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多数の結晶面における回折について
結晶中で面間隔dの結晶面が多数存在している場合、一番上の結晶面から遠くなるほど、第一面に対する位相差が大きくなるので、ブラッグの条件から少しでもずれただけで干渉が弱められ、回折ピークが鋭化するという考え方は合っていますか? 教えてください。
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第1面と第n面の反射波の位相差を考えることは間違っています。第n面と第n+1面の反射波の位相差だけを考えるのです。回折ピークの鋭さは格子ひずみとX線(電子線)の波長のゆらぎと試料の線吸収係数(回折角)とで説明されるでしょう。