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生か死かを分けるスイッチ
- プログラム細胞死は植物のいたるところにいる微生物の広範囲な分布に対する長期持続型免疫です。
- 核内において、NPR1は植物防御遺伝子の発現を調整します。
- サリチル酸は物理的にNPR3とNPR4と受容体のように相互作用し、ただし、この相互作用はアダプタータンパク質とNPR1の相互作用に対して対立的な効果を持ちます。
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原文には無料ではアクセスできないようです。お示しの文章だけから。 >(1)PCD triggers long-lasting immunity against a broad spectrum of microbes throughout the plant ― a protective mechanism referred to as systemic acquired resistance. 「プログラム細胞死がきっかけとなり、植物全体に渡る広域抗菌スペクトルに対する長期間続く免疫は、全身獲得抵抗性として知られる防御機構となる。」 >(2)Onece in the nucleus, NPR1 regulates the expression of plant defence genes. 「いったんNPR1(心房性ナトリウム利尿因子受容体A?)が細胞核に入れば、植物の防御遺伝子の発現が抑制される。」 >onceの訳の仕方がわかりません。こうでいいのでしょうか。 NPR1は移動するものだったと思いますので、「いったん~すれば」ではないかと思います。 (3)Thus it seems that salicylic acid interacts physically with NPR3 and NPR4 in a receptor-like manner, but that this interaction has opposing effects on the adaptor proteins' interactions with NPR1. したがってサリチル酸は物理的に受容体様形式においてNPR3と4と相互作用するが、この相互作用はNPR1との適合たんぱく質相互作用の反対の効果を持っている可能性がある。 でいいのでしょうか。 「したがって、サリチル酸はNPR3とNPR4と、レセプターに似た様式の理学的な相互作用があるようだが、その相互作用はアダプタータンパク質(受容体に結合して情報伝達制御する)のNPR1との相互作用を抑制しているようでもある。」 >(4)Hence, Arabidopsis plants contain two salicylic acid receptors, NPR3 and NPR4, which differ in their affinity for the hormone and in their roles in NPR1 degradation, with NPR3 mediating NPR1 breakdown only in the presence of salicylic acid and NPR4 only in its absence. 「よって、 アラビドプシス属植物(アブラナ科でモデル植物として多用される)にはサリチル酸レセプターとして、NPR3とNPR4があり、それらは、ホルモンに関する親和性や、NPR1低下における役割において異なっており、さらにNPR3がNPR1を壊変するのは、サリチル酸があり、同時にNPR4が無い時に限る点でも相違がみられる。」 カンマは区切り(そのため言い換えるときに使ったり)、andが結びつけるという点に注意すればいいと思います。 >(5)However, infection causes salicylic acid levels to increase systemically as well as locally, with its concentration decreasing gradually with increasing distance from the infection site. 「しかしながら、感染が起こると、局所的にも全身的にもサリチル酸の濃度は上昇するが、感染部位から遠いほどサリチル酸の濃度は低下する。」 >カンマのあとに続くwith は必ず日本語訳にする場合は初めに訳さなくてはいけないのでしょうか。 ケースバイケースと申し上げるよりほか、ありません。 >あとits concentrationのitsはサリチル酸を指すのでしょうか。 levelsは複数形名詞でしょうから、itsがどうも変な感じはしますが、salicylic acidだけを指しているのでしょう。 >それだと文頭で増加を示すという言葉とは逆のdecreasingが続くので意味が分からない状態になってしまっています。 感染部位からの距離がincreaseするほど、サリチル酸の濃度(concentration)がdecreaseするということかと思います。
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#2です。すみません、また間違えました。対句的にはっきり書かれているのに、読み間違えて情けないです。orz >>(4)Hence, Arabidopsis plants contain two salicylic acid receptors, NPR3 and NPR4, which differ in their affinity for the hormone and in their roles in NPR1 degradation, with NPR3 mediating NPR1 breakdown only in the presence of salicylic acid and NPR4 only in its absence. 誤>「よって、 アラビドプシス属植物(アブラナ科でモデル植物として多用される)にはサリチル酸レセプターとして、NPR3とNPR4があり、それらは、ホルモンに関する親和性や、NPR1低下における役割において異なっており、さらにNPR3がNPR1を壊変するのは、サリチル酸があり、同時にNPR4が無い時に限る点でも相違がみられる。」 正>「よって、 アラビドプシス属植物(アブラナ科でモデル植物として多用される)にはサリチル酸レセプターとして、NPR3とNPR4があり、それらは、ホルモンに関する親和性や、NPR1低下における役割において異なっており、さらにNPR3がNPR1を壊変するのはサリチル酸があるときのみ、NPR4だとサリチル酸が無いときに限る点でも相違がみられる。」
お礼
NPR4はサリチル酸がないときなのですね。つまりitsはサリチル酸を指してこれがないNPR4は壊変してしまうのですね。補足ありがとうございました。
- snorioo
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(1)PCD triggers long-lasting immunity against a broad spectrum of microbes throughout the plant ― a protective mechanism referred to as systemic acquired resistance. PCDは全植物界に存在する広範な種類の微生物に対する長期的に持続する免疫機構-組織的獲得抵抗として言及された防御機構-を起動する。 a broad spectrum of microbes = 広範な種類の微生物 (2)Once in the nucleus, NPR1 regulates the expression of plant defence genes. いったん核内に入ると、NRP1は植物の防御遺伝子の発現をコントロールする。 (3)Thus it seems that salicylic acid interacts physically with NPR3 and NPR4 in a receptor-like manner, but that this interaction has opposing effects on the adaptor proteins' interactions with NPR1. したがってサルチル酸はNPR3およびNPR4と、受容体的方法で物理的に相互作用するが、この相互作用はアダプタータンパク質のNRP1との相互作用を阻害すると思われる。 (4)Hence, Arabidopsis plants contain two salicylic acid receptors, NPR3 and NPR4, which differ in their affinity for the hormone and in their roles in NPR1 degradation, with NPR3 mediating NPR1 breakdown only in the presence of salicylic acid and NPR4 only in its absence. したがって、アラビドシス植物はNPR3とNPR4という二種類のサルチル酸受容体を持っている。これらはホルモンに対する親和性およびNPR1の分解に果たす役割において異なっている:NPR3はサルチル酸が存在するときにNPR1の分解を仲介するのに対して、NPR4はサルチル酸が存在しないときに同過程を仲介する。 (5)However, infection causes salicylic acid levels to increase systemically as well as locally, with its concentration decreasing gradually with increasing distance from the infection site. しかし、感染によってサルチル酸のレベルは全体的にも局所的にも増大するが、(サルチル酸の)濃度は感染場所から遠ざかるにつれて希薄になる。 with increasing distance from the infection site 感染場所からの距離が増大するにつれて=感染場所から遠ざかるにつれて
お礼
with NPR3 mediating NPR1 breakdown only in the presence of salicylic acid and NPR4 only in its absence. どこが動詞でどこが名詞かの解釈が混在してしまい本当にわからず仕舞になりそうだったことろを丁寧な日本語の解説のお陰でようやく文章の意味が理解できました。 いつもほんとうにありがとうございます。またこの度はお礼が大変遅くなりもうしわけございませんでした。
お礼
onceはいったんという作用の頻度を表すような場合に用いるのですね。納得です。 oppositing の訳が相互作用を抑制という反作用ではなく制限しているというような訳にするとこの文章の真意がわかるのですね。納得です!! with NPR3 mediating NPR1 breakdown only in the presence of salicylic acid and NPR4 only in its absence. withが区切りでandが結び付け。本当にわかりやすい説明でようやく文章が自力で読めることに近づけそうです。