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ポテンシャルの問題です
(問) ばね定数kのばねに質量mのおもりが吊り下げられて静止している。 ばねが自然長にある状態を基準とするポテンシャルエネルギー,ばねの弾性力のポテンシャルを求めよ とき方と答えを教えてください!お願いします
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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No.1 です。 ポテンシャルを使って解くなら、運動エネルギーが散逸して、 全ポテンシャルの極小点に、つまりポテンシャルの底に錘が落ち着くという考え方で 計算できると思います。 U=kh^2/2-mgh(全ポテンシャル = ばねと重力のポテンシャルの和) dU/dh = kh-mg = 0 ⇒ 極小点 h = mg/k このとき全ポテンシャル U = -(mg)^2/(2k) これがポテンシャルの底値で 弾性エネルギー=kh^2/2=(mg)^2/(2k)
#1です。まだご質問が開いている、間に合ったようです。 すみません、間違えました。バネを一定の力mgで引き延ばしたわけがないだろうっ!>自分orz #2 tknakamuri様のご回答通り、力の釣合を使うべきでした。 kh=mg ∴h=mg/k U=(1/2)kh^2=(mg)^2/k tknakamuri様のご回答通りで、私の#1は間違いです。 もともとミスが多いですが、ここのところミス率が増加中です。ちょっと禁酒とかします(^^;。 tknakamuri様のご教示に感謝し、質問者様にはお詫びします。 毎度毎度、申し訳ありません。 P.S. お詫びがてら。バネと重りの系全体ですと、ポテンシャルエネルギーUは、以下のようになります。 U=kh^2/2-mgh=k(mg/k)^2/2-mg(mg/k)=(mg)^2/2k-(mg)^2/k =-(mg)^2/k こうせねばいけませんでした。重りの位置エネルギーが一定の力F=mgと距離hの積(幾何学的には長方形の面積)なのに対し、バネはF=khで直線的に増えて行く力なので、距離hとの積の半分(幾何学的には三角形の面積)。 それを計算すると全体ではマイナス。重力による位置エネルギーに対し、バネの弾性エネルギーが足りないからこそ、持ち上がらずに静止するのでした。 これを0と置いたのが間違いでした。自分で「手が受け取ったエネルギー」と書いておきながら……。それが系全体で不足する、つまりマイナスになる原因なのに。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
- ベストアンサー率35% (674/1896)
ばねののびを h とすると、 kh = mg なので h = mg/k 弾性エネルギー = (1/2)kh^2 = (mg)^2/(2k)
題意がちょっと分かりにくいんですが、以下のようなことかもしれません。 バネの自然長の位置を基準にして、重りにより、そこからhだけ下がったとします。 これは、ポテンシャルエネルギー(位置エネルギー)U1として、U1=-mghです。上向きを正と考えて、負にしてあります。これが重りが「失った」位置エネルギーです。 きちんと求めるなら、力F1=mgを移動距離hで定積分します。 U1=∫[0→h]mgdx=-mgh バネの自然長からの変位がxのとき、力F2=kxとなります。バネのポテンシャル関数は、実はバネに溜まる弾性エネルギーU2です。これも、力を距離xで定積分すれば求まります。 U2=∫[0→h]kxdx=(1/2)kh^2 これがバネのポテンシャル関数、つまり弾性エネルギーです。ちなみにxの2乗になっているので、伸びても縮んでも正になります。 バネと重りの為した仕事以外にエネルギーが加わっていないとすれば、力学的エネルギー保存の法則により、これが位置エネルギー-mghの為した仕事とバネの得た男性エネルギーの和が0になります。 U1+U2=0 ∴-mgh+(1/2)kh^2=0 ∴(1/2)kh=mg ∴h=2mg/k したがって、バネのポテンシャル関数、つまり弾性エネルギーをhを用いずに表すなら、 (1/2)kh^2=(1/2)k(2mg/k)^2=2(mg)^2/k のようになるということでしょう。 P.S. 普通は、自然長から重りを放せば単振動します。このときの力学的エネルギー保存の法則は、重りの位置エネルギー、重りの運動エネルギー、バネの弾性エネルギーの三つの和が0となります。 お示しの「静止」ということは、充分に時間が経って、バネの内部摩擦抵抗や空気抵抗に伴い(これで運動エネルギーがロスする)、単振動に伴う運動エネルギーが失われた。 もしくは手でゆっくり重りを下げたことにより、運動エネルギーとなるべき分が、手で支えられた重りが移動したため、運動エネルギーとなる分が手によって吸収された。 といったように考えておくところかと思います。