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カシューナッツの果実の謎

カシューナッツはユニークな果実(偽果)を形成することで知られていますが、なぜあのような果実をつけるのでしょう? 果樹が果実を発達させる理由は主に動物に食べてもらって種子を遠くに運んでもらうことだと思っていたのですが、カシューナッツのように食べられそうな部分の外に種子があるというのは腑に落ちません。 ご存じの方、あるいはそれらしい仮説をお持ちの方がいましたら、ご回答よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • thegenus
  • ベストアンサー率49% (330/673)
回答No.3

パソコンを使う日本猿もはるばるカシューを輸入して栽培を楽しんでいるようですね。果実目当てではなく栽培目的で、種だけ輸入ですがね。 サルが種をぶら下げた果実をもぎって運ぶ。種が外にあっても中にあっても同じです。むしろ中にない方が食べられる危険性が低い。カシューナッツの殻には毒があるそうですから、よほど食べられたくないのでしょう。実際、カシューナッツは美味です。(商品化される前の種の味を私は知りませんが)美味しい種がかじられるとその旨さに気がつかれてしまうかもしれません。隠すのではなくて、可食部である果実から遠ざけた、その一番簡単で適当な姿が果実の外側に位置する事なのです。 以上が、私の仮説です。 誰かがカシューナッツを品種改良して日本の庭でも自生するようにして欲しいです。

f7d84xh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに猿のような動物なら種子を果実ごと持ち去りそうですね。 無理なく説明できる説だと感じます。

その他の回答 (3)

  • ify620
  • ベストアンサー率28% (228/794)
回答No.4

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%84 こちらに、解説が有りました。  カシューナッツは生では果肉の部分は食べられますが種子の方は食べられません。  以前、サモア国で苗を貰って育てましたが、ナッツ部分は捨てていました。名前は聞いていたのですが、田舎育ちで食べたことが無かったのです。十数年前になって、カシューナッツの私が捨てていた部分が商品として流通していることが分かりました。同名の別種だと思っていました。 f7d84xh 様が疑問に思われるのことには、全く同感を覚えます。  

f7d84xh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私も一度カシューの果実を食してみたいものです。

  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.2

#1です。後から思いついたことがありましたので、追加です。 カシューナッツの木の通信販売サイトを見てみると、生育環境について日陰を推奨しているようです(Wikipedia には記載なし)。一方で、成木は樹高 8-15m程度とされていますので、ある程度の大きさになると直射日光でも問題なさそうです。 参考通販サイト:http://wpm.commotion.jp/profile.cgi?key=Anacardium&label=4&tpl=viw_nuts&view=rvs このことから考えると、カシューナッツの木は植物群落中の日陰の環境で成育し、成木になると単独で群落を作る傾向があるかもしれませんね。 植生遷移(植物の種類が時間経過によって変化していくこと)では森林は最終的に陰樹ばかりになってしまいます。カシューナッツの木も同じような戦略をとっている可能性があるのかもしれません。別のたとえをすると、コンビニエンスストアーの出店戦略などで言うドミナント戦略みたいな感じでしょうか? これもあくまでも推定ですので、一つの参考意見と思ってくだされば幸いです。 参考:Wikipedia 遷移 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%B7%E7%A7%BB_(%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6)

f7d84xh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かにそれならばあまり遠くに種子をばらまく必要がありませんね。

  • yanbaru00
  • ベストアンサー率60% (20/33)
回答No.1

初めて聞いた情報でしたので少々調べてみました。 ご質問中の偽果はカシューアップルと呼び、食用になり鳥も好むそうですね。対して種子を含む真果は、仁であるカシューナッツを食用にするには加工が必要だそうです。真果は生だと強力な有機酸や青酸配糖体が含まれており、その殻にはウルシオールも含まれているそうです。 以上を考えると、偽果部分は鳥類を含む動物に食べられるように進化していますが、真果部分はむしろ動物に食べられることを防ぐ方向に進化しているようです。そのことと形状をあわせて考えてみると、偽果部分だけを動物に提供し、種子(あるいは真果)はそのまま落下するような特性になっているように思えます。 >主に動物に食べてもらって種子を遠くに運んでもらう 一般的にはこちらの方が普通ですが、カシューナッツは何か特別の理由でもあるのでしょうかね? 実際にどのような動物(鳥類)がカシューアップルを餌とし、どのように食べるのかがはっきりしないので、単なる推定ですけれどもご参考になればと思い書かせていただきます。 参考:Wikipedia カシューナッツ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%84 フィリピンの民話「カシューナッツの殻」(個人ブログ)http://ameblo.jp/kamokamo17/entry-10305050723.html

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