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多数の結晶面における回折について

結晶中で面間隔dの結晶面が多数存在している場合、一番上の結晶面から遠くなるほど、第一面に対する位相差が大きくなるので、ブラッグの条件から少しでもずれただけで干渉が弱められ、回折ピークが鋭化するという考え方は合っていますか? 教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • freulein
  • ベストアンサー率39% (94/237)
回答No.2

第1面と第n面の反射波の位相差を考えることは間違っています。第n面と第n+1面の反射波の位相差だけを考えるのです。回折ピークの鋭さは格子ひずみとX線(電子線)の波長のゆらぎと試料の線吸収係数(回折角)とで説明されるでしょう。

その他の回答 (2)

  • 101325
  • ベストアンサー率80% (495/617)
回答No.3

その考え方で合っています。 より詳しくは、「ラウエ関数」について調べてみてください。

  • wata717
  • ベストアンサー率44% (72/161)
回答No.1

多分X線入射を考えておられると思いますが、その波長にも依存しますがX線入射深さは0.1mm程度です。 他方X線は光ですから速さ300000km/sです。従って到達時間差による位相差はまず考慮する必要は無視 できると思います。

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