サラブレッドはご存知でしょうか。
お皿のようなパンでもマッサラな弾でもありません。
競馬界で幅を利かせて走っている「競走馬」の品種です。
競馬狂いの金持ちが多いイギリスで、より早く走るために幾つかの血統の馬の交配を繰り返した結果として生まれた品種で、速く走ることに長けていますが、肉体的・精神的にデリケートと、なかなかに扱いにくい奴らです。
さて、「サラブレッド的な選ばれた人」の意味。
前後の文脈も見たいところですが、おそらく後の「選ばれた」を強める意味で「サラブレッド的な」という言葉が掛かっているのでしょう。
前述のように足の速い血統を掛け合わせた血統がサラブレッドであり、サラブレッドというだけでそれは「足が速い」と同義語と言っていい。つまり「サラブレッド的」なという言葉はここでは「優れた性質を持つ」という意味を暗示しているわけです。
同じように、「走るのが遅いサラブレッドのような」なんて言うと、存在意義がないとか、ダメダメな存在といった意味になるでしょうね。
お礼
競馬ファンでしたら、「サラブレット的な」のニュアンスがよく分かるでしょうね! 大変参考になりました。アドバイスありがとうございました。