こんにちは。
常温で白い蝋燭(ロウソク)なら西洋蝋燭でしょうね。
西洋蝋燭の主な原理は「石油を精製したパラフィン蝋」ですが、固形パラフィン蝋は常温では白く濁ります。
これは、豚肉の脂である「ラード」や牛肉の脂である「ヘット」のように低温では白く固まり、高温になると透明な脂になる性質と同じようなものです。
ですから、昔は鯨から取り出した「鯨油(げいゆ)」を蝋燭の原料にした時代もありました。
そして、蝋燭が燃える原理は蝋燭の芯に染み込んだ蝋が熱で気化して、その気化成分が燃えてるのですから、固形状の蝋が直接燃えてるわけではありません。
すなわち、蝋燭が燃えてる炎周辺の熱で固形状の蝋が液体状の蝋に溶かされて、液体になった蝋が芯に染み込んで、炎の熱で気化して燃えてるのですから、蝋燭は芯がないと簡単には燃えませんが、高温で溶かして液体状にして気化しやすい温度に熱すると芯が無くても蝋は燃えますから、実験してみてください。
(空き缶に蝋を溶かすのが実験に向いてます)
但し、大きな炎になって燃えますから室内では危険なので、屋外の安全な場所で行ってください。
補足
なるほど。。 ロウソクの原理は理解出来ました。^^ ありがとうございます。 >牛肉の脂である「ヘット」のように低温では白く固まり、高温になると透明な脂になる性質と同じようなものです。 何故、溶けると透明に見えるのでしょうか?