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三月ウサギについて
不思議の国のアリスの中で、一番自分で面白いと思っているくだりは、三月ウサギが出てくる部分です。ウサギの狂いっぷりは、読んでいて、どこか筋がとおっているように思えます。作者が数学者だったからこのような発想というか、ピントが外れてるようでいてポイントがずれていないのでしょうか。うさぎのひらめきかたが感心します。 このような感覚になれる、(数学者の本だとよいのでしょうか?)本を教えてください。鏡の国のアリスは読む予定です。
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noname#217196
回答No.2
お礼
意味論とか、論理という観点から、物語を読むという視点があるのは、目から鱗でした。自分的には、筒井康隆は、ナンセンスという点で、似通っている気がしていました。 具体的に言うと、ルイスのほうが、上品で洗練されていて、きれいな感じがするのですが、なんという小説だったか、人物の顔が、驚いた拍子に、馬になってしまうところや、きむこという女性が、山手線にのりながら、自分も一緒にぐるぐる回る、というところです。 筒井氏は、星新一によると、ある時期までは、凶器のような、内部にマグマの、腐ったの、といえばいいでしょうか、そういうものを秘めていたそうで、それを、小説に昇華できるようになってから、落ち着き始めた、というのを聞いたことがあります。小説に放出することができて、すっきりしたんでしょうか。マグマというと、人間、誰でも、煮えたぎるものをかかえてたり、人によっては、小さかったり、静かだったり、時期を過ぎれば穏やかになったりして、おちついていったり、残念な場合は、犯罪とかへ向けられる気がするのですが、なぜそう思かというと、ビーズの稲葉さんが、マグマというゾロ曲を出していて、彼の内面を想像すると、(インタビューなど思い出したりして)内面に、爆発しそうなものを持っているから、あんなにたくさん、氏がかけるんだろう、と思っていたりしたので。どっちかというと、稲葉さんのは、健全なもののように思えるのですが、氏の場合は、間違うと、凶器のほうへ行ってしまうというか、どこか破たん的なほうへ向かっていきそうな感じがします。生産的じゃなくて、想像とか、より、破壊的な感じがします。氏は、なぜそこまでとおもうほど、女性をこき下ろす表現を話のなかでしていて、「どうして、ここまで、歪んだ考え方をするのか?」と思っていました。本質をえぐるというか、正常なラインを超えた、突き抜けるようなまなざしをもった方なのかな、と思います。能の中が、スパークしているような、あれは、禁欲的に生きている人の反動のようにも見えます。あまり押さえつけると、反動がすごいですよね。氏は、頭もすごくいい人ですが、押さえつけられたsとの、跳ね返る力が、普通の小説家とは、比較にならない木がします。どこか、普通の人は取ってない神経が脳に走っている感じがします。怪気炎という言葉でいつだか説明されていましたが、少し怪物に近いような人です。芸術家というのは、こういう風に、モラルとのはzまを綱渡りしてるんだな、と思わせる人です、策hンをみると。え、そんなことを、軽い読み物のタッチで、書いたら、かえってまずいんじゃないの?というものが多そうです。科ルーク、すごいえぐいことを書いてきます。キャロルは、やはり、おとぎ話で、子供も読めるように、という感じで、夢がありますし、イギリスという空気を入れると、なんでこんなに、上品な感じになってしまうんだろう、という気がします。。お茶会なんて、はいてぃーを連想させて、ブリてぃっしゅな、スコーンとか、紅茶とか思いう科b手、もうそれだけで、貴族の世界を思い浮かべます。上流社会とか、貴婦人とか、上流階級の世界を思い浮かべてしまいます。そういう雰囲気を持たせつつ、三月ウサギが、ウサギというのも、ピーターラビットみたいな、愛くるしい様子を思わせるので、狂ってても、あまり気になりません。ウサギが、こちらの価値観を一層するのですが、、ハチャメチャでもなく、やはり、意味があるのでしょう。だから、おすすめされたものの中で、一番読んでみたいのは、意味論と、論理ですね。ありがとうございました。