス運用を継続しています。 過去からの基準価額推移を調べてみると、ピッタリとインデックスと平行に推移していますので、 定年の頃に、経済が底にある現在よりもインデックスがほんのちょっと上がっているだけで 大きく利益が出るはずですので、 私の実感としては、老後資産に投資信託は有効だと思います。 本も読んで、ちゃんと研究されている方のようですのでご存知でしょうが、 銀行や証券会社に良い良いと勧められて購入するような、 始めに購入時手数料をガッポリ取られ、信託報酬も毎年ガッポリ取られ、 自分が預けた金から出てくるとも知らずに配当金を毎月貰って得した気分になっているような、 ありがちド素人投信では駄目ですけどね。 しっかり勉強し、コストが安くリスクの低い投信を選び出して 長期間積立を続けていければ、今の経済状況をスタートとすれば、 老後にはかなりの高確率で資産形成できることと思います。
お礼
詳しいご回答ありがとうございます。 現金化の考え方について、非常に納得しました。 現金化の時期を決め打ちして、相場が上がっていようが下がっていようが全額引き上げる、というのは、迷いがなく、潔くもあり素晴らしい考えだと思いました。 しっかり研究した上で、堅実な投資をされている方とお見受けした上で、今ひとつお聞かせ願えませんか。 『大暴落1929』ジョン・K・ガルブレイス この著作は1929年に端を発したアメリカの恐慌の様子を直前のバブル期から、ほぼ時系列に沿って解説しています。 よく聞く「100年に1度」という表現は1929年からの世界恐慌、2008年のリーマンショックの事なのでしょうが、実際は80年足らずしか経っていません。 この本を読み、恐慌というものは、割と頻繁に起きるもののような気がしてきました。 当時も、投資信託が登場し、現在も有名企業である、ゴールドマンサックスも、1928年12月に投資信託を販売し始めます。 販売時の価額は1株104ドル。大恐慌後、1932年4~6月には1.75ドル程に下落しています。その他の主要投資信託も1株75ドルあった物が、75セント以下となったりしたようです。 このころは投資信託自身がレバレッジをかけて運用されていたので、上げ幅も大きければ、下げ幅も大きいという状態で、現在とは条件が違うと思います。 しかし、株券が紙くずになるような事態が実際に起こったのは事実です。 (だからこそ債券とあわせてリスクヘッジするのでしょうが...) これをふまえると、 いくらドルコスト平均法で積み立てても、実際の現金化の65歳時に、一気に価額が下落した場合、何十年も積み立ててきた投資信託の価値が1/100になってしまった、というようなリスクも少しあると思うのです。 「途中、若干の上がり下がりはあるけど、最終的には殖えているはず」という考えが、 あまりに楽観的にすぎるような気がしてしまうのです。 こういう万が一という事態は、回避出来ないリスクだとして割り切るしかないのでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに、リーマンショック後の世界経済は、いくら過去に学んだところで予測不可能なものなのでしょうね。 金がある一定の価値を持ち続けるのも確かなことだと思います。 日系新聞の90%が損をしている、という記事も調べてみます。 投資信託がダメならば、老後へ向けての準備は何が妥当でしょうかね? ありがとうございました